Tsumugi DAO 第1回コミュニティコールまとめ(開催日時:2023年9月1日 22時~)
2023年9月1日、22時からTsumugi DAOの第1回コミュニティコールがありました。
事前アナウンスでは、
・ TsumugiDAOの方向性
・将来の目標
・参加する価値
について話されるということで、ぜひ知っておきたい!と参加しました。
そもそもTsumugi DAOって何?
Tsumugi DAOは、co-founderのjoetakayamaさんと、同じくco-founderの南国さんが立ち上げられたDAOです。
Joeさんは、ご自身のX(旧Twitter)でこのように紹介されています。
この思いを、もっと掘り下げて聴くことのできるコミュニティコールでした。
22時:コミュニティコールがスタート
まずはJoeさんがビデオ出演による自己紹介をされる
Joeさんは現在ドバイ在住、普段はYou Tubeやポッドキャストなどの活動以外に、起業家としてエンジェル投資も行っていらっしゃるそうです。
カンファレンスに行き、さまざまなインタビューを行うことで得た情報を、TwitterスペースやYou Tubeで発信されています。
また、カンファレンスが無くても台湾やシンガポールにも行き、「実際に何が起こっているのか」を自分の目で確かめていらっしゃるそうです。
実際に足を運ぶことで、コミュニティやネットワークが構築できて……
トラブル発生:Joeさんの画面が固まり、声も聴こえなくなる
と、自己紹介してくださっている途中でJoeさん側の画面が固まってしまい、声も聴こえなくなってしまいました。
Discord内のチャットでも、「固まった?」「聞こえないよね?」というコメントが飛び交っていました。
個人的には、🍅の絵文字がとても印象的でした😂なかには、「一緒に固まっておこう」という発言もあり、トラブルが起きても和やかな雰囲気が続いていたように感じます。
ここからJoeさんが戻ってこられるまで、南国さんがさまざまなアナウンスを行われました。トラブルにも臨機応変に対応される適応力の高さは、さすが数多くのスペースを行われている南国さん!と尊敬します。
まずは、Discord内の各チャンネルを説明してくださいました。同時に、Tsumugi DAOではどのような方を募集しているかのアナウンスもありました。
現在は、スタンプを作成してくださる方を募集しているそうです。気になる方は、ぜひアナウンスを見てみてください。
ほか、Discordを助けてくださる方も募集しているそうです。チャンネル「助っ人の待合所」にコメントすると、意思表示ができます。
これらの活動は有償・無償を問わないとのことですが、この辺りの話は後で詳しく聴くことができました。
次に、明日(2023年9月2日)以降の講座に関する紹介が行われました。
まずは木村 優さんによるインターオペラビリティー学習講座が開催されます。
私は「インターオペラビリティーって何?」とまったく知識がないのですが、木村さんご自身は、ずっと「今まで難しい言葉を使いすぎていたかも」という思いをお持ちだったそうです。そのうえで、「誰にでも分かる言葉を使って、広い意味で授業をやっていきたい」という願いを叶える場として開催される学習講座、と説明がありました。
このような開催背景を事前に知っておけることで、「インターオペラビリティとか難しい言葉、分からないよ」という拒否反応と参加へのハードルがぐっと下がるな、と感じました。
21時13分頃:Joeさんが戻ってこられる
南国さんによるさまざまなアナウンスを聞いているうちに、Joeさんが戻ってこられました。ビデオをオフにすることで、トラブルが解決したそうです。
Tsumugi DAOをどんな場所にしたいか
自己紹介からの再開かと思われましたが、割愛されました。お話は「Tsumugi DAOをどんな場所にしたいか」に移ります。
Joeさんは、もちろんメンバーが管理している一方で「開けたコミュニティにしたい」という思いがあるそうです。
クリプト初心者はもちろん、web2企業で働いている人でも入ってきていただいて、集まる人たちで新しいことがしたい。Joeさんも含めて、やったことがない新しいことをしたいそうです。
そのために、今後イベントを開催するにあたっての会議も行ってきたとのこと。既に発表されている講座以外にも、さまざまな企画が水面下で動いているんだなと、ひしひし伝わってきます。
Joeさんは「イベント・Discordともに初めての運営なので失敗することのほうが多いと思うけれど、新しいことにチャレンジすることは楽しいことだと思うし、新しいことがコミュニティから出てきたらうれしい」とも話されていました。
さらに深掘りして、Joeさんが個人的にやりたいことは「たくさんのことを学べる場にしたい」だそうです。
そのためにインタービリティやプロトコル、カンファレンスのアップデート、エンジニア向けの勉強会などを企画されているそうです。
ほか「エンジニアになることはないけど、エンジニアは何を考えているのかを知るための機会になれば」と話されていたことが印象的でした。思考を知ることによって相手を知る、というのは大切だけれど、なかなか実行できないことに感じます。
また、Discordには「web2企業だけどweb3で事業をしてみたい、という企業の重役」なども入ってきているそうです。
幅広い方がいるので、そのような方がもっと増えてくれると嬉しいし、呼んでいきたいと思っている、とのことでした。
やっていきたいことが渋滞している
JoeさんがTsumugi DAOでやっていきたいことは山のようにあるそうです。挙げられた具体例としては
