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【日曜メイン予想】日本ダービー最終結論、買い目(2023/05/28)

どうもアイウエくんです。いよいよダービー当日を迎えましたね。
今週からCコース使用の東京競馬場は天気にも恵まれそうで、最高のコンディションでの開催。土曜日の芝レースのタイムを見ても高速決着ばかりですのでまさにダービーに相応しい芝状態といえるのではないでしょうか。
それでは早速最終結論の方に移りたいと思います。

1.予想の核としたポイント

今年の日本ダービーの予想の核は2点。
・ダービー馬に相応しい陣営か
・ソールオリエンスの取捨

まず1点目から。以下整理の意味も込めて各馬の陣営について箇条書きで記します。(敬称略)

①べラジオオペラ
馬主:林田 祥来
 パチンコなどで有名なべラジオグループの元代表。中央競馬への参入はここ最近(2~3年前くらいから)のよう。
生産:社台ファーム
調教師:上村 洋行 ダービー初出走
騎手:横山 和生 ダービー【0,0,0,1】

②スキルヴィング
馬主:キャロットファーム
 いわずと知れたノーザン系クラブ馬主。
生産:ノーザンファーム
調教師:木村 哲也 ダービー【0,1,0,3】※昨年イクイノックスで2着
騎手:C.ルメール ダービー【1,2,1,3】※昨年イクイノックスで2着

③ホウオウビスケッツ
馬主:小笹 芳央
 ホウオウの冠名で有名。代表的な所有馬にホウオウアマゾンなど。実弟の公也さんもテーオーの冠名で同じく競走馬多数所有。
生産:岡田スタッド
調教師:奥村 武 ダービー初出走
騎手:丸田 恭介 ダービー初騎乗

④トップナイフ
馬主:安原 浩司
 2000年代から中央競馬で競走馬を所有。主な活躍馬は今年の高松宮記念を制したファストフォースなど。
生産:杵臼牧場
調教師:昆 貢 ダービー【1,0,0,5】
騎手:横山 典弘 ダービー【2,3,0,20】

⑤ソールオリエンス
馬主:社台レースホース
 いわずと知れた社台系クラブ馬主。
生産:社台ファーム
調教師:手塚 貴久 ダービー【0,0,0,3】
騎手:横山 武史 ダービー【0,1,0,2】※一昨年エフフォーリアで2着

⑥ショウナンバシット
馬主:国本 哲秀
 ショウナンの冠名で有名。主な活躍馬にショウナンパンドラなど多数。東京馬主協会元会長。
生産:ノーザンファーム
調教師:須貝 尚介 ダービー【0,0,1,7】※一昨年ステラヴェローチェで3着
騎手:M.デムーロ ダービー【2,0,1,7】

⑦フリームファクシ
馬主:金子真人ホールディングス
 いわずと知れた超大物個人馬主。ダービー4度制覇。
生産:ノーザンファーム
調教師:須貝 尚介
騎手:吉田 隼人 ダービー【0,0,1,0】※一昨年ステラヴェローチェで3着

⑧メタルスピード
馬主:Him Rock Racingホールディングス
 個人系馬主。詳しいことは不明。2010年代から中央競馬に所有馬をお持ちのよう。
生産:タバタファーム
調教師:斎藤 誠 ダービー【0,0,0,1】
騎手:津村 明秀 ダービー【0,0,0,1】

⑨グリューネグリーン
馬主:斎藤 光政
 ●●グリーンの冠名でお馴染み。代表馬にAJCCやオールカマーを勝利したヴェルデグリーン。
生産:本間牧場
調教師:相沢 郁 ダービー【0,0,0,7】
騎手:石川 裕紀人 ダービー【0,0,0,3】

⑩シャザーン
馬主:金子真人ホールディングス
生産:社台ファーム
調教師:友道 康夫 ダービー【3,0,0,8】※昨年ドウデュースで勝利
騎手:岩田 望来 ダービー【0,0,0,1】

⑪ハーツコンチェルト
馬主:グリーンファーム
 クラブ馬主。かなり歴史も古く、クラブ関係者には競馬界の大物もいるよう。主な活躍馬はマキシマムドパリなど。
生産:ハシモトファーム
調教師:武井 亮 ダービー初出走
騎手:松山 弘平 ダービー【0,0,0,7】

⑫タスティエーラ
馬主:キャロットファーム
生産:ノーザンファーム
調教師:堀 宣行 ダービー【1,1,1,5】
騎手:D.レーン ダービー【0,1,0,2】

⑬シーズンリッチ
馬主:宇田 豊
 2000年代から中央競馬では活動をされているよう。●●リッチやエバー●●の馬を数多く所有。
生産:ノーザンファーム
調教師:久保田 貴士 ダービー初出走
騎手:戸崎 圭太 ダービー【0,2,0,6】

⑭ファントムシーフ
馬主:ターフ・スポート
 クラブ馬主。グリーンファーム同様かなりの老舗。最近の活躍馬はインカンテーション、ファンディーナなど。
生産:谷川牧場
調教師:西村 真幸 ダービー初出走
騎手:武 豊 ダービー【6,3,2,22】※昨年ドウデュースで勝利

