銀河法典


惑星地球は、この宇宙で闇の勢力に支配されている最後の惑星であり、何百万年も銀河中に吹き荒れた銀河戦争の最後の遺産である。

銀河は、闇の勢力から解放された形をとっているため、光の勢力は、調和した銀河や宇宙社会を目的とし、生きとし生けるものの基本的自由を保護するために緊急的必要性により生み出された軍事力から進化してきた。銀河連邦内部の存在は精神的に進化し、団結し、アセンデッドマスターと調和しているため、光の存在同士の内部の関係や、自分たちと闇の勢力や占領された惑星に対する関係を調整する内部の法典を見出した。この法典は銀河法典と呼ばれ、銀河連邦がこの銀河及びそれ以外の銀河で行われる全ての行為の法的基礎となっている。この法典は、外部規則を厳格に適用したものではなく、光側の魂すべての内部倫理を体系化した法典である。そして、この内部倫理は自分たちの内部の真実を反映しているため、光の存在すべてが自由意志で受け入れている。

ここでは、銀河法典を、人間社会で平均的な目覚めた人類に理解できる形で述べることにしよう。
第Ⅰ章 神の恩寵の法則

生きとし生けるものはそれぞれ、ポジティブな人生を経験する不可分で無条件の権利を有する。

第Ⅰ章を説明するためには、闇の勢力やその他宇宙の異常の影響から解放された、進化した銀河社会では、苦しみや痛みは全く価値がないということを理解する必要がある。痛みや苦しみ、犠牲を成長経験の一部として価値を与えるのは、闇の勢力が占領した惑星の人々を簡単に奴隷化するために行なっているプログラムの一部である。

解放された宇宙で、すべての生きとし生けるものは、ポジティブな人生を無条件に体験できるのであるが、これは、すべての存在が内部に持っているソースとの繋がりによって保証され、物事に及ぼすアセンデッドマスターの力で強化されている。そして、その力により、すべての存在が持つソースへの憧れが支援され、人生で必要なものを与えられている。人生は決して、辛く苦しいことを意味するのではなく、むしろ喜びと創造の旅である。第1章の各節で、解放された宇宙のすべての生命と、光の存在同士のすべての関係が調整され、衝突が起こる必要がない仕組みになっている。各節を説明しよう。

第Ⅰ章−1 すべての生きとし生けるものは、物理的及び精神的豊かさを享受する不可分で無条件の権利を有する。

 この節では、解放された宇宙における、すべての存在に対するポジティブな人生経験を保証している。アセンデッドマスターは、解放された宇宙を取り戻すのに使った力で、生きるのに必要なすべてのもの、そして、物理的及び精神的な豊かさや美しさを与えている。

第Ⅰ章−2 すべての生きとし生けるものは、アセンションへの不可分で無条件の権利を有する。

この節では、アセンデッドマスターが深く理解しているアセンションの精神的技術を用い、また、救済の電気的炎を利用することで自由意志でアセンションを選んだすべての存在をどのようにサポートしているのかを説明している。

第Ⅰ章ー3 すべての生きとし生けるものは、それぞれのソウルファミリーの曼荼羅における割合において、他の存在と融合する不可分で無条件の権利を有する。

この節は、ソウルファミリー内部のすべての関係の調整方法であり、対極の存在(ツインソウル、ソウルメイト)と融合することを保証している。また、発達段階や外部条件に関わらず、すべての存在と団結することも保証している。

第Ⅰ章−4 すべての生きとし生けるものは、すべての情報を得る不可分で無条件の権利を有する。
この節では、すべての存在は、宇宙におけるそれぞれの役割を理解するための情報や、進化の全体像、その他自分たちの決定、成長、そして幸福に必要な情報を受け取ることを保証する。このすべてのデータは、アセンデッドマスターや、様々な種族や文明の進化を監視している存在が提供する。

第Ⅰ章−5 すべての生きとし生けるものは、自由に対して不可分で無条件の権利を有する。

この節では、すべての存在に対して、成長と人生経験の無限の可能性を与えている。解放された宇宙では、すべての存在はポジティブのみを創造するため、その自由は、決して他の存在の自由に反することはない。

