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幼馴染の仲良しバンド「flumpool」。挫折を味わったからこそ感じる彼らの本当の魅力

みなさんは、悩んだときや辛いときにどんな曲を聴きますか?
それぞれ好きなアーティストの曲や思い出の曲などを思い浮かべるかもしれません。

この記事では、私が12歳のときに初めて聴いて、いつしか私の心の支えになっていた「flumpool」の魅力をお伝えします。

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爽やかロックバンド「flumpool」

flumpoolは、山村 隆太さん(Vo)、尼川 元気さん(Ba)、阪井一生さん(Gt)の幼馴染3人に、リーダーの小倉誠司さん(Dr)を加えた、全員関西出身の4人組ロックバンドです。

2009年にデビューを果たした彼ら。デビュー曲「花になれ」は、いきなりCM曲に抜擢されました。その翌年には「武道館」でのライブを成功させ、紅白歌合戦は3年連続出場、その後も数々のヒット曲を生み出したりとスターへの階段を徐々に登っていきました。

そんなflumpoolは今年でデビュー12周年です。この12年間、なんの苦労もないように見える彼らですが、その裏では様々な苦悩を抱え、迷い、そして大きく成長を遂げるのです。

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日常とリンクする現実味のある楽曲

私は様々な場面でflumpoolの楽曲に救われてきました。
flumpoolと聞くと、「君に届け」や「星に願いを」などの曲を思い浮かべる方も多いのではないかと思いますが、隠れた名曲がたくさんあります。
その中でも特に、迷ったり悩んだりした時にぜひ聴いてほしい楽曲を2つご紹介します。

・上京当時のもどかしい気持ちをリアルに写した「東京哀歌」 

私が何度聴いても感極まってしまう「東京哀歌(トウキョウエレジー)」は、関西に住んでいた彼らが上京し2年がたった頃にできた曲です。

自信満々に東京へ出てきたけど、自分の才能なんてこれっぽっちもなかったと知り、なにもかも自分の思い通りにいかず逃げ出したいと葛藤する彼らの気持ちを書いています。そんな情けないと感じつつも自分なりに一歩踏み出そうとする歌詞に勇気をもらえました。

また、この曲を聴くといつも、何かを始める時に感じる不安や迷いを少しでも軽くしてくれるような気がします。

最後の「どう思う?東京」と“東京”に語りかけるフレーズは、ココ(東京)に留まるか、夢を諦め故郷へ帰るか迷いながらも、“東京”に背中を押してほしい。そんな気持ちが込められているのです。

・勇気を出して「HELP」と伝えて!

冒頭で彼らには苦悩があったとお伝えしましたが、特に2018年は山村さん(Vo)の発声障害により、flumpoolは活動休止を余儀なくされました。
その間に書いた「HELP」という曲。

山村さんが書いた重みのある歌詞には、療養中の葛藤や助けを求めたかった心情を赤裸々に綴られていて、心にグッときました。この曲には1人で抱え込まず勇気を出して「助けて」と伝えれば、必ず誰か手を差し伸べてくれるという温かみのあるメッセージが込められていて、私は「HELP」に何度も何度も助けられました。

このように、まっすぐで誰にでも経験があるような現実味のある歌詞と馴染みやすく耳に残るメロディーがflumpoolの楽曲の特徴なのです。

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チームflumpoolが創り出すエンタテインメント性に溢れた企画

控えめな性格の4人ですが、彼らは人を楽しませることは大好きです。
毎年開催されるライブツアーでは、前回披露しなかった曲を披露したり、ファンに投票を募って披露する曲を決めたりと長年のファンでも毎度楽しめるライブづくりを心がけています。

また、紗幕を使った個性的なパフォーマンスや360度観客が見えるセンターステージを設置するなど、こだわり抜かれたステージングもおすすめポイントです。

2013年に行われた阪井さん(Gt)のダイエット企画では、ダイエットに成功するまで、お笑い芸人のノンスタイルの井上さんと入れ替わりメディア活動を続けるという大胆な企画をし、ファンはもちろんメディアの方々をも驚かせました。

他にも、フリーライブをしたり、ファンが選んだワードで曲を作ったり......

2016年に発売されたアルバム「EGG」ではアルバム名にちなんで、サンリオの人気キャラクター「ぐでたま」とコラボレーションしたりと、今まで行なってきた仕掛けは数えきれないほどたくさんあります。
改めて“チームflumpool”は話題性に富んでいると感じました。

ライブだけでなく、ファンに楽しんでもらいたいという企画づくりがファンにとってはとても嬉しく、予測できない企画を次々と行う彼らを見ていて飽きません。
今後も様々な活動に大注目です!

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「flumpool」はきっとあなたの日常にも寄り添う

気づけばファン歴12年。私に音楽の素晴らしさを教え続けてくれたflumpool。ずっと彼らを応援し続けてきました。これからも前を向き、‘‘自分でよかったと思える瞬間”を大事にしていきながら生きていこうと思います。

この記事を読んでいただいた方に少しでもflumpoolの魅力が伝わり、楽曲を聴くきっかけになれば嬉しいです!

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