箕輪さん講演会への道のり⑤ 〜ルールのある余白を作ること〜
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箕輪さんの発言の数々の、それらの共通項を挙げるとするなら「余白」という言葉だろうか。
先日の箕輪編集室のイベントの後の飲み会で話していた時のこと。
「刈谷に来る前ってどこ行くんですか??」と聞くと、
「いや、知らないよ」と返ってくる。
「えっ!?そうなんですか?」と聞くと、
「前日ぐらいに知るから」と。
その理由もまた興味深く、
「決まりきってることって面白くなくて、何も決まってないから面白いことができる。」
ぼくにはない発想だった。
かつて、中学や高校で、テスト週間になると計画表を渡され、それに計画をびっしり書いて、その通りにすることを良しとされていた。
だが、その日聞いたことはそれとは真逆だった。でも、それは真理だろう。
計画通りに進めば、某少年漫画の主人公よろしく「計画通り」と不敵な笑みを浮かべるだろうが、実際はそうもいかない。むしろそうなる方がレアケースだから、そう笑えるのかもしれない。
逆に、余白を作っておく。最低限の情報、例えば
「4月14日に刈谷で箕輪さんの講演会やるけど、これを一緒に作るメンバー募集します」
ぐらいにまでシンプルにすることで、予想だにしない、それもプラスの方向にはたらくものができるのかなともここまで思った。実際、それで25人集まって、今も動いている。
もちろん、その余白にはルールが存在することが必要条件である。このことは確実に押さえておきたい。関係者はもちろん、関係のない人にまで迷惑をかけることになるから。リスペクトを忘れずに。
今日でちょうどあと1ヶ月となった。余白だらけだった空間には、何がどれだけ埋まるのだろう。
続きます。
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