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7月27日金曜日

濃い1日が終わろうとしている、わたしは今そうめん屋さんのカウンターでこの文字を打ち込んでいる。少しほろ酔いで。

朝目覚めて、午前中は仕事をした。午後休ってなんだかそわそわして楽しい。
高校時代の友人が、アーティストのライブのために遠征していて、新宿でご飯を食べた。彼女はいい意味で変わっていなくて、美しくて、頼もしかった。勝手ながら、そのまま、まっすぐでいてほしい。
急ぎ足で、面接を2つ、どちらも一緒に働きたいと思える、魅力的な方々とお話して、そういう人の生き生きとした目を見て話すと、自分の前もすっと拓けたような気持ちになる。
私は私で、自分の気持ちを言語化することを怠らないようにしようと心に決めた。

そして、木村龍之介さんの舞台初日、シェイクスピアの冬物語。
目黒からの山手線は、遅延していて、満員電車に押し潰されて、中野まで出て、タクシーに飛ばしてもらった。初めて、お釣りはいいです、をやった。なんだか大人になった気分。

開演3分前に会場に飛び込んで、2度目の木村龍之介さんの舞台は、前回のハムレットとはまた違う、驚きをくれた。
すべてのものに、意味があって、醜ささえも美しかった。私には語彙力が足りない。圧倒されて魅了された。暗闇も、光も、音も、静けさも。

タクシーで走った道を歩いて駅まで戻り、東中野のそうめん専門店に向かった。1号店は、最近テレビで紹介された影響か、予約でいっぱいだったので、反対側の2号店へLOギリギリで滑りこむ。
サワーを飲んで、そうめんを食べる。
走り回って刺激を受けた身体に、すぐに酔いが回った。幸せだな、とただ思う。会いたい人に会って、観たいものを見て、生きたいように生きる。応援したい人の応援をする。

そのために、私は、強くなりたくて、力を少しでもつけたいんだ。そう思う気持ちが強くなる。明日も、幸せな1日に、する。おやすみなさい。

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