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歌詞についてぼんやり考える

シュール歌詞コンピなるものを主催して、もう4回目になるのにびっくりしている。

全て自分が作詞したものを顔も知らない誰かが作曲して、そういう曲が40曲くらいある事になる。

毎回歌詞の意図を真剣に睨めっこしたり、感情を乗せる道具にしたりしながら作曲されているんだろうなって思うと、自分の体から離れていったものが、違う彼氏連れてきたみたいな感覚になる

いや、もうどんな歌詞作ったか覚えてなくて、知らん人来たみたいな感じかもしれない。

自分で書いた歌詞に自分で泣きそうになったりしてるもんな。まぁ根本がアホの人なので、そんなもんなんだろうなぁ

歌詞に曲をつけてもらう経験を宅録を始めた頃から運良くして頂いていて、その感じがあったので人数さえ集まれば行けるかなと思って企画したんだけど、こんなに続けられてるのは不思議。


参加する方にその場で書いて渡す事もあったり早い時は5分くらいで歌詞が書ける時もあるんだけど、書くのにものすごく苦労する事も実はある。

それは多分テーマみたいなものが自分から離れていってしまっている瞬間だと思うんだけど、おんなじ頭なのになんでしょうね。

気分が乗らないなんて言い方も出来るかもしれないですけど、良い時って何故か世界がキラキラしてるじゃないですか。

(言いながら恥ずかしくなってきましたけど)キラキラしてるじゃないですか。

人によってはエモとかなんとか言うのかもしれないけど、そういう時って言葉と世界が繋がる感覚になる。

心象風景って宮沢賢治が言ったんだっけか。これは詩人が抱く特別な感情なんじゃないかとさえ思える(大袈裟だけど)

あぁ綺麗だなで終わるのではなくて、そこに過去未来現在が迫ってくるみたいな

あ〜伝わんない話ですね。ええ。

酔っ払ってるんですよ早い話が。

酔ってなきゃ創作なんか出来ないですねぇ

心を強く動かすものがあるとしたら多分酔いまくったものなんだろうと思うしどこまでも本心しかないだろうなと思う。

ビジネスの為に作られた曲でもアイドルが死に物狂いで踊りながら歌ってたら惹かれちゃうよね。

ある種の酔いが揺さぶりの裏にはあるんじゃないか。


とか言いつつなんかとりとめもなく書いてしまったのだった。