vol2.徒然なるままに〜私がSHEの執行役員になった理由とこれから〜

みなさん、こんにちは。
久々の投稿になりました。

お元気ですか?

私は変わらずとても元気です。
色々と身辺の変化はありましたが、それでも元気にやっています。

今回は、春からSHEでの役職が変わったので、備忘録も兼ねて、そちらについて書こうと思っています。
たまに機会があれば話をしているのですが、思ったよりこの話に興味を持っていただくことが多いので、、。

一通り書いて読み直していますが、役員になるのにこんなに想いがあるのかと、我ながら驚いています。
少し長くなりますが、興味がある方は読み進めていただけると幸いです。

ご報告

私は、2019年にSHE株式会社にコンテンツ企画担当のメンバーとしてジョインしました。
(いつの間にか、シームレスに事業責任者になっていましたが...)

そこから2年後のこの春、VP of Business Development という肩書きで、執行役員となりました。

ニュースリリース
※VP of Business Development =事業推進部 執行役員

この任用にあたり、お祝いをしてくださった皆様、温かい声をかけてくださった皆様、本当に有難う御座います。
とても、嬉しかったです。

これは、私が20代で叶えたかった夢の一つでした。
これを叶えたことにより、その先に続くもっと大きな夢を叶えるスタートラインに立ちました。

それを叶えさせてくれた、役員陣、そして最後の意思決定をしてくれた代表には、心から感謝していますし、その覚悟と期待に全力で応えたいと思っています。

任用までと、その意義

実は、今回の任用について、私は1年半ほど前から代表(@eri_razapii)や他役員に自ら意思を伝え、進め方の相談をしていました。

その後、昨年度上期に実績ベースでの登用検討が行われ、公平な判断の元、任用が決まったという運びです。
つまり、1年半をかけ、多くの”私にとっての”困難な状況を乗り越え、ようやく得られた役割、です。

その役割である執行役員になるということ、それは単に「問題解決が出来るから」とか「マネジメントをするから」ということではなく、(当然高い水準のそれらを期待されることにはなるのですが)

「経営者が背中を預けられる存在になり、事業のビジネス面での成長に責任を持ち、社会の課題解決を行う立場になる」


ということだと、今の私は捉えています。

これまでのポジションの事業責任者は、事業と、事業で働いてくれているスタッフと、自社の提供するサービスを利用してくれる皆さんに対する責任を果たす役割でした。

そこから一段、自社と、自社で働いてくれるスタッフ全員と、社会の生きづらさという課題を感じている皆さんに対して、責任を果たす役割に、責任レイヤーが上がります。

それは、これまで登ってきたどんな階段よりも、高い階段であり、その役割を得たことに一喜している場合ではないと感じています。
その階段を登るために、やらなければならないことが沢山あります。

私が執行役員になった理由

話を戻しますが、私は今回自分の意思でこの任用を希望していました。

入社してからいつも、

「何でもやるし、出来るようになるまで諦めないので、えりちゃんが困ってるところに、好きにアサインしてください。」

と、”何をやるか”に対して殆ど意思を示さなかった私が、初めて明確に希望をしました。

それは何故だと思いますか?

これは私がSHEにジョインした理由の大きな一つにもなるのですが、心酔している代表の描く夢を叶える、という事に、もっと貢献したいと思ったからです。

勿論結果的に私のキャリアにおいても、会社を背負うという経験はとても貴重で有益な経験になると思います。

でも、違う経営者で、違うビジョンを打ち出す会社だったら、きっとそこまでの覚悟を持たず、私は中間管理職としての役割で、、と思っていたと思います。
期待される役割のハードルが上がれば上がるほど、スピード感を持った自身の進化/深化が問われ、結果的に自身を更なる困難な状況に追いやることに繋がるからです。

それでも、私はその役割を担いたいと思いました。
それは、やっぱりSHEの代表が、福田恵里という経営者だったからだと思います。

彼女の素晴らしさについては、もはや周知の事と思いますが、私は彼女と話をして30分で、私の学歴にしては得づらい新卒という貴重な切符で入社したリクルートを辞め、SHEにジョインすることを決めました。

それから2年、ここでは語り尽くせぬ程の彼女の苦悩に立ち合いました。
日々発生する多種多様な課題に直面し、もがき、苦しみ、時にはその状況だけではなく自らに絶望をすることもありながら、それでも勇敢に、そして逞しく帆を進め、会社のサブリーダーから社会のリーダーになっていく様を見ました。

