現3歳(20年産)の成績まとめ

先週で3歳未勝利が終わったので、20年産の成績の総括というか反省会。

全体について

結果は、14頭に出資して、勝ち上がり4頭(勝ち上がり率28.6%)。
未勝利馬の行方は、サラオク5頭、乗馬1頭、地方転出2頭、格上挑戦2頭。

2着まで行ったのけど勝ち上がれなかった馬が3頭いて、特に勝ち上がり確実と思ったモキチとジャミーレが長期休養で未勝利中に復帰できなかったのは痛かった。
あと、この世代から馬体とか歩様の見方を勉強し始めて、これまでの血統や牝系の要素に加えて、馬体・歩様の要素も加味して選んだので、勉強不足だったんだろう。

グリーン

勝ち上がり率 50%(6頭/勝ち上がり3頭、サラオク2頭、乗馬1頭)
出資馬内で明暗分かれた世代。グリーン全体の調子がよかっただけに、もう1頭は勝ち上がって欲しかった。

この世代から、①血統・牝系の軸と、②歩様・馬体の軸を両輪で選んだのはさっき書いた通りだが、グリーンでは、②の視点で魅力を感じて出資した馬(ジュエルアズギフト、ロンリープラネット)が未勝利で、①の視点でピックアップしたが、結果見送った馬(ピエフォール、シルヴァティカ)が勝ち上がっているので、②の眼が未熟だったんだろう。

ちなみに、ジュエルアズギフトは初めての命名馬。今後もオンリーワンである続けるだろうと。某種牡馬辞典で点で、サトダイ産駒として注目馬にピックアップされたのがハイライトになってしまった。

一方で、ハーツコンチェルト、ミラクルティアラ、スマラグドスの3頭が、合計約2億を稼いでくれ、過去最高の回収率に貢献してくれた。
特に、ハーツコンチェルトには、ダービーに出資馬が出走、G1で口取りチャンスと初めて経験を与えてもらえて感謝は大きいが、まだまだ先の期待の方が大きいかも。

YGG

勝ち上がり率 0%(3頭/格上挑戦1頭、地方転出2頭)
モキチが10戦6回2着で勝ち上がれなかったのがハイライト。
レーヌドゥール、バークエムも、調整遅れや喉鳴りの手術などがなければ…。
モキチの屈腱炎は正直無理しないで欲しい気持ちが大きいけど、他2頭は中央復帰して1勝クラスでも勝ち負けできるのでは…とまだまだ期待。

キャロット

勝ち上がり率 20%(5頭/勝ち上がり1頭、格上挑戦1頭、サラオク3頭)
未勝利4頭は脚部不安組で思うような調整ができなかったのが敗因。
特にマレグアレイスは2歳秋の骨折で全てが狂ってしまったような…大きな骨折だったのに現役続行したのは能力を評価された結果だったのだろうけど。
続きのある2頭、特にジャミーレには1勝クラスをあっさり通過するような活躍を期待したい。

当時は牝系のダート適性を疑って見送ったセラフィックコールが怪物候補になっている。牝系全体の勉強をした今だったら、絶対しない間違った判断なので悔しくてたまらない。キャロットの栗毛の怪物は確実に選ぶ目と、そのときに突っ込める資金力を養いたい。

雑感

勝ち上がり率は過去最低レベル、回収率は過去最高という複雑な結果。
馬選びのKPIをどちらに置くかはいつも迷う点で難しい。
現状、どちらかといえば回収率に重きを置いて、「馬代金+3000万円(維持費見込み)を稼げる馬か」を考えている。これがよいかはあまり自信はないけど。

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