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人生33年目にして初のお話

アイニチ・大阪本社スタッフ大西です。

月末にかけ目まぐるしいブログの更新頻度に弊社の闇を感じております。


突然ですが皆様、日々の暮らしがルーティン化していませんか?

朝起きて朝食をとり、いつもの時間に家を出ていつもの駅に向かい、いつもの路線のいつもの車両に乗り、いつもの道で会社に向かい、いつもと同じ缶コーヒーを買って、いつもの業務を開始する。

そしていつもの時間に業務を終え、いつもと同じ帰路につき、夕食をとった後は、いつもと同じテレビ番組を見て、いつもと同じ時間に寝る。

あらゆる事をルーティン化しフレームに落とし込むと、効率は上がり脳への負担も軽減されます。知らんけど。

果たしてこれは健全なのでしょうか?

人生とは考える事が重要なのではないでしょうか?

思想家のパスカルも「人は考える葦である」と発言し、いかに考える事が偉大な事か説きました。

かく言う私も、ルーティン化している事が多くあります。

しかし、このままではいけない、人生には考える事が重要だと感じた私はあるお店に向かいました。

様々な葛藤はありましたが、勇気を出してこう言いました。

「あっさり 並」

自分自身でも衝撃的な一言でした。

発した後「あぁ、やってしまった。」と後悔。

安定感を求めるのならば、いつもと同じ物にしておけば良かった。

過去からの経験則に基づき外れのない、そして間違う事のない選択肢もありました。

ですが、そんな安全な道を選ぼうとする過去の自分と決別する為の一言。

そして初めて手にしたものがこれです。

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天下一品の「あっさり」ラーメンです。

物心ついた時から「こってり]ラーメン一択だった私が、この地球に生まれついて33年、初めて目にしました。

噂には聞いていましたが、まさか実在していたとは。

たしかに天下一品の公式HPにも「こってり一筋49年」とはっきり記載されております。

ここから伝わる「あっさりなんか誰も頼まんやろ」感。知らんけど。

たしかに学生時代、幼少期から天下一品にはお世話になっておりますが、注文した事も見たことも、周りで注文している人物さえ見かけませんでした。

「こってりに非ずは天下一品に非ず」を心に刻み込み生きてきた私は、直前まで揺れ動く感情と戦い、過去に縛られる自分と決別する為、初めての一歩を踏み出しました。

それが「あっさり 並」

一度、組み上げたルーティンを崩すのは不安であり、ある種の恐怖さえ感じます。

しかし破壊なくして創造なし、と申します。知らんけど。

固定観念を取り払い、一歩を踏み出す事で人間は成長していくのだと感じました。知らんけど。

皆さんも是非、「あっさりラーメン」をお試し下さい。

人間的にも成長が実感できる、素晴らしいラーメンでした。

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次回から天下一品を訪れた際は、あっさりラーメンを思い出しながら「こってりの並、スープ大のライス中下さい」と叫ぶことにします。

以上!

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