きっかけを掴みかけた気がする

目的地までは基本ダッシュか早歩き。やりたいことをやりきるために、短縮できる移動時間は短縮して、常に動いていたい。割とこの性格が全面に出て、2日目の生活のたのしみ展も思いっきり働いて思いっきり楽しんだ。

かなり余裕を持って到着して、2日目ということもあってか初日の昨日ほど人は並んでおらず。10時すぎに開店を待つ列に並び始めて、11時オープンと同時になかしましほさんのfoodmoodのクッキーボックスの引換券をGET。そのままの流れでお弁当も買おうか迷って、星のガレリアを見る。出勤時刻までのタイムリミットはあるものの、人が少ない時間帯だからなのかゆったり見ることができた。O2のTシャツ、気になる。試着したい・・・！nooyのスカートもワンピースも可愛すぎる・・・いつかこれをさらっと着られる大人になりたい。妄想を膨らませて、スタンプラリーを押して急ぎ足でアースボールカフェに出勤。今日は、ほぼはちみつを担当した。

開店を待つ時間で、とにかく過去記事も含めて読み込む。はちみつ、コーヒー、カレー。せっかくお客さんに向き合うなら、もっと知ってもらいたい、少しでも多く楽しんでもらいたい。自然とそういう気持ちになって予習したくなるから不思議だ。昨日は自ら手をあげて担当するのが少し怖かったはちみつの販売が、今日は楽しかった。お客さんが買ってくれるのも、こういうものがあるって知って面白がってくれるもの（買わなくても）素直に嬉しかった。また在庫復活したら土曜日に来ます、って言ってくれるのもすごく嬉しい。

帰り道の電車では、2日続けてのぶっ通しでの立ち仕事で、普段ほとんど運動しないのが祟って足が棒になって満身創痍だったが、お腹に食べ物を入れてシャワーを浴びて思い返すと、ぶわっと色々なことが頭に浮かんできた。

今日も昨日も一度も”この商品を売ろう”って思った瞬間がなかった。純粋にほぼ日が好きで、ほぼ日を面白がってくれるお客さんたちを歓迎したいって気持ちで、カレーやはちみつやコーヒーを純粋に”素敵な商品だから仲の良い自分と距離が近い友人に紹介する”ような感覚でお客さんに接していたなと振り返ると思う。もちろん何より商品が素晴らしくて、ほぼ日というチームが好きな人が集まってきているという前提の上に成り立っているのは重々承知なのだけれども。
この気持ち、自分が新卒で営業マンの時には持っていなかった気持ちだし、なんなら今勤めている会社でも少し課題感を持っていることだ。数字（売上）って思った瞬間に、なんだか義務感が増して苦手意識のセンサーが押される人間なのだけれど、本当に不思議なことにそういう感覚がなかった。責任の違いなのかもしれないけれど、目の前のお客さんにとっては私がどういう立場であるかなんて関係なくて、そこはしっかり責任を持ちたいし少しでも楽しんでもらいたいなって思いもあった。

なんだろうな、見えるような見えないような。目の前の出来事を、自然と自分ごと化できたらいいなって、思っている私にとってはすごく大事な時間になった。ぽんと発生するトラブルで、きちんと相手を尊重する気持ちを忘れてしまいがちな性格だけれど、どんなときもやさしく、つよく、おもしろく居られる乗組員さんの立ち居振る舞いをみて、考えさせられた。そういうときこそ、余裕を持ちたい。かっこいいな。（そして私はちょっと焦っていたので反省）ああ、明日もまたたくさんの人の笑顔が見られますように。多分O2のTシャツを手に入れて電車に揺られているんだろうな、って思う。試着しよう、明日こそ。お疲れ様です、おやすみなさい。

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