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YouTubeの撮影台本を用意して視聴維持率を伸ばす方法【視聴時間を伸ばすための17の施策 Vol.8】

みなさんこんにちは。動画マーケティング総合研究所のいわもとかずやです。

視聴時間を伸ばすための17の施策、第8回は 「台本」です。

<この記事で学べること>

1.撮影台本をつくって視聴維持率を伸ばそう
2.全ての台詞を書き出しているYouTuberから学ぶ
3.箇条書きの台本を作っているYouberから学ぶ
4.マインドマップを活用しているYouTuberから学ぶ
5.台本をより深堀りしたい方におすすめのYouTuber
6.カメラ目線で台本を読めるプロンプター
7.YouTube Analytics を使って台本を改善しよう

優先度:⭐⭐⭐


1.撮影台本を作って視聴維持率を伸ばそう

YouTubeアナリティクスを使えば、動画のどの部分で視聴者が離脱しているのか分析することができますが、文章が事前に書き出してあると、より改善がしやすいですし、視聴維持率を伸ばすための全体の構成を俯瞰して考えることが容易になります。

全ての台詞を書き出している人、箇条書きでポイントだけ書き出している人、全体の構成だけ考えてあとはフリーで話す人。人によって台本の使い方は多種多様です。

今回は人気ユーチューバーの台本の作り方をご紹介していきますので、みなさんに合ったやり方をぜひ見つけてみてください。

2.全てのセリフを書き出しているYouTuber

カメラの前で話す事になれていない方は、全てのセリフを台本することからはじめている方も多いです。また特にブロガーなど文章の得意な人が多い印象ですね。

例えば、ノマドGOの山本ゆうこさんは、PREP法  Point(要点) Reason(理由) Example(具体例) Point(要点)を使って、台本を1字1句すべて書き出されています。

佐原まいさんもnotionというアプリを使って全セリフを書き出されています。ブログと同じのように「タイトル」「書き出し」「本文」「まとめ」という基本構成で、PREP法を織り交ぜながら作成されています。

3.箇条書き台本を作っているYouTuber

ある程度、話慣れしている方であれば、箇条書きでも十分です。

monograph/ 堀口英剛さんは3部構成(導入・メイン・結論)を箇条書きにした台本で動画を撮影されています。

人気YouTuberのマナブさんも箇条書きで台本を作られています。

導入部では「動画のテーマ」「悩みへの共感」「動画を見るベネフィット」「チャンネル登録への誘導」

本編では「主張」「理由」「具体例」「反論への理解」「主張」を繰り返す構成で撮影されていますね。


4.マインドマップを活用しているYouTuber

ここ数年、マインドマップを台本代わりにしているYouTuberも増えてきました。

文章を書くのが苦手な人でも自分の頭の中を整理して、人に伝えるのが超簡単にできるのがマインドマップです。

マインドマップのメリットは3つあります。

1つ目は話す事や文章を書くのが苦手な人でも単語を並べるだけで簡単に台本が作れるということ。

2つ目は全体像を俯瞰するのが簡単なので、話すべきことの漏れが少なくなるということ。

3つ目はツリー構造になっているので、理論的に話すのが簡単であるということ。

日本でこのマインドマップ解説を広めたのは、登録者数140万人を超えるお金系YouTuberの両学長さん。マインドマップの活用法についてこちらの動画で解説しています。

他にもマインドマップを使った動画解説をしているYouTuberは多数います。マインドマップソフトMindMeisterの公式記事でも紹介されているのでぜひ活用してみてください。

5.台本をより深堀りしたい方におすすめ動画

最後に台本をより極めたいという方におすすめのチャンネルをいくつかご紹介します。

映像制作歴20年のビデオグラファーTPS Filmさんは構成や台本の作り方をより実践的に紹介されています。語り口が落語家みたいでめちゃめちゃおもしろいですし、気付きがたくさんあります。

企業や商品のPRのためにYouTubeを活用されている方におすすめなのが、面白いドラマの書き方を紹介 シナリオ・センター公式チャンネル。こちらの動画は超有料級です。

AfterEffectのチュートリアルを紹介しているダストマンTipsさんのこちらの動画はハリウッド映画の脚本の書き方の定番書籍「SAVE THE CATの法則」の解説動画もめちゃめちゃおもしろいです。

YouTubeで映画やドラマをやりたいとう方におすすめなのが、劇作家/映画監督/舞台演出家の渋谷悠さんの「高校生のための超映画ワークショップ
」脚本がなかなかかけないという人の背中を押す動画です。

6.カメラ目線で台本を読めるプロンプター

台本をiPhoneでチラチラみながら撮影している方もいらっしゃいますが、鏡の反射を利用して、スマホの画面をレンズの前に表示させられるプロンプターという機材を使えば、カメラ目線で台本を読むことができます。

Takanori Yazawa矢沢隆則さんが紹介しているDesviewT2はスマホもタブレットを使えますし、カメラでもiPhoneでも撮影可能なので便利です。

ギュイーントクガワさんが紹介しているスマホ専用のこちらのプロンプターはだいぶ価格も安くなってきていますね。

また、Min's LIFEHACKさんが紹介されているように多少目線はずれてしまいますが、カメラの真上にスマホやタブレットを設定して撮影するという方法もあります。

7.YouTube Analytics を使って台本を改善しよう

動画をアップした後、1〜2日後にはYouTubeアナリティクスで視聴維持率のレポートが見れるようになります。

動画分析の概要欄にある「視聴者維持率を左右する重要なシーン」でイントロ・山・谷・継続セグメントと4つのポイントと、台本を照らし合わせて改善点をみつけましょう。

詳しい分析方法にについては第6回のこちらの記事をご覧くださいね。

本日のまとめ

視聴時間を伸ばすための17の施策 Vol.8「台本」

1.撮影台本をつくって視聴維持率を伸ばそう
2.全ての台詞を書き出しているYouTuberから学ぶ
3.箇条書きの台本を作っているYouberから学ぶ
4.マインドマップを活用しているYouTuberから学ぶ
5.台本をより深堀りしたい方におすすめのYouTuber
6.カメラ目線で台本を読めるプロンプター
7.YouTube Analytics を使って台本を改善しよう

優先度:⭐⭐⭐

第8回は以上となります。

ぜひあなたのチャンネルでも台本を活用して視聴時間を伸ばしていってくださいね。

「YouTubeの視聴時間を伸ばす17の施策」次回は「字幕」についてご案内しますのでお楽しみに。

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