私に恋愛がうまくできるわけないと思う人格がいる
私のいままでの恋愛は、特にすごく悪いわけでもないのだけど、すごくいいものでもなかった。
理由は簡単で、私が自分に自信がなかったから。常に恋人にあわせてしまって、誰にも頼まれてないのに、一歩引いてそこにいるような彼女だった。
私らしさのままで、恋愛がうまくできたと思えたことがない私は、私の恋愛のことを否定する。私に恋愛がうまくできるわけがないと思う。
そんな私がいることを知っている。知ったままで、そっと見守っている。
私に恋愛がうまくできるわけない
「私に恋愛がうまくできるわけない」と、その私は言い続ける。
やっぱりまたうまくいかなかったとか、今回もきっとうまくいかないとか、そんな言葉を吐きつづける。
それで、うまくいかなかったら、それはそれで安心をする私がいる。うまくできたことがないから、始まってしまうのが少し怖いのだ。
「私に恋愛がうまくできるわけない」と言いつづけて、受けとることを拒否している。そう、私に起きているのは「受けとることの拒否」なのだ。
否定する人格がいる
「私に恋愛がうまくできるわけない」と、自分のことを否定する人格がいる。「恋愛をしたい」と思う時には、すごく邪魔で厄介な人格。
だから私は、この人格に去ってもらいたい。……けれど、コーチをしている私は、この人格もほんとうは私を邪魔したいのではないのだと知っている。
「邪魔したい」が、この人格の願いなのではない。例えば、本体の私に「傷ついてほしくない」とかがほんとうの願いなのだ。
知識としては知っていても、普段の生活で毎回意図に気づいてなんかいられない。厄介だなぁという気持ちだけがひとり歩きをするのが実際のところ。
コーチといえど人だからと、私はそれにも許可を出す。それでいいのだ。私たちは人間だし、心のことはすべて克服はできない。する必要もない。
私には、「私に恋愛がうまくできるわけない」と言う人格がいる。いつか向き合ってもいいけれど、いまの私はひとまず気づいただけにしておく。
確かにこんな人格がいるなと、気づいて持っておくだけでいい。私はいま、私のエネルギーを大きく投下して、この人格をなんとかしようと思わない。
解決すべき時があるとしたら、自然とその時はやってくる。だから私は、無理やりにこの人格をなんとかしようと思わない。
私は十分に幸せで忙しいから。いまの私の時間はそちらに使って、順番がきたらこの人格と向き合おうと思う。
7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️