18時に帰る
18時に帰る 「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方/1more Baby 応援団
タイトルから、日本の話じゃないの、って思ったかもしれないが、可能性の提案として面白く読めた。一番感じたのは、会社と個人との「信頼関係」が大切だということ。話し合いながら働き方を決めていける、そして皆で決めたルールがあるなら、個人的に反対だったとしても守る。チームだから協力するのは当たり前、家族が優先でその後に仕事。会社は歩み寄る努力をしているし、個々人はそれを甘んじて受けているわけではない。”いかに、幸せに働き続けられるかを模索している”。
そして、仕事は「自分から求めてやるもの」効率よく働き、生産的な思考がある。消費者がサービスを求めすぎない社会にシフトしたこともあるという。男性も”職場”と”家”という2つの仕事を楽しんでおり、男性が人生を謳歌する仕方に目覚めたのではないか、と実際にオランダで暮らす家族は語っていた。
制度の違いはあり、すべてを踏襲すればうまくいく、とかそういう話ではないのだが、日本人に多い「こうでなければならない」という思いから解き放たれて、寛容さと余裕のある社会を目指せば、少しでも生きやすくなるのではないかな、と思える1冊。
働きたいひとは働く、セーブしたい人は効率的にセーブする、それが会社としてもプラスになる、そういう方向が素敵だな、日本でいうと、サイボウズみたいな感じかな、と思った。働き方って
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