人は、大切にされないと、怒る
なんだか、noteから遠ざかっていたのは、理由があって、それは分かっているけれどここには書かない。
でも、自分の中で整理がつくまでには時間がかかってしまった。
「人は、大切にされないと、怒る。」
この言葉は、日常でも仕事でもよく思い出す。なぜこの人はこんなに怒っているのだろう、なぜ私はこんなに悲しい気持ちになっているのだろう、苛立ってしまうのだろう。
そう考えるとき、いつもこの言葉を思い浮かべると、客観的に納得できるのでオススメだ。
「そっか、わたし今、大切にされないことが悲しくて怒っているんだな。」
それに気付くだけでも、自分の怒りとか悲しみとかが、自分から少しだけ離れてそこに在るものに変わる気がする。
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テレビを見て近況報告をし合っていたときに、ふとした彼の物の言い方に、引っかかってしまうことがあった。
別の日には、いい雰囲気のお店で、ふと勢いに任せて言わなくていいことを言ってしまったことも。明らかに傷つけてしまったその顔を見て反省しても、言葉は消えない。
わざわざ触れないけれど、ばかみたいに関係ない話をして、心の中で謝る。調子に乗ってごめんね、と。
一昨日、ディナーをご一緒した女性は、言葉を大切にしていた。パートナーにも自分はこういう価値観を持っているから、そこは気を付けてもらえるだろうか?とまず伝えるそうだ。
私も、きちんと自分の考えを言語化して、こういうことが苦手なのだと伝えることができたらいいなと思う。勝手に不機嫌になったり、引っかかったりしても、相手には伝わらないから。
前に本島彩帆里さんがVoicyで話していたが、「テーブルの上に意見を置くように」話し合うことができる大人になるのが理想だ。子供同士であっても、両親は仲裁でなく当事者同士を話し合いさせることが理想的だと仰っていた。
相手を大切にする。
一方的に意見を言うんじゃなくて、テーブルの上に優しく置くように、話し合う。
そして、伝わるように言語化する努力をする。2018年もあと半年を切ったが、気を付けてみることの一つに追加しようと思った。
そして、やっぱり話すことや聞くことも好きだけれど、書くことは整理される。読むこともリフレッシュになる。好きだな、と何度も実感する。頼まれもしない文章を書く私は、いつか頼まれて文章を書くことを夢見ているのかな。どうかな。
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