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💡どりかむ年頭所感2022💡

謹んで夢のような新年のご挨拶を申し上げます。

2021年は、飲食店経営というわたしたちの事業基盤をしっかりと見つめ直す年でした。
飲食店とは何か?から始まり、誰が何をどのように必要としているのか?、ビジネスとして可能性があるか?、など、社内のみならず㈱どりかむ周辺の方々も交え活発に議論を交わしました。

それによりわたしたちのやりたいことは、これまでずっと大切にしてきた居酒屋経営を中心とした"どりかむ事業"、と、居酒屋以外の"あたらしいどりかむ事業"、という2つに明確に分割され、それぞれの事業でそれぞれの使命を遂行していくことになりました。

■どりかむ事業
店舗:まら・こあら
キーワード:ずっとやってきたこと。いちばんだいじなこと。居心地の良さ、地域密着、ルーツ。ストーリー、温もり、対話。

■あたらしいどりかむ事業
店舗:カリーショップくじら系列3店舗・麺酒場ミクロ系列2店舗・ギャラリー2店舗・どりかむキッチンカー、etc.
キーワード:楽しくてやさしい未来。体験価値、生活、POP。感度、豊かさ、社会。


この流れの背景には、Withコロナを見据えた″新しい生活様式″、飲食業の分野にまで及ぶ″新しいテクノロジー″の普及、組織や個人の多様性やSDGsなどの″新時代における新コンセプト″がもたらす事業環境の変化、などがあります。

ここで、当社のような飲食店事業者にとっての将来的な脅威をいくつか上げていきます。
■働き方などの多様性への対応のむずかしさ
■来店売上が減少
■人件費がさらに高騰
■原価がさらに高騰
■コンビニなどで販売される家飲み商品のクオリティーアップ
■"レトルト食品"や"冷凍食品"が"手作り料理"より美味しくなる
■家庭用調理器具のバージョンアップやレシピの普及による家庭料理のクオリティーアップ
■テイクアウト商品やお取り寄せ商品のクオリティーアップ
■東京と地方の豊かさの格差がなくなる
■アプリやSNSなどによる対面以外の良質コミュニケーション手段が普及
■他業種に比べて生産性向上が見込めない
■サスティナブル対応による利益率の低下
■ずっと続く感染症リスク

来店売上でビジネスをしていたわたしたちにとって、ざっと上げただけでもこれだけの心配事があります。
そしてわたしたちは何度も議論を重ね、これらの脅威に対して、

"変わることのないだいじなこと"

"楽しくてやさしくて新しいこと"

で立ち向かっていくことに決めました。
それが"どりかむ事業"と"新しいどりかむ事業"という2つの事業です。

ピンチはチャンスです。
脅威はアイデアの源です。
どちらの事業にも想いを目一杯そそぐだけです。
毎日わくわくしています。

すべては、"居心地の良い豊かな場所を造る"ために。
あなたの街に。
世界のどこかに。
あなたのポケットの中に。

本年もよろしくお願い申し上げます。


2022年1月4日
株式会社どりーむずかむとぅるー
代表取締役社長 清水幸佑
副社長取締役 高橋勇

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