Instana build 206がリリースされました | Unbounded Analyticsの機能拡張
Instana build 206がリリースされました。
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新機能
Unbounded Analyticsの機能拡張
Unbouded Analyticsのフィルターサイドバーが更新されて、以下の機能が追加されました。
■ クエリビルダとフィルターサイドバーを分割
クエリビルダとフィルターサイドバーを2つに分割しました。
最初のデータセットを収集するために、クエリビルダを利用してください。
複数のフィルタを適用して結果を洗練するために、フィルターサイドバーを利用してください。
■ フィルターサイドバーでの複数選択
フィルターサイドバーで各カテゴリーの値を複数選択できるようになりました。
これにより、データを素早くドリルダウンできる柔軟性が向上しています。
この機能は、"Analyze Traces"以外のすべてのAnalyzeエリアで有効になります。
"Analyze Traces"は、すべての必要なオペレーションがサポートされていないために有効になりません。
■ UIの改善
フィルターサイドバーのUIを改良して、適用中のフィルターが分かりやすくなりました。
■ 手軽なグルーピング
グルーピングボタンを、フィルターサイドバーの各カテゴリのヘッダに移動しました。
これにより畳み込まれているカテゴリであっても、指定してグルーピングできるようになりました。
さらに、適用したグルーピングを解除することも可能になりました。
■ 新しいタグ
新しいcall.http.statusClassが有効になりました。
これにより、呼び出しをステータスコードクラス(2xxなど)でグルーピングし、フィルターできます。
Node.jsの機能追加
■ Node.js トレーシング
SNSからSQSへのブリッジの継続したトレースサポートを追加しました。
■ Node.js トレーシング
AWS SDK v3を採用することでDynamoDBをサポートしました。
■ AWS Lambda/Node.js
SQSメッセージをトリガーとするLambda呼び出しについて、トレースでの関連付けができるようになりました。
■ AWS Lambda/Node.js
W3C trace contextに対応しました。
改善された機能
C++ センサー
ディスカバリリクエスト処理が高速化されました。
カスタムダッシュボード
個別ボリュームノFilesystemメトリックスがカスタムダッシュボードで取得可能になりました。
MySQL センサー
安全なデータ転送のためにTLSがサポートされました。
IBM DataPower
サービス状態のメトリックスと、組み込みイベントが追加されました。
IBM MQ
インスタンス数・受信バイト数・送信バイト数をチャンネルメトリックスに追加しました。
Elasticsearch
.Net Coreからの呼び出しをトレースできるようになりました。
Couchbase
.Netと.Net Coreからの呼び出しをトレースできるようになりました。
修正内容
NGINX トレース
サブリクエストが原因となる@ログのゴミが修正されました。
Events API
Build 203以降に追加されたイベントで、単一の月を跨いでいる場合には、IDでイベントを検索できない問題があり、これを修正しました。
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