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ヴィーガンについて
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①著者は二等兵として戦地を彷徨った後、米軍の俘虜となり、さまざまな思考をめくらせるのだが、「殺したくないのは自分が殺されたくないからだ。」という結論に到る。
ところで、ヴィーガンが動物性食品を拒否するのは、動物である自分が殺されたくないから殺したくないに過ぎない。彼らが野菜を食べることで、植物の命を奪うことを全く意にかけないのは、植物は動物ではないから、植物を殺すことと自分が殺されることが彼らの頭の中で結びつかないからである。
②
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植物は、人間の耳には感知できない音を出している。自分を育ててくれる人が前に立つと、そうでない人が前に立った時とは異なる音を出すという実験データもある。
植物についてまだ明らかになっていないこともあり、植物だからといって命を粗末にしていいことにはならない。
③ヴィーガンは家畜を屠殺することの残酷さについて、しばしば語る。もちろん、残酷であることは確かだろう。だが、そのことと動物を食べることの是非は別の問題だ。動物には痛覚があるから苦しむが、昆虫には痛覚がないから苦しまずに死ぬ。ヴィーガンには昆虫食がオススメである。
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