自分でやってみよ
お世話になっております。アイニチ・大阪本社スタッフ大西です。
私はバイク通勤をしております。
その日も普段通り、乗っていると何やら油の様なものがポタポタと…
よく見るとエンジンからオイルが吹き出していました。
バイク屋さんに持って行っても良いのですが、ここは自分で修理してみたいと思います。
おそらく原因はシリンダーのクランクケース側シール破れ。
ここを取り換えればオイル漏れは改善できるのではないかと見切り発進します。
作業工程としては、エンジンハンガーを全て抜き、ヘッドのカムカバーを取り外しましょう。
次に圧縮の上死点を合わせます。
ここで圧縮上死点を合わし忘れると、ピストンがうまい具合に出てこないので注意しましょう。
続いてチェーンテンショナーを取り外します。
あわせてカムチェーンスプロケットとカムチェーンを取り外しましょう。
ここで注意したいのが、カムチェーンをクランク内に落とさない様に気を付ける事。(針金などを通して吊っておきましょう)
クランクケース内に落とし込むと救出作業が困難です。(最悪、クランクケースバラシです…恐ろしい…)
ここまで外したら、ヘッドボルトを抜き取り、ヘッドとシリンダーを取り外します。
外したヘッドとシリンダーです。
分解してみると、やはりシリンダー下部のシールが劣化し割れていました。
そこからオイルが漏れてきたと推測できます。
次はこの劣化したシールを綺麗に剥がし取ります。
思った以上に劣化が酷く、掃除に時間がかかってしまったので写真は割愛しております。(取り忘れ)
今回は他の消耗品も併せて交換したので所要時間は2時間弱。
1987年製なので、もう34年前に製造されたバイク。
これからも大切にしていきたいと思います。
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