それはとても感動する日々でした。
彼女に対してもそうですが、彼女の行動により、彼女に影響を受けた人達が、奮い立ち、自らの人生に主体的になり、そして自己実現をしようと努力をしていく様を、とても近くで見させてもらいました。
それがSHEの奇跡であり、軌跡となっています。

私はその、素敵という言葉では語りきれぬ日々をもっと見たい、という思いが、日に日に強くなっていきました。
そして、それを実現するために、私が出来ることは何だろう、、?と、考えました。

彼女の精神的支柱の一つになる、とか、事業成長を牽引する、とか、色々な手段を想像しましたが、それらをするために分かりやすい状態が、執行役員の仲間入りをすること、だと考えました。

そして、それを実現することができました。
今は人としてもチームの仲間としても尊敬出来て、信頼できる経営層の仲間と、手を組みながら働けていることも、とても嬉しく思っています。

また、私が役員になったことを、自分の事のように喜んでくれる、素敵で頑張り屋さんなSHEの皆やSHEメイト/フォロワーの皆さんに囲まれる日々に、心から感謝し、いつも気持ちをいただいてばかりなので、お返しをしていきたいと思っています。

これからの挑戦

最後に、これからの新しい挑戦のお話をします。

そもそも挑戦は、理想と現実のギャップを埋める為に行うので、"現実"、の話から。

私の強みは、ストレングスファインダーにおける個別化/学習欲/分析思考/回復志向/ポジティブなので、

「リスクを取って難易度の高い新しい挑戦(特にマイナスの状態を回復してして蘇生させる挑戦)をすることが好きで、その為に課題を論理的に分析し、打ち手を実行すべく個々人の強みを引き出しながらチームを作り、そのチームにポジティブな影響を与えて情熱を持ってプロジェクトを遂行する」

そんな仕事の仕方をする特徴がある人だと捉えています。

そんな自分らしさを活かし、SHEにジョインしてからここまでの2年間、とにかく目の前の課題達に全集中をし、リクルートで培ったスキルスタンスを活用し、PDCAを回しながら改善するということにコミットしてきました。

そうしてSHEで沢山の課題解決を行ってきた中で、事業を背負うまでには成長させてもらいましたが、そこに至った今、次のレイヤーに行くためのジャンプアップが必要だと考えています。

経営レイヤーとして自身のパフォーマンスを最大化させるためには、これまでと同じように、、というやり方では全く足りないのです。

もっと多くの背景や制約がある中でのトライアンドエラーやケーススタディをしたり、他社の経営層との繋がりから”人”しか持っていない知見や経験から昇華された哲学を得たり、あるいは他の企業との繋がりを作り、事業の成長角度を最大化させる協業を検討したり、と、兎にも角にも自身の出来ることの幅を今以上に増やし、成長をするということをしないといけないと思っています。

その為に、プライベートでお酒を飲んだり、友達と遊ぶというchillな時間を過ごすことが大好きな私が、その時間を返上して、新しい挑戦をすることにしました。

具体的な取り組みとしては、

リクルート全社の新卒採用育成研修を担う会社での新しい育成スキームの立ち上げや、渋谷区のスタートアップ活性化に向けた取り組みや、仕組みの学びではなく個々人に深く向き合う人生相談会、など。

本業で全力投球しながらも、修行として頑張ろうと思っています。(修行とはいえ、それらの修行時間も自分にとって当然に楽しく刺激的であるべきだと思っているので、そう出来る仕事を選んでいます。)

ちなみに、その修行時間、SHEでのお仕事に当てればいいじゃないと思う人もいるかもしれません。でも中長期的に見たら、その時間は誤差のような時間。

私はこの努力が、未来の自分の可能性を最大化させ、それによりSHEに還元できることが増え、SHEの未来を作ることにこれまで以上に寄与出来ると信じています。

さいごに

さて、ここまで沢山語ってはきましたが、まだまだ道半ばです。

会社としても、組織としても、私個人としても、課題は山積みで、日々鬼滅の刃でいう無限列車状態ではありますが、懸命に、そして実直に、社会/事業/組織/人に向き合い、尽力していきたいと思っています。

全てにおいて、手を抜かず、全力で!
皆様、引き続き、よろしくお願いします^_^

2021.4.27 金井愛理

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?