本当に使えるレチノール化粧品について・注意事項含めて

アンチエイジングのホームケア用化粧品として定着したレチノール化粧品。

クリニック専売化粧品が有名になったのもあって、
いろんなメーカーが市販でも販売するようになりました。

かなり以前からも市販もクリニック専売品は販売されていましたが、名前倒れの商品が多く、そこまでの効果も感じない、わざわざ取り扱わなくてもいいかという代物。

玉石混合のレチノール市場。

医薬品も含めてもうむちゃくちゃで、
うまく使って恩恵を受けまくっている人と、
本人は満足はしているけど顔は真っ赤っかでそれを隠すために化粧は分厚くなるし、周りからはあまりうらやましく思われていない人、
副作用がガンガン出てもう二度と使いたくないという人
と感じ方はバラバラです。


うまくいかせたい、キレイにアンチエイジングしたい、トラブルはいやだ!という人のために、私の考えるレチノール化粧品の選び方と当院の患者さんにほしいと言われた時(売るかどうかは別として)に話している注意事項、買う時、買ってからのフォローで気を付けていることなどをお話しようかと思います。

市販のもの、クリニックに来なくても買えるものについても言及します。

商品名を出して悪口というか、まあ事実なんですが、さすがに言えませんので
(診察に来られた方で使っておられる場合もうすべて止めてもらっています。
ひどくなることはあっても良くなることはない。
どんどん顔がさらに真っ赤とちょっとした刺激にすぐに負けてしまうような敏感肌のひどいのになっていくだけです。
ひどい人はそこに色素沈着も加わって、赤いだけでなく、赤黒くなっていきます。)
絶対買わないで!という商品名は出してません。
まあ読んだらわかるという人もいらっしゃると思います。

買うならこれがおすすめ(条件付き)という商品名は出てきます。
それ以外はNGと思っておいていただいて結構かと。
私の独断と偏見ではありますが。。

買う商品のまず効果の検証実験結果、品質は最低確認しないとね。
レチノール入り、とだけ書いててもね。。。

特にコロナ禍、ネットの情報で過信して、正規ルートでないところから買う、正規ルートであってもろくな診察も受けずに買った人で被害が続出しました。
満足されたのであればよかったんでしょうけど。。

ちなみにレチノール化粧品の質の悪いもの・間違った使い方でおかしくなった肌を治していくのに莫大な時間とお金がかかります。。

やらないほうが良かった、とならないために。

レチノール化粧品を使いたいのであれば、ネットの情報(ステマかもしれないのに)を過信することなく、正しい知識でもってうまく使ってほしいと思います。

まずは効果という面から、
クリニック専売品について

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