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Blueming:ソウル新聞インタビュー【日本語訳・意訳誤訳有り】


「BLだけで4度目」…94年生まれ監督が「男男カップル」を撮る理由

<君の視線が止まる先に><To My Star>に続き<Blueming>を制作
「愛は多様…私たちの周りにいる恋人たちの姿を込めた」

最近、オンライン動画サービス(OTT)ワッチャのオリジナルドラマ<セマンティックエラー>が大人気を博し、男性の恋愛「BL(Boys Love)」ジャンルがドラマとしても注目されている。従来ウェブ漫画やウェブ小説として主に読まれていたのが、ドラマとしても活発に制作され視聴者層が早いテンポで増えている。

BLドラマ界でファン・ダスル監督は「ゴッドダスル(神を意味する「god」と名前を合わせた言葉)」というニックネームで有名だ。BLドラマ<君の視線が止まる先に(2020)><To My Star(2021)>に続き、今年は<Blueming>と<To My Starシーズン2>まで連続制作された。単にたくさん撮ったというわけではなく、画面に自然と映る彼女だけの暖かい目線は、国内外の多くのファンを引きつけ人気を集めている。

1994年生まれのファン監督は最近、ソウル新聞とのインタビューで「わたしはファンピック世代だ」とし、「好きな歌手を主人公にしたファンピックはもちろん、多様な内容のウェブ小説に日々接し大きくなったので、イチャイチャする甘い話にとても心が惹かれた。」と話した。

彼女が最初から「BLドラマだけを撮る」と言ったわけではない。ファン監督は「スタートは愛を誰が定義するかについての悩みだった」とし、「イ・ソンマンの愛が正しいというのは社会的に学習されたようだった。世の中にはいろんな種類の愛があるということを見せたかった。」と話した。

▲メジャー投資配給会社ニューで発売したBLドラマ<Blueming>の主役たち。国内BLドラマの第1世代演出者に挙げられるファン監督は、感覚的な演出でがっちりとしたファンダムを構築している。
NEW提供

監督がBLドラマで表現しようとするのは、主人公たちがゲイカップルとして経験しなければならない困難や苦難ではない。私たちの周りによくある恋人、友達の姿だ。<君の視線が止まる先に>は友情と愛の間の微妙な感情を扱い、ウェブトゥーン<人気は何か間違っている>を原作にした<Blueming>は、大学映画科の同期たちが互いに染み込むキャンパスロマンスを描いた。彼女は「キャラクターが実際、私たちのそばにいるような感じを与えようと努力した」とし、「2人の主人公の感情線がメインプロットだが、大学生として経験する学校生活や家族の話など、1人1人の成長ストーリーにも気を使った。」と話した。

俳優たちを渉外する時は演技の実力と呼吸、別の言葉で「ケミストリー(化学反応)」を最も重要視した。彼女は「<Blueming>はウェブトゥーンを劇化するものなので、俳優オーディションだけで3回にわたったほど負担が大きかった。」とし、「キスシーンも悩んだが、実際俳優たちは一つも緊張していなかったよ、幸いにも無事に撮影を終えた。」と笑った。

このような監督の情熱がファンにも自然に伝わったように、<To My Star>は先月BLドラマの中で初めて主演俳優たちとオフラインファンミーティングを開いた。同作品は公開後、日本の楽天テレビデイリー部門と微博で全体1位を占め、終映後映画バージョンでNetflixにサービスされるなど海外でも大きな人気を集めている。

性的少数者視聴者のフィードバックも大きな力になったという。彼女は「一般的なクィア映画は結末が悲劇の場合が多いが、BLドラマは性的少数者が当然の世の中を描いているから慰めになったという反応を聞いた」とし、「監督として認められたようで感動した。本当に愛の物語として見てくれたという言葉が嬉しかった。」と話した。

「これからは女性主人公たちが出演するGL(Girls Love)ジャンルにも挑戦してみたいし、音楽映画が好きで音楽をテーマにしたドラマも作ってみたいです。完全な愛、不完全な愛、揺れ動く愛、いろんな話でお会いしたいです。」

キム・ジョンファ記者

©︎ソウル新聞

※機械翻訳含め素人翻訳につき、あくまで参考程度にご覧ください。また、意訳誤訳気になる点等ございましたらご指摘頂けますと幸いです。

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