コミュニティとしてできること。Tsumugi DAOを使って、新しく何かできる人のための場にしたい。
海外との意見交換などの取り組み
ビルダーやエンジニアのサポート
ハッカソン。既に、スポンサーに名乗りを上げてくれている企業もある。
どんどん挙げられていて、「やりたいことは山のようにある」と話されていたことが印象的でした。
その上で、「僕がやりたいことだから、皆さんもやりたいことがあると思う。この場を利用して、色んなことに取り組んでいきたい」のことでした。
そのためにDiscordには「提案」というチャンネルもある、とチャンネルの用途に触れられました。このチャンネルには何を書いても文句は言われないので、ブレインストーミングの感覚で書いて欲しい、とのことでした。
ここまでの感想:学べる場であり、一歩を踏み出せる場でもある
ここまで聴いていたなかで、Joeさんが何度も「みんなのやりたいことをやろう」と話されることが印象的でした。
「Tsumugi DAOで学んで、やりたいことを実現するお手伝いをして欲しい」などではなく、「学んで、やりたいことを実現するための力をつけて、さらに周りも巻き込んであなたのやりたいことを実現しよう」と何度もアピールされていて、Tsumugi DAOにいると成長できる、漠然としている「やりたいこと」が具現化できるかもしれない、と感じました。
何故Tsumugi DAOを立ち上げたのか
次に、話はTsumugi DAOの創設に至った気持ちに移りました。
Joeさんはこれまで、新型コロナウイルス感染症によるさまざまな規制なども明けない状況下のなか、ずっとひとりで活動されてきたそうです。そしてドバイに移住されたため、日本国内のつながりがなく、「何をやってもひとり」という感覚があったそうです。
「カンファレンスでも、海外の方と一緒にいた」と話されていたことが、印象的でした。
昨年あたりから、ようやく少しずつではあるものの日本に帰ってこられるようになり、そのタイミングで「一緒にやれそうな人がいるな」と感じたそうです。その「一緒にやれそうな人」が南国さんだった、というわけですね。
2024年はエデュケーショナルコンペティション……Ethereum……この辺りの内容は、私の知識不足で内容が理解できませんでした。ただ、「ブロックチェーンのなかでも今、日本が注力されている」「web3で活動しているなかでは、今後日本が大きく変わってくると思う」と話されていました。
世界的な背景も踏まえ、コミュニティをフル活用してメンバーと一緒にさまざまなことをやりたい、チャレンジしたい、とのことでした。
Tsumugi DAOはどのような場になるのか
Joeさんは再度、「この場所は皆さんのものである」と強調されました。
「一緒にやりたいし、一緒にやっている人も入ってきてくださっている。
何か力を貸せることがあるなら教えて欲しい。大切なことは、声をあげること。やりたいことを実現していくために、何かできたらと思っている」と話され、一旦締めくくられました。
南国さんによるアナウンス
次に、南国さんからDiscordに関するさまざまなアナウンスがありました。
チャンネル「提案」について:意見・要望はもちろん、フィードバックも投稿して欲しい。
お手伝いしてくれる方を募集している。人それぞれコミットの具合もあると思うので、内容に応じて報酬も考えている。いろいろな形でつながって、Tsumugi DAOをつくっていきたい。具体的な内容としては
記事化:今後のAMAなどはすべて記事化したい
Discordのスタンプ作成
英語を話す
Discordサーバの構築
Discordの盛り上げ
オフラインイベントのお手伝い
YouTuberやTikTokerなどの活動
今後のコミュニティコール開催は、不定期。Joeさんはご多忙のため、「毎週開催」と決めてキャンセルすることで、みんなを落胆させたくない。ただ、9月はたくさん開催される……かも?
次回の開催予定もアナウンスがありました。
こういったXのpostは、「いいねやRPをぜひして欲しい!」とのことです。というのも、そうして認知が広まることで、本来はお金がかかるようなことも無料で学べる世界を広げていきたい、という思いがあるそうです。
Tsumugi DAOで学ぶために
ここで、スピーカーがJoeさんに戻ります。
Joeさんには「分からないことは、スピーカーに上がって話してもいいから訊いて欲しい」という思いがあるそうです。
というのも、スピーカーとして話すなんて恥ずかしいという人もいるかもしれないけれど、分からないことを分からないままにして次回参加の際も分からない、そんなことはもったいない、という考えからだそうです。
折角だから理解して欲しい。質問することで他の方のためになる、何より自分のためになる、と話されていました。
第一回の講座は、すべて資料がなくても大丈夫な座学になっているそうです。あまり肩肘張らずに、軽い形で参加して欲しい、と話されていました。
しかも今回は一回限りのスポットではなく、定期開催していただけるので、「ちょっと聴いてみる」くらいの感覚で参加して欲しい、と話されていたことが印象的でした。
既にアナウンスされている講座はすべて難しそうで、私が参加しても意味なんて無いんじゃないか……と行動する前から諦めかけてしまっていたので、今回お話を聴いたことで「それなら、聴いてみようかな!」と、参加に対するハードルがぐっと下がりました。
質問コーナー開催
ここで南国さんが、せっかくなのでJoeさんに質問したい方はぜひ質問を、と質問コーナーが始まりました。
Discordのチャットルームに来ていた質問を、2つ拾われました。
質問1:「Tsumugi DAO」という名前の由来は?
