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Blueming:︎SportsWインタビュー① 【日本語訳・意訳誤訳有り】


ファン・ダスル監督「3話副題スリラー?僕を中に入れてよという意味」

[SportsW ノ・イスル記者]

「学生時代、親しい友達が他の友達と遊んだら嫉妬しないか。わたしに返事をしてくれないと憂鬱になった経験もある。友情も愛の一種のようで、その感情をどんな単語で定義するかによって違うようだ。」

ファン・ダスル監督は韓国BLドラマファンの間では「갓다슬(ゴッドダスル)」と呼ばれている。BLドラマ不毛の地だった韓国で2020年に初めてBLドラマ<君の視線が止まる先に(以下、君の視線)>を披露した。続いて<To My Star>まで感覚的な演出で同性間の愛を慨然性のある叙事で表現し、韓国BLドラマの大衆化に先導したという評価を得た。韓国のBLドラマでは欠かせない人物だ。

そんなファン・ダスル監督が3番目のBLドラマを披露した。韓国の有名投資/配給会社ニュー(NEW)が制作したBLドラマ<블루밍(Blueming)>(監督ファン・ダスル、提供/配給NEW、原作ウェブトゥーン<人気は何か間違っている>)だ。ファン・ダスル監督は演出と脚色に参加し、もう一度韓国BLドラマファンに「갓다슬(ゴッドダスル)」であることを証明した。公開前ソウル麻浦区にあるスポーツW本社で会い、「あまりの緊張でプレッシャーがかかるが、一方では楽しみだ。ファンは評価が冷静だ。謙虚に受け止める準備をしている。」と感想を伝えた。

先月31日に公開された<Blueming>は、どこに行っても人気を独占していたチャ・シウォン(カン・ウンビン)の大学生活に生まれながらの人気男ダウン(チョ・ヒョクジュン)が現れる。2人の映画科の学生たちのキャンパスロマンスを描いたウェブドラマで、公開直後国内はもちろんグローバルファンからも熱い反応を得ている。

「<君の視線>のPDが<Blueming>のPDだ。提案を受けて原作を見た。わたしが感じるにはウェブトゥーンは可愛くて面白くて良かったが、映像で解くには誇張された感じが多かった。現実に触れた話をしようと努力した。わたしが感じるに、2人のキャラクターの行動が正常に見えなかった。普段言いたかったことを組み合わせて脚色方向を決めた。」

<Blueming>というタイトルも原作と内容が変わったため誕生した。原作とはまた違った面白さを持つ<Blueming>が、まるで「平行世界」のようにドラマだけの魅力を感じてほしいものだった。これに原作キャラクターの魅力と、ポイントセリフの手の甲キスシーンや「もっと慰めて」のような名シーンを生かした。彼女は「バウとジフンのカップルの話も面白かったので'君の視線'と似たような感じかもしれないと悩んだが、結局入れられなくて残念だ。」と話した。

Blue(青色)+blooming(花咲く)の合成語である<Blueming>のタイトルは重義的意味を持つ。基本的に「憂鬱な」という意味を持っているが、青という意味もある。また、「ing」がつく時二十歳は人生に花咲く季節だから、お互いに染まり、お互いを自分に染めながら知っていくという意味だ。そのため、明るいばかりではなかった。「空が青く染まる」という意味もマジックアワー(映画の専門用語で夕暮れのほんの一瞬のこと)になると、人の表情が見えてシルエットに変わる。「犬とオオカミの時間」のように悩む部分も意味した。

脚色方向のポイントは典型的な韓国BLプロット脱皮だ。「韓国BLでは主人公たちが殴り合い、駆け引きが続く。あまりにも定型化したようで脱皮したかった。そのため2人がすでに深まった間で葛藤を作りたかった。また、映画科という素材を使って従来のキャンパス物で扱わなかった魅力と楽しさを与えたかった。2人のキャラクターがナルシズムではあるが、周りでよく見る友達だと思い、親しみながらも不慣れな魅力があると思った。」

これに加えられた設定が「シナリオ公募展」と「シウォンの家族歴」だ。特に「努力型人気男」シウォンの自尊感を高めるためのダウンの行動が大きな波紋を呼び、2人の関係に危機が訪れる。

「劇中ダウンがシルエットに見えるのは結果的にシウォンを台無しにするという意味だ。ダウンは自分自身を振り返る機会がなかったが、そんな大きな事件を経験してこそ変化できると思った。結局、イマジネーションまでしながら心を込めて謝罪し成長するのではないか。悪いことだが、まだ不器用で未熟な二十歳のためそのような設定を入れることができた。実際に起きてはいけないことだ(笑)」

ファン監督は「バルム大学映画科の新入生」という設定で映画学徒たちのキャンパス物語を美しい映像美とともにかわいらしく描き出した。全11部作の<Blueming>は、各回ごとに映画タイトルの副題を持つ。作品を見ると副題の意味がすぐ分かる。しかし、3話の副題<렛미인(Let Me In/原題:Let the Right One In)>は首をかしげる。映画<렛미인(Let Me In)>はスリラーロマンスだからだ。ファン監督は笑いながら「誤解されるかもしれない(ははっ)しかし<렛미인(Let Me In)>はトーン&マナーを持ってきたというよりはタイトルが持つ意味だけで「僕を中に入れてよ(直訳:僕を染み込ませて)」という意味だ。シウォンとダウンがお互い次第に親しくなり絵の具をかぶる。お互いが中に染まり合ったという意味だ。」と説明した。

「副題すべて好きだ。わたしはその中で9話『春の日は過ぎゆく』が好きだ。キスシーンでエンディングを迎えるが、それがエンディングでなければならないのにもっと多くの事件が残り「『春の日は過ぎゆく』が一番気に入った。11話の副題は『블루밍(Blueming)』だ。1話の副題が原作名だ。原作から始まって『블루밍(Blueming)』で終わるという意味を込めてそうした。」

インタビュー2へ続く

©︎SportsW

※機械翻訳含め素人翻訳につき、あくまで参考程度にご覧ください。また、意訳誤訳気になる点等ございましたらご指摘頂けますと幸いです。

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