自由って、コントロールって
より柔らかい筆に、変わった。
自由自在な動きを望み、力任せにコントロールしようとすれば、反対に不自由さが生まれる。
でも、もし、筆の性質に自身を委ね流れの中に身を投じることができれば、より自由度の高い表現が現れてくる気がする。
筆から滴り落ちる墨で、紙の上をもっとしなやかに渡り歩くことができたら。
つまり、一体感をもって「流れから生まれる美」を表現できれば、きっとそこには優美さや壮大さが浮き彫りになってくるであろう。自然と。
つまるところ、表現とは、そこに存在するものしか表すことができない と、私は考えているので、上達において内面を磨くことは欠かせない要素なのだ。
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