Joeさんからの回答として、日本っぽい名前にしたかったそうです。
いろいろ考えているうちに「紬」という言葉が出てきて、「糸から縫って一つひとつコツコツ重ねることでできあがる過程もいいな。僕らも今は小さなグループだけれど、一つひとつやることで大きなことになるのでは」と言葉そのものが持つ意味に合わせて、響きもいいと思い、命名されたそうです。
質問2:Joeさんと南国さんのコンビはみんな意外に思うと思うのですが、どうゆうきっかけで始めたのですか?!
こちらも、まずはJoeさんから「縁があったというよりも、こういうことをやりたいなと思っていたタイミングで、たまたまな南国さんと話すキッカケがあって……。何かがあったわけじゃないんだけど、僕のやりたいことに共感してくれたので、それで一緒にやりましょうか、となりました」と回答がありました。
回答されているあいだ、南国さんがすごく笑ってらっしゃったのが印象的でした。
ずっと前から構想を練っていた、などではなく、Joeさんと南国さんが直近で話されて決まったお話だったそうです。
「南国さんは、とってもいい方で……」と、Joeさんが南国さんを誉め続ける、という場面もありました😂
南国さんからの回答は「ビジネスでやっていく上で、Joeさんの価値観に合意できた」と、とてもシンプルだけれどなるほど!と思えるものでした。
22時30分頃になり、南国さんから「時間が読めないと、参加するみんなに負担がかかってしまうから、30分で終わろうと思っている」とアナウンスがありました。
毎回何分程度で終了予定なのかが分かっていると、参加のハードルもぐっと下がりますし、こういった「どうすれば参加するハードルが下げられるか」に気を遣ってくださるところは、さすが南国さんだな、と感じました。
最後に:アナウンス
南国さんから、「Joeさんのお友達募集!」というアナウンスがありました😂
よく韓国・シンガポールに行かれるので、2-10 kbw, 10-17 token2049に行かれる方々はぜひJoeさんにお声がけを、とのことです。
今回はトラブルもあったので、一旦終わって反省会をしましょう!と、第1回コミュニティコールは締めくくられました。(時刻:22時35分)
反省会スタート
ここからはCreate VCに移動し、反省会が始まりました。
ビデオ出演が固まってしまった裏側
みんながJoeさんの復帰を待つ間、Joeさんはずっとひとりで話されていたそうです😂
自己紹介で何を話すか考え、書き出して準備もして話していたのに、すべて話し終わって「どうでしょう?!」とリアクションを求めた時には誰でもおらず、何もなかった、という切ない裏側があったそうです……。
南国さんの「ここは等身大のJoeさんだから!」という声のもと、指名された4名がスピーカーとして上がり、話しました。
私も指名していただき、コミュニティコール内で分からなかった部分について質問しました。こうやって疑問をすぐに解消できる場は、本当に貴重だと感じます。何より無料というところが驚きです!
具体的な反省点
Joeさんは反省点として「ご自身の回線問題」と「多くの人に話すということが苦手」という2点を挙げられていました。
現在募集中の方
Joeさんは現在、
一緒にコミュニティを盛り上げてくれる方
You Tubeの動画やShortの構成を考えてくださる方
AMAの提案や、他のコミュニティに「一緒に何かやりませんか」と働きかけ、実現させてくれる方
を募集中だそうです。
最後に
南国さんが「自分のコミュニティなのに、話すと他人事になっちゃう😂」と話してらっしゃったのが、印象的でした。
そして、最後に「まだアナウンスはされていないけれど、既に講座が決まっている方」のぽろり発表がありました。
アフターにも残っていると、今回のようなぽろり発表をキャッチできるかもしれないそうです。時間さえ許すのであれば、参加してぽろりをキャッチしたいと思いました。
アフターもすべて聴き終えて、22時54分で第1回コミュニティコールはお開きとなりました。
参加してみた感想
正直、私自身web3の知識は全然なく、赤ちゃんで例えると「やっと寝返りができるようになったかな?」くらいに感じています。なのでTsumugi DAOに参加しても分不相応じゃないか、私なんかはついていけないんじゃないか、と感じていました。
ですが実際に参加してみて、「行動することが大切なんだ」と実感させられました。
予定されている講座も参加ハードルがかなり下げられているもののようですし、参加する前から諦めるのではなく、まずは参加してみて「難しい!」という方が、有意義じゃないかな?と感じました。
2022年9月頃から、Web3に触れています。綿菓子のように、軽く軽く触れています。