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Instana build 199がリリースされました

Instana build 199がリリースされました。

新機能

■ Node.jsセンサーの機能強化

Node.jsセンサーがOptimal Bits社のメッセージングフレームワークであるBullに対応しました。

対応バージョンなどの情報は、以下のドキュメントをご参照ください。

■ PHPセンサーの機能強化

PHPのトレーサーがGoogle Cloud Pub/Subに対応しました。
詳しくは以下を参照してください。

■ OpenId Connectを使った認証に対応

ユーザー認証でOpenId ConnectをIdentity Providerとして利用できるようになりました。

設定方法については認証ドキュメントの該当項目を参照してください。

改善された機能

■ Elasticsearch

Elasticsearchノードの状態を検出するイベントがTime Windowを利用するようになりました。

これは次のような状態でのアラート発生を防ぐためです。

- クラスター開始時
- 新しいindexの生成時

■ Redis

・Redisセンサーが、エージェントの監視事項としてエラーを報告するようになりました。
・エージェントの設定が指定されていない場合は、Redisセンサーはデフォルトでredis.confから情報を取得するようになりました。


■ PHP

・PHP SDKを使って、ENTRY, EXITスパンの作成と、実施中のトレース情報を破棄できるようになりました。
・PHP SDKでカスタムスパンの親IDを設定できるようになりました。

修正内容

■ データ処理全般

特定環境での1時間ごとのメトリックにおいて、ときおり誤差が発生してしまう不具合を修正しました。

■ PHP

・高負荷時に自動プロファイルが異常動作してしまうのを修正しました。
・MongoDBに関する計測で発生する異常動作を修正しました。
・Redisへのソケット接続についての誤ったレポートを修正しました。
・エラースパンを削除することにより発生した不具合を修正しました。

■ Javaトレースセンサー

・MongoDB4ドライバーをサポートしました。
・Async Feign HTTPクライアントをサポートしました。
・複数のjavaagentが定義されている場合に、問題となるメッセージを監視する際に表示する互換性のないエージェント名を正しい名前に変更しました。
・大量の並行処理下において、Kotlin Coroutineのトレースが壊れてしまうのを修正しました。
・Reactorと組合せてWebFilterを利用した場合に、Sprint WebFluxのトレースが壊れてしまうのを修正しました。

■ Ruby

AWS LambdaとFargateをサポートしました。

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