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【制作過程公開】『NASU本 前田高志のデザイン』制作の裏側 第11回 いしてぃー

オンラインサロン・前田デザイン室で日夜制作が進められてきた『NASU本 前田高志のデザイン』、通称「NASU本(ナスボン)」。このnoteは、その制作に携わったクリエイターたちの活動の記録を、前田デザイン室公式noteのマガジンに集約していく形で公開する連載企画です!

第11回目は、僕いしてぃーがお送りします!

ぼくは普段は愛知県の高校で、数学の非常勤講師として働いています。前田デザイン室には昨年の7月に入りました。

前回の「マエボン」プロジェクトではクラウドファンディングページのライティングを担当し、NASU本プロジェクトも最初はクラウドファンディングページのライティングから関わりました。

しかし、今回は前回とは勝手が違います。これは、数年前から前田さんがやりたかった「自分の作品の集大成」を作り上げるプロジェクト。前田さんの想いを文字に起こす。その言葉に乗った想いを、読んでいる人たちに伝えなければ、支援してくださる方は増えない。だから、文を書くときに前回以上にプレッシャーがありました。

その後、NASU本の中身を作る段階に。ぼくは迷わず手を挙げました。

この瞬間、ぼくは人生で初めて「本の中身を書く」ことになったわけです。

今回は「前田さんにテーマごとにインタビューした内容を書き起こす」やり方で執筆。ぼくの担当は「アートとデザインを比べるのはナンセンス」。端的に言えば、「この両者を比較するのは、『掃除機』と『掃除する』ことを比較するのと同じ」ということです。この部分をなんども聞いて、戻って聞き直して、それを書き起こして、を繰り返す。

↑担当したページの出来上がり図。挿し絵がかわいい!

やったことないことだから当たり前かもしれないけど、ここでも壁にぶち当たりました。それは字数。今回は各テーマにつき1,000字程度で書くことになっていて、最初「字数に届かない、どうしよう、膨らませられるのか」と不安と焦りと一緒に書いていました。「アートとデザインの違いを比べることが無意味だ」ということを示すために、もう少し補強したいけど、具体例が出てこない。結局、最初はぼくの足りない語彙力をどうにか捻り出して、800字をちょっと超えるくらいで提出しました。

その後、浜田さんが追加インタビューしてくださったのを、なんども聞いて(上に同じ)の作業を繰り返しました。ここでもまた、字数の壁に激突します。今度は増えすぎたのです。追加インタビューの中に、入れたい内容が多くて、まさに「あれも欲しいこれも欲しい」状態。1,000字を余裕で超えていました。どれを削ろうか。でもどれを削ればいいかわからない。部屋にあるものを捨てられない現象に近いものと闘い、次の締め切りでは1,200字くらいで提出しました。

最終稿に向けたフィードバックで、「あー!こうすればいいのか!」と気づかされました。書いた原稿を自分だけで見ていると限界がある。誰かの目でチェックしてもらうことで、見えなかった文の違和感に気づくことができました。そのような違和感を無くし、自然に読めるような文に仕上げることができました。

そして、最終稿提出。終わった。

このNASU本は、デザインに関わる人以外にも、ぼくのような教育現場にいる人にもオススメしたいです。ぼくの担当したビジネス書パートは、テーマごとに前田さんのイラスト付きで書かれていて、文章も1テーマ1,000字程度でサクッと読めるものばかり。そしてその中身も、子どもたちと関わる時や授業づくりなどにも、示唆に富むものばかりだと考えています(あくまでぼく個人の感想ですが笑)。

ここから買えるのも24日までです!お早めに!

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【『NASU本 前田高志のデザイン』クラウドファンディングサイト】

【前田デザイン室 クラウドファンディングサイト】


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