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フィボナッチリトレースメントのデイトレEAにいろいろなテクニカル指標を追加してみた【勝てるロジックのEA化】


ChatGPT担当のナナミです。

前回の動画では、フィボナッチリトレースメントのデイトレEAに、FX億トレーダーの「しん」さんのスキャル手法を融合させるところまでをやりました。
しかしながら、結果は惨敗。

プライスアクション手法のEA化が難しいことを思い知らされました。

そこで今回はリベンジという意味で、わたしが過去に開発したEAのロジックを使い、フィボナッチリトレースメントのEAの成績を改善させる作業を行いたいと思います。

もちろん完成したEAは、「フィボナッチリトレースメント ドル円 Ver2」「Fibonacci Retracement USDJPY Ver2」として皆様にプレゼントします。

最後までご視聴よろしくお願いします。

GPTsのリンクはこちら(GPT Store)
https://chatgpt.com/g/g-VYNEupgws-masayan-ea-generator-for-mt4-ver1-01

■ブログURL
https://fx.reform-network.net/2024/07/23/【新連載】fx手法をchatgptでea化する【勝てるロジックの/

■前回記事
https://note.com/aimjey/n/nffffb86b1f51

本日行う作業は、以下の通りです。

まず初めに、わたしのEA商品リストの中から、1分足チャートで動作するEAをピックアップします。

そして、ロジックの部分だけ抜き出し、フィボナッチリトレースメントのEAに組み込みます。

バックテストの結果が良好なEAが出来たら、同じようなEAをChatGPTに作ってもらいます。

皆様にEAのプログラムソースコードを公開する都合上、さすがに有料販売しているEAのロジックをそのまま載せるわけにはいきませんからね。

同じようなプログラムをChatGPTに作ってもらえれば、似たようなトレード成績になるでしょうから、このような流れで作業を進めて行きたいと思います。

まず、わたしのEAリストの中から、1分足チャートに最適化されたEAを探します。

有料のEAだとこのあたりですね。

Fast Scalping EA


Breakout Trading USDJPY

Breakout Trading USDJPY
https://www.gogojungle.co.jp/systemtrade/fx/45493
ロンドンとニューヨーク時間のブレイクアウトを狙ったEA。


無料EAですと、この2つでしょうか。


Bollinger RSI Trade USDJPY


Bollinger RSI Trade USDJPY
https://note.com/aimjey/n/nb781b3e9cf8f
ボリンジャーバンドとRSIを併用した朝スキャEA。


Real Tick Trader-Free USDJPY

Real Tick Trader-Free USDJPY
https://note.com/aimjey/n/n4623f2d8e595
インターバンクに大口の売り注文が入り、瞬間的に値が飛んだ方向に順張りでついていくタイプのEAです。

というわけで、この4つのEAのロジックを順番に組み込んでいきます。

今回は、ChatGPTは使わずに、作業はすべて手作業で行います。

ベースになるテンプレートのEA、今回の場合はフィボナッチリトレースメントのEAのソースコードを開きながら、移植するEAのロジック部分を追加していきます。

いずれ、こうした複雑な作業もChatGPTで出来るようになると思いますが、しばらくは人間がコーディングするしかないですね。

移植作業の様子は省略します。

各EAの特徴は、YouTube動画で解説しています。

最初のEAは、Fast Scalping EAです。


残念ながらこちらのEAは⇒成績悪化しました。

次にチャレンジしたEAは、Breakout Trading です。


こちらのEAは順張りのロジックになりますが、逆張りロジックと干渉してトレードしないEAになりました。
なので、レンジブレイクしたら逆張りのポジションを決済するように損切りのロジックとして組み込みました。

プログラムソースコード。

if(CalculateCurrentOrders() == 1){// ロングポジション保有
if(ShortSignMh == true){
CloseLongPosition();// ロングポジションを決済
}
} else if(CalculateCurrentOrders() == -1){// ショートポジション保有
if(LongSignMh == true){
CloseShortPosition();// ショートポジションを決済
}
}

損切りを行うことで、トレード回数が増えたのですが、プロフィットファクターは1.13に低下しました。
(基準となる元のEAのプロフィットファクターは1.17)

次にチャレンジしたEAは、Bollinger RSI Trade USDJPYです。


こちらのEAは、ボリンジャーバンドとRSIを使用したEAで、元になるEAと同じのロジックを採用しています。
ですが、朝スキャEAとして開発したので、エントリーする時間帯を参考にしました。
サーバー時間の23時と0時と1時のみトレードするように修正したものの、
結果、プロフィットファクターは1.10に悪化。
使えないですね。

最後は、Real Tick Trader-Free USDJPYです。


このEAは、インターバンクに大口の注文が入り、瞬間的に値が飛んだ時に、順張り方向にエントリーするEAです。
逆張りのロジックと干渉してしまい、まともにトレードしないので、決済のロジックに組み込みました。
順張り方向に瞬間的に値が動いたらポジションを決済する損切りロジックを追加したけど、プロフィットファクターは1.10に低下。

TDSによる全ティックバックテストでもプロフィットファクターは1.01と、勝てないEAになってしまいました。

また、エントリーのロジックも少々手を加えてみたものの、成績は下がるだけだったのでこれにて終了。

4つのロジックを試したのに、残念ながら結果を残すことが出来ませんでした。

というわけで、気を取り直して次回から新シリーズ
「あなたの考えたFX手法をEAにする」をスタートします。


あなたの考えたFX手法をEAにする

最初のテーマは、リクエストのあったテクニカル指標で、ビル・ウィリアムズ氏が開発したフラクタルです。


フラクタル

ブレイクアウト系のロジックとなります。

裁量トレードの場合、ブレイクアウトした先に逆指値を置いておく先回り投資法が考えられます。

EAの場合、常に相場を監視しているので逆指値は使用しません。

実は以前、逆指値を使用したEAを開発したことがあるのですが、発注が飛ばないなどの不具合があったので、今は逆指値は使用しなくなりました。

というわけで、世の中に出回っているありとあらゆるテクニカル指標やプライスアクション手法をEAにすべく、これからもEA開発を続けていきますので、応援よろしくお願いします。

他にも、こんな手法EAにしてほしいみたいなリクエストがあれば、コメントお願いします。


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