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#22 小さなリスクを取ることからしか始まらない

リスクを取らないと何も得られない、
何かを失わないと何も得られない


ってよく聞きますよね。
要は自分が変わらないと何も得られない
ただ機会を見てても何も掴めないってことだと思います。

今の仕事が嫌なら仕事をまずは辞めたり、今の家が嫌なら家を飛び出してみたり。

やりたい仕事があるなら後先考えずにまずは飛び込んでみろ!とかとか。

私の好きな堀江貴文さんも、仕事辞めたいならやめろよ!離婚したいならしろよ!って言ってますし笑


私もそれすごい共感するのですが、
最近気が付いたのは
リスクは取れるものから取るしかないってこと。
人にはそれぞれ取れるリスクと取れないリスクがあるということ。


私の今働いてる会社の同期、約3割が仕事を辞めました。
辞めたタイミングや理由、辞めた後の仕事はそれぞれでしたが、彼らは仕事を辞めるというリスクを取りました。
ただ、一言で仕事を辞めるリスクを取ったと言ってもそのリスクの大小は人それぞれ詳細に違ったと思います。

一人は転職先を見つけてから辞めました。
転職先は地方自治体公務員
今の会社を続けることと、辞めて地元に帰ること、それぞれの選択肢で起こりうるリスクがあります。
それは私に取っても本人にとっても全然違うリスクだと思いますが、本人は仕事を辞めるというリスクを取って新しい仕事を選びました。

一人は会社を辞めて、複数人の人と共に会社を興しました。
彼は会社勤めの頃から優秀で文字通り営業成績ナンバーワンでした。
そんな彼ですが、会社に残ってもきっと大活躍されることと思いましたが、おそらくやりたいことがあって会社を辞めることを選択したのでしょう。
私からすれば、うまくいくか行かないか分からない会社を興して会社を辞めるよりも、今そこそこに満足してる生活を失うリスクの方が大きいので絶対今のままでは取り得ない選択でした。
彼に取っては、やりたいことを捨てて今の生活に我慢することのほうがリスクで、会社をおこすことのほうが小さいリスクに感じたのかもしれません。


最後の一人は、職場のストレスが大きくてまずは会社を辞めました。
毎日のように深夜すぎてまで働いていて、続けられなくなったそうです。
私もその状況なら流石にやめようと思ったと思います。

(会社も大きいといろんな職場があり
私自身のらりくらりやることを選んできてしまったのでそんな激務な職場にアサインされることもなく、なんだかんだ整った職場で働けています。)

彼女の場合はまず辞めて、束の間の休暇を満喫。
とはいえ、そこそこの計画はありその計画に向けてまずは資格取得に励みました。元々激務をこなせるくらいスキルもあったので見事無事に合格し、今は独立して事業を行なっています。

彼女に取っては圧倒的にあのまま仕事をし続けることのほうがリスクが高い状態だったので辞めるというリスクを選べたんだと思います。


☆☆☆
人にとってそれぞれの状況で、取るべきリスクと取れないリスクがあるということ気がつきました。

私は世間の「何かを得るには何かを捨てなければならない」という言葉だけに踊らされて
得られたらいいな〜程度の理想を求めて取れないリスクを取ること(仕事を辞めること)を考えては、結局取れないリスクなので行動に移せず無駄な時間を過ごし続けました。


確かに何かを得たければ何かを捨てなければならないのだと思いますが、その捨てるタイミングや頻度、大きさ、期間は人それぞれでいいのだとやっと理解しました。

私の取れるリスク、捨てられるものは何か
今一度考えてみる必要があると思いました。

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