一発逆転ファイナルレース攻略指南書
予想不可能とまで言われている高知の一発逆転ファイナルレースの攻略法を無料で教えます
はじめに
この記事を見てるということは、少なからず一発逆転ファイナルレースについて知っている、そしてそこで馬券を買っている人だと思います。みなさんご存知の通り高知の一発逆転ファイナルレースは予想が困難なレースです。というのもはっきり言ってろくな馬が出てこない。
こんな出馬表普段中央競馬しかやってない人が見たら発狂すると思います。だからこそ難しい、それが一発逆転ファイナルレースです。
私も今年の4月から本格的にファイナルレースに手をつけ始めた人間なのですが、まあ最初の方はかすりもしない日が続きました。ただとある日の終わりに気づいたのです
「高知のファイナルレースをやってるのに俺は高知の騎手を全然知らないな」
「そもそもファイナルレースで信頼できる騎手って誰だ?」
それがきっかけで私は今期(2023年4月〜)のファイナルレースの全結果を記録し、分かりやすいように表にしてまとめました。そしたら無理ゲーと言われたこのレースでしたが少なからずいくつかの傾向が出てきました。本日は私が4ヶ月間の分析の結果出てきた傾向というのをいくつかお話しします。今後のファイナルレースの予想の参考になれば幸いです。
↑なんかそういうデータ
予想ファクターについて
ファイナルレースの予想ファクターは主に5つ
①距離
②馬場状態&天候
③展開(脚質)
④馬場傾向&枠
⑤騎手
これを見た方の中には「あれ?馬の実力は見なくていいの?」って思った人もいるかもしれません。はっきり申し上げておきますと、それを見るのは一番最後、買い目を取捨選択する時です。なぜならこんなとこに出てくる馬の実力なんてどんぐりの背比べなんですから、実力で判断なんてできないはずです。私の予想ファクターでは
展開>>>>>>>>>>>>>>実力
これにつきます
展開を読めれば間違いなく的中に一歩近づきます。じゃあどうやって展開なんか読むのか、それを今から1つずつお話しします
①距離
ファイナルレースの施行距離は「1300m」と「1400m」の2つ。共にスタンド前からのスタートとなるが、はっきり違うのは「1300mの方が最初のコーナーまでの距離が短い=逃げ馬有利」ということです。
実際データを見てみると逃げ馬の馬券圏内率は1300mが6/11の54.5%、1400mが5/13の38.4%でその差は一目瞭然。しかも1400mに関しては記者選抜じゃなかった4月のレースでの逃げ残りが多く、5月以降のレースで見るとなんと馬券圏内率は0%!ただあくまでここで言っているのは逃げ馬のワンサイドゲームの確率であって、先行馬についてはどちらも成績が良い。ただそれでも1400mの方が苦戦気味なのは確か
②馬場状態&展開
まず最初に言っておくと高知ダートの水捌けはうんち非常に悪いのでデフォは不良です。良なんて滅多にない。というか今期のファイナルレースではまだ一回もない。
簡単に言うと馬場が良ければ良いほど差し馬の台頭が目立つ。距離関係なく馬場が悪いと前残りが目立つし回復すると差しが目立つ。もしかしたら良まで行ったら逆に馬場がタフすぎてなし崩しに前から流れるってことになりそうだが、稍重や重の場合は差し馬を狙うのがオススメ。
デフォの不良馬場の場合は当日の天候を見るのが大切。不良馬場だとしても、当日の天候が晴や曇だった場合は逃げのワンサイドゲームの確率は下がり、先行差し馬の台頭が目立つ。雨だったらもう前よ前。1300mで雨の不良馬場だったらもはや前が止まるはずがない。要するに
不良(雨)>不良(晴,曇)>重>稍重
前残りが発生する確率が高い順
多分5つのフィルターの中で一番大事かも
③展開(脚質)
「さっきから前残りやら差しやら言ってるけどどの馬がどの位置で競馬をするとかわからんわ!」
その方のためにオススメしたいのが高知競馬のHPの中にある予想コンテンツという欄です。
ここに書いてるコメントは正直役立つことはほとんどないが、上の展望欄は割と役に立つ。どの馬がどの位置で競馬がするか大まかにわかるからだ。ただこれは当然絶対ではないので、これに加え前に行くであろう馬の過去数レースの出脚を映像で見ておくとなおよし。それを見ることでどの馬が逃げるかを把握でき、展開を読むことも容易になるだろう。
④馬場傾向&枠
当然だが当日の馬場傾向は軽くでも良いので見ておこう。前有利か後ろ有利か、枠によるバイアスがあるのか、余裕があれば当日のレースをいくつか見て、内が使える馬場なのかも見ておくと良いかも。まあ枠に関しては極端な内有利傾向がない限りはフラットなら外有利と考えておこう。なぜかって?このレベルになると砂被ったら終わりの馬ばっかりだからだよ
ただたまーに内に砂を補充することがあり、そうなればその日はスーパー内有利ゲーになるので注意。一応見ておこう
⑤騎手
中央でも信頼できる騎手やできない騎手がいるように、この高知ファイナルレースでも神様と呼ばれる騎手から非難轟轟の騎手まで幅広くいます。今回は私の主観とデータをもとに何人かの騎手を紹介していきたいと思います
林 謙佑 信頼度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ファイナルレースで最も信頼できる騎手とは?と聞かれたら私は間違いなく林騎手と答えるだろう。彼の強みを挙げるなら前に行く馬をちゃんと先行させることができるという点。どこでも当たり前のことを当たり前にできる人は凄いのだ。実際データを見ても彼の人気馬での5着内率はかなり高い。そしてたまに穴馬も持ってくる。人気馬に林騎手が乗ってたらまあまあ固いぞ!
