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【Microsoft Copilot Studio】その機能やメリット等をまとめてみました!

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Microsoft Copilot Studioとは?

Microsoft Copilot Studioは、Microsoft 365向けのAIアシスタントであるMicrosoft Copilotをカスタマイズし、独自の Copilot をローコードで作成できるプラットフォームです。
一般的な質問への簡単な回答の提供から、複雑な会話を必要とする問題の解決まで、社内外の様々なシナリオや特定のニーズに合ったチャットボットを、簡単に設計し、公開する事ができます。


Copilot Studioの始め方

使用条件

個人のMicrosoft アカウントでは利用できず、学校や会社等から割り当てられた、組織アカウントが必要となります。
12/1現在、以下のプランに加入している場合のみ利用可能です。
・Microsoft 365 E3、E5、
・Microsoft 365 A3、A5(教員向け)
・Microsoft 365 F3
・Business Standard
・Business Premium

組織が上記のライセンスに加入している場合は、こちらのリンクから無料でCopilot Studioを利用開始できます。
⚠️利用できない、という場合は管理者の方に権限付与の確認をしてみて下さい。


使ってみたいけど、私の会社/学校では対応しているライセンスを購入してない。。という方は、
こちらのリンクから、好きなサイトを入力して簡単にチャットボットを試す事が出来ます!


Teams専用 より安価にCopilotを導入する方法

Webや他アプリへの公開をせずに、組織内のTeamsで利用する場合は
前記のライセンスを保有していなくても、Microsoft 365ユーザーであれば、無料でTeamsにCopilotを導入する事ができます!

こちらは後日別の記事で紹介していきます。
公開後はこちらの欄に解説記事のリンクを貼りますので、公開までお待ちください!


主な機能と強み

作成のハードル

専門的な知識を必要とせず、誰でもノーコード(ローコード)でボットを作成できます。
変更を加えた場合、画像左側のチャット欄で簡単にテストを行う事が可能です。

編集画面

プラグイン

1000種類以上の事前構築済みコネクタを、プラグインとして使用する事ができます。
Power Automateで独自のワークフローを作成し、それをCopilotに導入する事も可能です。

コネクタの追加

データの抽出

アップロードした請求書や領収書を読み取り、情報を自動で抽出する事ができるAIモデルがデフォルトで多数用意されています。

利用可能なAIモデルの一部

Azureとの統合
Copilot Studioは、Azure OpenAI Studioを始めとする、Microsoft Azureプラットフォームと深く統合されています。これにより、Azureで構築したAIモデルを基盤にしてボットを作成する事も可能です。

AI統合ツール

生成AIを用いた回答

参考リンクを追加して、そのデータを基にボットの応答を強化する事ができます。
また、WordやExcelなどのテキストベースのファイルをアップロードし、ボットの応答データに活用できます。
社内データを学習させる事で、経理や事務など幅広い質問に対応させる、という事も可能になりそうです。
アップロードされたドキュメントは Dataverse に保存されますので、セキュリティ面も安心です。

⚠️こちらの機能は12/2日現在、日本語対応はしていません。

生成AIを用いた回答

統合先

Teamsを始めとする、様々なサービスへの連携が容易です。
コーポレートサイトは勿論の事、SlackやLINEなど、幅広い統合先があります。

統合先の一覧

分析機能

Power BIを基にした分析機能がついており、社外向けのボットとして活用した場合の分析も容易です。得られたデータはExcelにエクスポートする事も可能です。

分析画面

セキュリティ

利用状況と分析を中央でモニタリングするためのガバナンス機能が組み込まれており、アクセス権限やどのようにデータが使用されるかを厳格に管理し、組織のセキュリティポリシーに従って操作を制御できます。
また、Azureのセキュリティ機能との統合により、Copilot Studioは高度なセキュリティ対策を提供します。

セキュリティ設定

デメリット

言語的な制約

生成AIを用いた回答生成が、日本語未対応(12/2日現在。近日中に対応予定)

(管理者設定を変更すれば利用する事が可能です。但しデータがアメリカ宛に送信、管理されるので、社内データ等を読み込ませる場合は注意が必要かと)

データの処理地域

設定変更や規約についてはこちらも

料金面

ボットの作成自体は無料だが、問い合わせ量に応じて料金が加算されていく従量課金制。
⚠️Teams専用Copilot (旧Power Virtual Agents for Teams)の使用には料金はかかりません。

セッションあたりの価格表

問い合わせの多いBotだとすぐに2000セッション達してしまいそうな気もします。
詳しいセッションの定義はこちらに↓


まとめ

Copilot Studioは、経費管理や人事関連などの日常業務を効率化し、自動化することで、企業の生産性を大幅に向上させることが期待されています。
ビジネスの様々な領域での作業を効果的にサポートする事ができ、その可能性をさらに広げることでしょう。
反響があれば、より実用的な使い方なども記事にしていこうと考えております!

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