千幾年もの間、私たちを見ている大樹！大樹は私たちに何を示しているのか？

　人の目につく大樹は、そのものに備わっている力と富と枝とが自然の摂理を楽しんでいるように見えます。その姿は息気吹く勇ましい優雅な姿ですね。

また、その姿は、その周りの環境を変え周囲を生かすほどに価値ある姿になって、その場や地域を仕切る、見えざるエネルギーができている。

そもそも、その大樹は願うところも力を費やすことも、大樹自身が使命に忠実であり、天の理に合わせているからこそであると思います。その周囲、山、空にまでも沿ってその場で勇姿のエネルギーを発して調和を保っています。

自然の摂理に沿って何百年何千年の時代を生き抜いている大樹の勇姿は美しくもあり怖さをも感じます。

　大樹は、楽しみながら、限りなく心を費やし、限りなく高い心を積み、心に深く深く高貴に満ち満たして行く事は、今の私たちに、見えないもの見えるものを通じて学びの姿を示してくれているようにも感じられる。