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Blueming:dailianインタビュー【日本語訳・意訳誤訳有り】


[一線越えるPDたち]「BLドラマ第1世代、ファン・ダスルPDにも『挑戦』であったBlueming」

「BL人気?雰囲気は明るいが現実の厳しさを知っているからこそ、一層熱烈に応援するようだ」
「主人公ケミ(
케미:人と人が出会い化学反応[chemistry]が起こる、という韓国語スラングで『相性が良い』の意味)のために、撮影前のミーティング、リーディングを繰り返す…感情線について話し合いながら作品にのめり込んでいった。」

<編集者>オンライン動画サービス(OTT)市場が拡大しコンテンツが溢れ出すにつれ、テレビプラットフォームでは感じられなかったユニークな楽しみを提供しています。創作者も新しい試みをすることができ喜ばしいですが、もう一つの道を切り開く過程は簡単ではありません。視聴者たちに新鮮な面白さを与えるため、孤軍奮闘中のPDたちに会って話を聞いてみました。

2020年に公開されたBLドラマ<君の視線が止まる先に>を演出したファン・ダスルPDが新しいBL作品に戻ってきた。今回は制作会社NEW初のBLドラマ<Blueming>を通じて、2人の映画科学生シウォンとダウンのロマンスを描いている。

人気BLウェブトゥーン<人気は何か間違っている>を原作とするこのドラマは、ファンPDが<君の視線が止まる先に>を共にしたプロデューサーから提案を受け始まった。原作が盛り込んでいる人物の初々しさに魅了されたファンPDが快く提案を受け入れ、彼女の3度目のBLドラマが視聴者たちと会うことになった。

「提案を受けて原作を見ると台詞もそうで、人物たちがかわいらしく感じられた。従来の自分が持つ結果、似たような作品だと思った。原作を見ながら自然と作家さんに会いたい、とそう思いながら楽しくもあった。やることになれば、原作とともに良いシナジー効果を出すことができそうだった。」

ウェブトゥーンをドラマに移す過程で「変化」は必要だった。タイトルはもちろん、既存のキャンパス物との類似性を避けるため、主人公たちの学科を映画学科に変え、新しいエピソードを作り出したりもした。ユニークな興味を作り出すために悩みながら、人物の家族や友人の話も一緒に盛り込まれ、これにファンPDも今回の作品を通じ素材の幅を広げる挑戦をすることになった。

「人物の学科も変わり、家庭歴も追加され、原作とは少し変わった。原作内容をそのまま持っていくと原作の色を望む人が多いと思った。また、キャンパス物で見た典型的なものから抜け出したかった。教養を聞いて会ったり、こうした設定から脱皮しようと映画学科を選んだ。本人の映画を作りながら痛みを昇華させる過程なども盛り込もうとした。 二十歳はまだコミュニケーショに未熟で、ミスをすることもある年齢ではないか。足りないものや傷のようなものを描いてみたかった。」

ファンPDがもう一つ気を遣った部分は、主人公同士の「ケミ」だった。<Blueming>は主人公たちのメロドラマがどれほど初々しくまた、切なく描かれるかによってドラマとの完成度が決まるロマンスジャンルだったからだ。これを受けファンPDは1対1のオーディションではなく、ペアを組んでオーディションを一緒に受ける方式を選ぶなど、準備過程から人物同士の調和を念頭に置いた。

「演技力そのものも重要だが2人のコンビネーションも重要だった。オーディションを受ける時ペアを組んでみたりもした。たくさんの方々に会って、長く見たりもした。オーディション後は撮影前にミーティング、リーディングを長く行ったり感情線についての話もたくさん交わした。そうしてわたしも作品にもっとのめり込み、主人公たちもそうだった。準備期間中お願いをしなくても、2人の主人公は別の日に練習をしていた。」

この作品で3度目のBLドラマを演出し、今やBLドラマ界でファンPDは欠かせない人物になった。2020年に公開されたカンPDの初演出作であり国内初のBLドラマ<君の視線が止まる先に>は公開当時、中国微博のKドラマ部門1位を占め日本楽天テレビの総合ドラマ部門1位を達成するなど熱い人気を博した。その後公開された<To My Star>も大きな人気を得てシーズン2の制作を確定するなど、BLマニアたちの熱い支持を受けている。彼女は「BLドラマが含む痛みがマニアたちの深い没入を誘導するようだ」と今の人気を分析した。

「友情は愛の一種だ」という考えがあったが、その瞬間BLモノに出会い演出することになった。ありがたくも人気を博しながら、引き続きBLドラマ作業を行っている。やってみると魅力はBLジャンル自体は性アイデンティティのような暗い面を扱わないが、現実世界で難しさがあることを前提とするように映ったりするようだ。彼らの愛が一層痛く美しく感じると、より熱烈に応援するのではないかと思う。」

ウェブドラマ<思いどおりにする恋愛>、<300歳20学番>の脚本を書き、ドラマ作家として活動していたファンPDは<君の視線が止まる先に>を通じて監督に領域を広げた後、国内外はもちろんドラマと映画の境界まで行き来しながら幅広く活動している。先立って<君の視線が止まる先に><To My Star>を映画バージョンに再編集しNetflixで公開、コンテンツの新しい活用法を見せたりもした。このように様々な領域を行き来するのはもちろん難しいが、喜んでこの過程を楽しんでいた。

「難しくないと思っていたが、演出に慣れるとシナリオ作業をする時に戻ってくる時間が要る。最近撮りながら不思議なことは、わたしがドラマを撮影しながらもこれがどこで放映されるか分からないということだ。もちろん最初から決めておく作品もあるがそうでない場合も多い。もちろん、だからといって大きく変わるわけではなく、それも面白い経験になっているようだ。次第に境界が崩れつつあるが、大きな枠組みから見れば話を伝えるという点で同じようだ。」

©︎dailian

※機械翻訳含め素人翻訳につき、あくまで参考程度にご覧ください。また、意訳誤訳気になる点等ございましたらご指摘頂けますと幸いです。

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