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YouTube公式動画から考える再生の70%以上を占める「ホーム」と「関連動画」に掲載される方法【再生回数を伸ばすための20の施策 Vol1】

みなさんこんにちは。動画マーケティング総合研究所のいわもとかずやです。

「再生回数を伸ばすための20の施策」シリーズ。今回の記事は2022年アップデート版になります。

また基本的にこちらのシリーズで紹介する改善施策はYouTube公式動画や公式ヘルプに基づいてご案内しています。
 
それでは、第1回のテーマは「YouTubeにおすすめされる」をご紹介していきます。


【1】再生回数を分解する


このシリーズでは再生回数を伸ばす方法についてお伝えしていますが、まずは「再生回数」を分解して考えるところからはじめます。

「再生回数」サムネイルの「表示回数 」×「クリック率」で表すことができます。

この2つの要素を改善することが再生回数を伸ばすために必要です。
 
第一回の今回は「表示回数」を増やすための根本的な施策になります。

ちなみに表示回数はサムネイルの50%以上が表示され、かつ1秒以上表示されると1回と計測されるようになっています。

【2】表示回数を増やすには??

表示回数を増やすためには様々な要素があるのですが、最も重視しなくてはいけないのが、YouTubeの動画再生の70%以上を占める「ホーム画面」「関連動画」に表示させることです。

「ホーム画面」「関連動画」に表示させるためにはまずYouTubeのアルゴリズムを知る必要があります。

1.YouTubeのアルゴリズムの仕組み
2.YouTube関連動画のアルゴリズムの仕組み
3.YouTubeホームのアルゴリズムの仕組み

YouTubeクリエイター公式動画

この3つの公式動画を参考にしながら、アルゴリズムを理解し、表示回数を伸ばす根本的な施策について考えていきます。


1.YouTubeのアルゴリズムの仕組み

まずはYouTubeの基本的なアルゴリズムを理解しましょう。字幕付きの解説ムービーがアップされていますので、ぜひご覧ください。

公式動画によればYouTubeのアルゴリズムの目的は

1.視聴者の好みの動画を見つけやすくする
2.好みの動画をもっと視聴してもらう

の2つとされています。

YouTubeとしては、視聴者に多くの動画を見てもらうことで、広告収益につながるので当然の仕組みですよね。

また視聴者にもっと多くの動画見てもらうために

• 視聴者がどのような動画を見ているか
• 視聴者がどのような動画を見ていないか
• 視聴者がどれくらいの時間、動画を見ているか
• 動画への高評価、低評価
• 「興味なし」のフィードバック

といった指標の組み合わせで、視聴者におすすめするかどうかを決めています。


また最後に触れられていますが

クリエイターの皆さんは、アルゴリズムの好みを心配するよりも、ご自身の視聴者の好みを重視してください。

とあり、視聴者の好みが最重要だと念押ししています。
 
アルゴリズムを意識しすぎて、視聴者をないがしろにしてしまっては本末転倒ですからね。

施策1「視聴時間をのばす」


さて、それでは視聴者に好んでもらうための動画とはどんな動画でしょうか?

最初に意識しなくてはいけないのは、視聴時間の長い動画を作るということです。

視聴者をより長い時間引き付け、リピーターとしてより多くの動画を見てもらえるように心がけましょう。長編の動画 1 本でも、数本の短編でも、視聴時間が長いほどチャンネルのコンテンツが検索や関連動画に表示されやすくなります。

YouTubeの基本的なアルゴリズムを考えると、再生回数を伸ばす上で、動画の視聴時間を伸ばすということが最も大切です。

視聴時間を伸ばすことで、サムネイルの表示回数が増え、結果として再生数が伸びていくということになります。

別シリーズの視聴時間を伸ばすための22の施策を参考にしながら動画を改善していってみてください。

2.YouTube関連動画の仕組み

アルゴリズムの基本的な仕組みを理解したところで、次に視聴の大部分を占める「関連動画」の仕組みを見ていきましょう。

こちらもまずは公式解説動画をご覧ください。

関連動画は、視聴者のエンゲージメントを最大限に引き出すことができるようにランク付けされています。

視聴者が見ている動画と合わせて視聴されることの多い動画や、関連するトピックの動画。これには同じチャンネル内の動画だけでなく、別のチャンネルの動画も含まれます。

YouTube の関連動画の仕組み より

施策2「関連性を高める」


関連動画に表示されるには「視聴者が再生している動画」と「投稿した動画」の関連性が大切です。

関連動画への表示回数を増やすためには再生数の多い人気動画との関連性を上げればよいということになりますね。
 
人気YouTuberが再生回数の多い「モーニングルーティーン」や「流行歌のカバー」をやっているのはこのアルゴリズムにあわせている訳です。

また公式の記事では触れられていませんが

・タイトルの文言の共通性
・サムネイル内の文言やビジュアルの共通性
・動画内で喋っている言葉の共通性

も評価されると言われていますので参考にしてみて下さい。

3.YouTubeホーム画面の仕組み


続いて「ホーム」画面に表示される仕組みについてですが、こちらも公式解説をご覧ください。

ホーム画面に表示される動画は、次のようなデータに基づいて選び出されます。

パフォーマンス -- 趣向が似ている他の視聴者による動画へのエンゲージメント度と満足度(その他の指標も考慮されます)。

視聴者の再生履歴と検索履歴 -- 視聴者がチャンネルやトピックをどのくらい頻繁に再生しているか、それぞれの動画がこれまでに何回その視聴者に表示されたか。

YouTube のホーム画面の仕組み より

施策3「需要の多い動画を作る」

基本的には「パフォーマンス」「視聴者の再生履歴と検索履歴」という2つの要素でホーム画面にサムネイルが出るかどうかが決まります。

「パフォーマンス」では自分のチャンネルの視聴者と趣向が似ている視聴者が、動画を見せた時に満足してもらえていかどうか?が見られています。

アルゴリズムの基本的な仕組みのところでもやりましたが、視聴者が見たいものを作ることは最優先事項です。

「視聴者の再生履歴と検索履歴」では、視聴者があなたの動画と似たテーマの動画を何度も再生したり検索したりしているか?

視聴者の需要がある動画を作ることが大切ということになります。

つまりとホーム画面に自分の動画をおすすめしてもらうためには需要のあるテーマの動画を、視聴者が満足するように作るということになります。

まとめ


今回の内容をまとめると

1.視聴時間が長い
2.人気動画と関連性の高い
3.需要が多い

この3つの要素を兼ね備えた動画がYouTubeのアルゴリズムに評価され、表示回数を増やすことができるということになりますね。

基本的なことですが、再生回数を伸ばす上で最も大切な要素ですので、ぜひみなさんのチャンネルの動画企画でも参考にしてみてください。

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