誰でも女子プロレスは回数を重ねて

私が誰でも女子プロレスに参加して1年近くになろうとしている。
始めたきっかけも単純なものだったし、
ドロップキックできたらカッコイイな、
と思ったものの、全く上手くできない。

恐らく、さくらさんを悩ませるほどの出来ないっぷり。

しばらくして、ヒートアップ道場で
ダレジョのクラスができると知り、
シフトの都合をつけて、せっせこ通うことにした。

週に一度、木曜日

よっぽどのことがない限り、参加を続けた。

さくらさんに何度となく貶され、
無言のなんで出来ないの、に耐え、
ある日突然出来るようになってみたり、
できなくなったりを繰り返し、
未だに苦手なことはあるけれど、
少しづつ引き出しが増え、出来ることが増えた。

つい、昨日の出来事。
わたしが教える側に回っている。

さくらさんに教わったことを一つ一つ思い出しながら、
ゆなもん先輩に確認をしながら、
ロープの振り方を教えている。

これで間違ったことを教えてしまえば、
さくらさんにどやされることは間違いない。

教えるって難しいなぁと思いながら、
これは自分の復習にもなるし、
ある意味自分に対するテストみたいだなぁって少し思った。

その方に終わりに、

あれだけ出来てすごいです

と言われた。
グダついてしまったスパーを見て
すごいと言われるのは、とても恐れ多い。

回数を重ねたら出来るようになりますよ!

と伝えるのが精一杯だった。

ダレジョでいろんな人と練習していて、
すんなり出来るようになる人を見て、
わたしはなんで出来ないんだろう?って
思うこともあった。

でも回数を重ねたら出来るようになってた喜びは大きい。
だから続けられてるというのもあるかもしれない。

わたしなんて、って思うよりはまずはやってみる。
やらなければなにも始まらない。

しかし、こうして出来るようになればなるほど
さくらさんは次のステップアップを求めるようになる

当たり前のことなんだけど。

さくらさんはこう言います。

出来ないことはやらせないから!

たまに、さくらさんが思ってる以上にみんなが出来なくて、
さくらさんがなんで?って顔をした時は、面白いなぁって思います。

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