岡 遼太郎
岡村 卓弥 人気信頼度⭐️⭐️⭐️⭐️
W岡コンビの狙い時は簡単、「人気馬に乗ってる時」これだけだ。岡村騎手に関しては人気馬に乗っても普通に飛ぶことが多いが、岡騎手に関して言えば人気馬はしっかりと持ってくる。人気馬騎乗時の安定感は体感あの林騎手以上だ。ただ人気薄になると途端に来ない。本当に来ない。こちらにとっては買い時が分かりやすいので扱いやすい2人だろう。
永森 大智 信頼度⭐️⭐️⭐️
現在の評価はポスト林騎手。これという強みは見つけられてないが、やってみたらまた永森騎手かっていうシーンが最近よくみられる。人気馬の安定率は高い方。今後に期待
井上 瑛太
佐原 秀泰
嬉 勝則 穴信頼度❤️❤️❤️❤️❤️
ファイナルレースの穴男といえばこの3人。井上騎手が今年ファイナルで馬券に絡んだのは5番人気と7番人気が1回で8番人気が2回、佐原騎手は5番人気が2回に8番人気と10番人気が1回、そして嬉騎手が4番人気と7番人気が2回ずつに後は8番人気と11番人気が1回。3人とも人気では来ないと言うかあまり人気になることは少ないが、穴になると一発がある人たち。特に最近は「穴の嬉」が仲間内でのキーワードとなっている。狙い方はWの岡の逆だと覚えればOK
ここからは少し癖がある or 避けた方が良い騎手たちについて
良いことばかりは言いません。ただ癖があると言うだけで信頼できると思う人もいるかも?
多田羅誠也
上田 将司 狙い所❓❓❓
ダノングッド,ダノンジャスティスでいろんなところに遠征しているためよく名前を聞くであろうこの2騎手。ただ個人的にこの2人の狙い所というのがどうも掴めない。普通に人気乗ってても飛ぶと思えば普通に来たり穴を持ってきたりする。元々2人はブラックリスト一歩手前の評価だったが、普通に結果を出し始めたので評価を改めた過去有り
6月の成績だけでいえば上田騎手は人気薄で3度馬券になっており調子は良い。もしかしたら今後永森騎手のポジションら辺に昇格する可能性有り
宮川 実
吉原寛人 信頼度⭐️⭐️
まずこの2人がファイナルレースに出ることはあまり多くない。ただ出た時は高確率で人気になる騎手たちだ。吉原騎手は高知所属じゃないというかもはやフリー。なのでたまにいる。じゃあ2人が来るかと言われたらまあリーディング上位の騎手なんで普通に来る時もあるけど大抵飛んでる。ただ技量的に来てもおかしくないので厄介。正直あまり出てきてほしくない人たち
阿部 基嗣
所 蛍 信頼度💀💀💀
この評価になるのもしょうがない。だって今年デビューの新人なのだもの。執筆時点で通算はお互い3勝。ただそのうち所騎手の2勝は南関のジョエル。ファイナルレースでの成績もまだまだ。ただ減量を武器にたまに馬券内に来る時もある。陣営が急にこの2人を使ってきたらそれは逃げる気満々かもしれないので注意
大澤 誠志郎 信頼度💀💀💀💀
今年のファイナルレース成績(0-0-0-8)。基本人気薄なので仕方はないが、1番人気でも来なかった。私の友人がコイツはヤバいと言ったのでこの評価に。実際ヤバい
赤岡 修次 信頼度💀💀💀💀💀💀💀💀
通称あ◯おかこと高知のトップジョッキー赤岡騎手。ファイナルレースに出てくることは滅多にないが、出てきた時は注意が必要。なんせ今年の成績は(1-1-0-4)。こう聞くと良さようにも思えるがなんとこの負けた4回、全てスタートで出遅れて終わっているのである。一応言っておくが6頭全部2番人気以内。そのうちの6頭中4頭がスタートで終わっているなんて信じられない。当然人気なので馬券の期待値は少ないことも踏まえると間違いなくファイナルレース最大の地雷。なので本指南書では
「赤岡は何があっても消し」
そう書かせてもらう
ここで挙げなかった騎手は特に加点もなければ減点もない。というか印象に残ってないってことはまあ来てないとも言えるってことよ。ただ今短期で来てる名古屋の村上騎手、彼はかなり上手い。一方でこないだまで来てた南関の高野騎手、彼はあ◯おかレベルで来なかった。
その他の要素について
この5つを踏まえ残った馬を、最後にパドックや成績を見て判断する。ただいくらファイナルレースだと言っても来ない馬は来ない。また前走と鞍上が同じ場合より変わっている場合の方が熱い。「いつものままじゃ勝てないから鞍上を変えてみた=勝負度合いが高い」という意味と捉えられるからだ。
パドックについてはプラスを探すのではなくマイナスを探すのがオススメ。こんなレースに出てくる馬なんか良いわけないんだし。
結論
高知ファイナルレースはこれらの要素を頭の中でかけ算して考えるべきである。この指南書を読んだキミはこれである程度ファイナルレースでも戦えるようにはなっただろう。このレースは理不尽が多く、展開を読むのも難しいがこの指南書がキミの今後の予想の参考になれば幸いだ。
またファイナルレースの際には私は#週末ファイナルレース部としてTwitterでのスペース機能を使って予想配信を行っている。興味を持った皆さん、ぜひ私のTwitterスペースに参加してもらえると幸いです(Twitterが後どのくらい持つかわからんけど)
最後に
SAGAリベンジャーズの方が当てやすい
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