キッチンや住居の洗剤どうしてる?
患者さんからも度々質問がある住居用洗剤。
逆に質問されないことも多いんですが、アトピーや慢性湿疹(手荒れ含む)などなど(アトピーと思っていて、実はただの接触性皮膚炎だったということも山ほどあります)、化粧品にはこだわっても、住居用洗剤までに気が回っていない人がほとんど。
もちろん化粧品も、オーガニック系化粧品、自然派化粧品はNGです。
手作り石けんとかもね。
(詳しくは私の拙著「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」やこちらのnote でも石けん・洗浄剤について詳しく書いておりますので、よろしければご参考に。
地球に優しいものが皮膚に優しいとは限らない。
これは有名な話です。
口から入れるのと皮膚に塗る(つく)のとでは免疫が働き方が全然違いますからね。
純石鹸を基本すすめていますが(勧めない人ももちろんおられます。詳しくは上記に書いたところ参照)、顔に直接つく洗浄剤を合成の安物の界面活性剤は勧めない、というスタンスなら、住居用洗剤も同じスタンスと思われませんか?
皮膚につくものは、化粧品だけじゃないです。
キッチン洗剤、住居用洗剤、洗濯洗剤などなど。
一番皮膚科の患者さんで皮膚に被害が出るのが、キッチン用洗剤です。
手袋はめてるから、という患者さんもおられますが、人間ですから、絶対に手袋はめてからしか台所仕事しない!お皿1枚、コップ1個すら洗わない!という稀な方もおられますが、
だいたい皆さん、量が少なかったら、手袋もめんどくさいから、そのまま素手で洗っちゃう。。
手袋してても、手袋の袖のほうから洗剤や水が入ってくることがあって、もうめんどくさいから、後でいいやとそのまま台所されてる方もおられるかと。
そうなると、その使ってはいけない洗剤が手袋の中で密着してパックしているのと同じことに。。。
たったちょっとの時間だからいいや、としたことがパックになり、結局毎日とか頻繁になり。。。
手指はどんどん荒れていくわけです。
ほんとに低刺激の洗剤だったら、それくらい問題ないはずだし、本当の低刺激であれば、それくらい耐えられる皮膚じゃないと困るってこと。
(これはこれで食事と栄養の見直しは必須。
低刺激を使っていると自分で思い込んでいて、実は全然違う、ということも日常茶飯事です。。思いこまないこと。過信しないこと)
でも、そうでない洗剤はほんとにダメ!!
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