⑮ノッキングポイント
馬主:サンデーレーシング
 いわずと知れたノーザン系クラブ馬主。
生産:ノーザンファーム
調教師:木村 哲也
騎手:北村 宏司 ダービー【0,0,0,8】

⑯パクスオトマニカ
馬主:窪田 芳郎
 ドラゴンの冠名が有名。AKBグループ創設者の一人である息子の康志さんも同じく有名馬主。主な活躍馬にカランドゥーラなど。
生産:ノーザンファーム
調教師:久保田 貴士
騎手:田辺 裕信 ダービー【0,0,1,7】※昨年アクスビクターモアで3着

⑰ドゥラエレーデ
馬主:スリーエイチレーシング
 個人系馬主。前身は「shadow」でシャドウ●●の冠名で有名な飯塚知一氏が元代表のよう。昨年朝日杯を制したドルチェモアなどが主な所有馬。
生産:ノーザンファーム
調教師:池添 学 ダービー【0,0,0,3】
騎手:坂井 瑠星 ダービー【0,0,0,1】

⑱サトノグランツ
馬主:里見 治
 サトノ●●の冠名で有名。主な活躍馬にサトノダイヤモンドなど多数。ダービーは未だ制覇なし。
生産:ノーザンファーム
調教師:友道 康夫
騎手:川田 将雅 ダービー【1,0,1,14】

週中の競馬コラムで述べましたが、今年のダービーは賞金額の増加も鑑みると例年の個人馬主の活躍よりもクラブ馬主の台頭が予想される、というのが私の見解です。また例年の傾向同様ノーザンファーム勢は最も注目すべきで、今回18頭のうち半数の9頭出走でまさにダービーを確実に取りに来ていると考えて問題ないとみています。
したがってダービー馬に相応しい陣営かという観点で考察すると、馬券の中心もやはり上記を満たす馬とすべき、というのが今回の予想の一番の核となります。

続いて2点目。ソールオリエンスの取捨について。
今年のダービーは間違いなくソールオリエンスをどう取り扱うかがカギで、それによって期待収支も大きく変わります。
私の最終結論としましては、これまでの記事で再三述べていますがやはり重馬場の皐月賞を展開利で勝利した馬、という印象が強く、本日の府中のパンパンの芝コースには繋がらないとみてます。
また上記の陣営考察の観点でも2003年ネオユニヴァースの勝利以来20年間勝利実績がない社台レースホース、そして同様に近年ダービーでは凡走を繰り返している社台ファーム生産というゴリゴリの社台馬。今年の社台ファーム生産馬は18頭中3頭のみとダービーを勝ち切るには手薄な印象で、いくら無敗の皐月賞馬といえど1番人気で狙うには期待値が低いです。

もちろんこの馬の持つ能力は未だ底を見せていないので終わってみれば圧勝という結末でも納得はできますし(保険をかけている訳ではないです)、横山武史ジョッキーのエフフォーリア2着からの忘れ物という点でも感動できる要素もあります。

これまでの考察を踏まえ、結論としては本命にはしません。そして馬券期待値を最大限出すために無印とすることを私の最終見解としたいと思います。

2.本命発表

それでは本命馬の発表です。
本命◉は②スキルヴィングでいきます。

全頭診断でS評価。また今回の予想の核となるクラブ馬主かつノーザンファーム生産にどんぴしゃで、出走馬の中ではノーザンファームの総大将と呼んでも過言はないと考えています。また調教師、騎手に関しても昨年イクイノックスで2着に敗れた木村哲也&ルメールコンビ。デビューから常に東京コースを経験させ、木村調教師の意向で青葉賞⇒ダービーというローテーションでの参戦。今回の陣営の中では間違いなくダービーを最も狙いに来ていると思っています。

またこのローテーションが功を奏して、重馬場の皐月賞を経験しなかった点でプラスになるとも考えてまして、皐月賞出走組にダメージがあるとは思っていませんが、競走馬は走る距離やコースを知らないため近走の経験が本番に少なからず影響するという意味で皐月賞組よりもプラス材料であると捉えています。

いまだ勝ち星がない青葉賞組ではありますが、今年は異例の皐月賞、そして近年のダービー馬に最も適している陣営たち。条件が整えばデータは覆せるとみますので自信の本命にしたいと思います。

3.買い目発表

以下、他馬も含めた印です。

【予想印】
◉②スキルヴィング
○⑭ファントムシーフ
▲⑫タスティエーラ
☆⑪ハーツコンチェルト
△⑱サトノグランツ
消⑤ソールオリエンス

これまで考察で述べてきたので改めて印であげた各馬については触れませんが、理由は納得いただけるかなと思います。
また今回スキルヴィング勝利、ソールオリエンス消しという予想の馬券期待値を最大限引き出すために馬単勝負でいきます。個人的な感覚となってしまいますが3連系馬券の場合のソールオリエンスの取捨は難しいです。なのであえてそこへは踏み込まず馬単勝負とします。

続いて買い目です。10,000円予算の場合の買い目とします。

【買い目】
馬単
②→⑫⑭ 各4,000円
②→⑪ 1,500円
②→⑱ 500円
計10,000円

本線は◉から○▲☆へ。大外枠となった⑱サトノグランツとの馬単だけ抑えておきます。

最後に…

「全ホースマンの夢」ダービー。
この特別な一日をしっかり楽しみましょう!

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