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フリーランスとしての礎【2019年を振り返る】

おばんです。今年も紅白を見ながら、年末ギリギリに振り返りを書いています。


2019年、平成生まれにとっては初めての改元がありましたね。「昭和」という時代のイメージって何となくみんな同じものを発想できるような気がしますが、「平成」はどんなことをイメージする時代になるのでしょうか。


私にとって、2019年はいろんな点が線につながるような1年でした。平成を29年間生きてきて、今まで自分がやってきたこと、思ってきたことが「そうか、こういうことだったのか」「やっぱり自分はこういう人間なんだな」と確信を感じることが多かったように思います。

10代は何かと不安だったし、20代は何かと焦っていたけれど、いまならまわりの大人が「30代から楽しい」って言える理由がわかるような気がする。

さほど誰かの役にたつような話にはならないでしょうが、備忘録的にそんな2019年を振り返ってみたいとおもいます。


2019年の仕事振り返り

●喋る仕事が増えた

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・信州WordPress meetup
・信州リゾートテレワーク カンファレンス
・森林税の広報を考えるワークショップ
・広報勉強会(NPO法人IVUSA)
・おためしナガノ説明会 in 東京
・聖心女子大学ジェネラルレクチャー
・“好き”を仕事にする4人の女性に聞く、時間も場所も自由に選べる働き方
・スキマな地域の情報発信講座@長野
・信州リゾートテレワーク動画…など

いろいろとおもしろがっていただき、話すお仕事にもたくさんチャレンジしました。600人の大学生に向けての講演会や、動画のレポーターまで。緊張したり、うまくやりきれなかったり苦い思い出もありますが、難しい仕事ほど糧になる気がするのでまた機会があれば頑張ります。


●長野の仕事が増えた

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登壇の仕事以外にも、長野県のInstagramやFacebookなどのお仕事をいただきました。いままで東京でやってきたような方法とは違うし、上司もいないなか自分で全部ディレクションするのはこれまたドキドキの連続。大きく成長をさせてくれた案件でした。

あと、大好きなやってこ!シンカイのSTORYBOOKのライティングに携われたのは冥土の土産。



●広報の勉強をした

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東京で6ヶ月間、itty selection Inc.さんの「広報・PRプランナー&PRライター養成講座」を受講しました。フリーランスとして仕事の幅が広がってきたのの、PRに関してわかっていることとわからないことが曖昧で、自分自身に自信をつけたかったのが大きな理由です。

面白いプレスリリースやキャンペーンを見かけると、ターゲットはどんな人たちで、どういう顧客インサイトがあって、何のためにこの手法をとっているのだろう?と考えられるようになったのは、「PRとはどういうものか?」を学んだからこそだなあと思います。
「情報を伝える」というのは本当にたのしいので、これからも広報PRのお仕事がいただけるように精進していきたいです。


●信州フリーランスMeetupを開催した

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初の主催イベント「信州フリーランスMeetup」。
フリミについてはあとでまたまとめようと思っていますが、長野にフリーランスという働き方をしているひとがどのくらいいるんだろうという単純な疑問と、みんなでフリーランスならではアレコレを話したいという願望でイベントを企てました。今年5回くらい開催して毎回20名くらいにご参加いただき、これからもゆる~っと開催できたらなと思っています。


●台風19号災害ボランティアからの長野アップルライン復興プロジェクト
仕事とは少し話がそれてしまいますが、今年は何といっても、台風19号。

大学時代は東日本大震災の災害ボランティア毎月東北に通いつめ、就職後もは防災のソーシャルスタートアップで複業し、2015年の鬼怒川水害、2016年の熊本地震、2018年の西日本豪雨などのボランティアに参加。結局会社辞めて防災の事業に専念した時期もあるくらい、私にとって「災害と生きる」ことは人生のなかで大きなテーマでもあります。

まさか、自宅からクルマで1時間ほど、よく訪れていた場所が「被災地」になるとは思ってもみませんでした。

発災から4日後、ボランティアとして訪れた長野市は時間が止まったよう。断絶された道も数しれず、通れる道には砂埃が舞い、かつての面影を失う。おうちに入らせてもらえば床上には分厚い粘土質の泥、あるいは砂混じりの重たい土が、まだ引かない水とともに20cmほど。

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(本当にどこで災害が起こるかわからない。たくさんのひとに災害ボランティア参加してほしいな)


そして、発災から1ヶ月後、長野アップルライン復興プロジェクトのお手伝いをさせていただくことになりました。長野市の若きリンゴ農家の徳永くん、同郷のクラファンアドバイザーの波多腰くんが、1ヶ月で1000万というすごくハードルの高い目標に向けてとても頑張ってるのが心に刺さったのです。

復旧とともに、これからどう立て直していくか。
日本各地の被災地をお伺いしたなかで経験上とても大切だと感じています。
このクラファンでは、被災からの復活、未来のための取り組みのための資金を集めることが目的です。

1000万って大きな金額にみえますが、これだけでは高額な機械が必要な果樹農家さん1軒を救うこともできません。でも、いろんな想いを抱えている地域に、地元からあたらしい帆を掲げて前を向いて、いろんなひとと協働して、明るいニュースを届け続けることもすごく意義があると思ってます。

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発災から2ヶ月後の12月12日、自分たちも信じられないような展開。ご支援額11,495,666円・パトロン1,039名の厚意が集まりました。

まだこれはスタートラインで、本当にここからが正念場になってくると思います。でも、こんなにたくさんのひとが心を寄せてくださっているというのがとってもとっても希望です。

2020年は何する?

1) 広報PRの仕事を増やす
2) わさびをもっと知る・広げる
3) やりたいことやってお金もちゃんと稼ぐ

そんなわけ2020年は30代突入イヤーなので、やりたいことどんどんやりまくって楽しい1年にしたいと思います!

(2019/12/31 22:51)







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