第Ⅱ章 衝突する当事者を分離する法

生きとし生けるものはそれぞれ、他の生きとし生けるもののネガティブな行為から分離され、保護される不可分で無条件の権利を有する。

この節では、宇宙の中で、闇の勢力の影響から解放されたばかりで、まだ連邦には受け入れられていないエリアの状態を調整する。光の勢力は常に、衝突する当事者を分離し、お互いを傷つけ合うことから保護する必要がある。それから光の勢力は、その衝突が解決するまで仲介する。この節は、戦争やその他武力紛争の終結に用いられることが多い。

第Ⅲ章 精算の法

過去に銀河法典の原則に反した生活や行動をとる選択をし、現在も銀河法典の原則を受け入れることや、過去の行動の結果を精算することを拒否する、もしくはそれができない生きとし生けるものは、セントラルサンに連れて行かれ、基本的な要素に再構築され、新しい進化サイクルを一から始めることになる。

この節では、光の勢力と闇の勢力との関係を調整する。闇の勢力に属する存在は、敗北した時点で、銀河法典を受け入れ、可能な限り過去に犯した過ちを修正し、それ以降ポジティブに生きていく機会が与えられる。この条件を受け入れる場合、彼らは許され、連邦に加えられる。受け入れられない、もしくはその意思がない場合、セントラルサンに連れて行かれ、彼らの人格や魂の本質は救済の電気的炎で再構築され、彼らの神性の輝きは、新しい進化サイクルを始める。

第Ⅳ章 介入の法

銀河連邦は、その場所の法律に関わらず、銀河法典が侵害されたすべての場合において介入する不可分で無条件の権利を有する。

この節では、占領された惑星についての光の勢力の政策について述べている。連邦は銀河法典が侵害されたすべての場所、文明、惑星、もしくは太陽系に介入する権利を有する。これは、この介入に対して地元の文明がどのような見解を持っているかに関係なく行える権利である。連邦は常にすべての平和的教育及び調整手段を使える権利を有する。銀河法典の原則の臨界質量が侵害された場合、連邦は軍事力を行使する権利を有する。闇の勢力の直接の占領下にある惑星は特殊なケースである。闇の勢力は通常、その惑星の人々を人質にして光の勢力の進行を妨害する。地球では、光の勢力が介入しようとすれば、闇の勢力は核兵器で脅しをかける。これが、光の勢力がこれまでこの惑星を解放できなかった主な理由である(これは、いわゆる「我々は自由意志を尊重しているので介入せず、苦しみをそのまま眺めるだけである」という馬鹿げたものではない)。人質がどのような状況であっても、これには巧みな交渉術と戦略術とを必要とする。この状況はゆっくりと解決されつつあり、惑星地球は私たちが生きている間には解放されるだろう。

第Ⅳ章ー1 すべての生きとし生けるものは必要に応じて銀河連邦に救助を求める不可分で無条件の権利を有し、銀河連邦は地元の法律に関わらず、救助する権利を有する。

この節では、闇の勢力の人質すべてに介入し、救助する法的根拠を示している。光の勢力は常に、すべての生きとし生けるもの、それがたとえ地球上であっても、その生活環境を可能な限り支援し、改善している。惑星地球の状況を見れば、この惑星では、光の勢力よりも闇の勢力の方がはるかに力を持っていることがわかる。幸い、この状況はまもなく変わるだろう。

第Ⅳ章−2 銀河連邦は、銀河法典を施行し、銀河法典が侵害されている場所を、必要であれば軍事力で制圧する不可分で無条件の権利を有する。

この節は、占領された惑星を軍事力で解放する法的根拠を示している。連邦の軍事力は闇の勢力の代表者を除去し、人質を解放する。そして、連邦の他の部隊が地元の人々を指導して、この惑星の連邦への受け入れプロセスへと導いていく。

おそらく、人類の中には、連邦には介入する権利はなく、人類には自分たちで問題を解決する権利があると感じている人もいるかもしれないが、これは全く真実ではない。この惑星での幾多の戦争や基本的人権の絶え間ない侵害を見れば、人類には、自分たちの状況に対処できる力がないことは自明の理である。それゆえ、賢明な守護者を受け入れ、解決に導いてもらう方がはるかに良い。連邦はまた、人類がはるか昔のアトランティスの時代に招き入れた、現在の傀儡の主人(闇の勢力)を取り替えるだろう。そして最終的に、銀河法典は宇宙全体の普遍的な倫理規範となり、闇の勢力は2度と存在しないだろう。

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