子供のいじめ予防に親ができる事

こんにちは、優護です!


最近は新型コロナや桜を見る会だかの話題であまりメディアには取り上げられていませんが、確実にいじめに悩んでいる子供は少なくないと思います。そんな子供たちを少しでも減らして明るい未来を進んでいってもらうために今回も書いていきたいと思います。


今回は子供がいじめられないために親は何ができるの?という疑問に対して現実的にできる範囲でのアクションを3つ書いていこうと思います。

ちなみに優護には子供はおりませんが、子供を持つ知人や自分の親がやっていて効果的だったこと、使えそうだったことをまとめてみました。

とはいっても書いてしまうと当たり前のことです。

ですが、当たり前のことができていないのが多くの現状です。

子供を救えるのはあなただけです。

それだけを忘れないように。


では早速紹介していきましょう。


1.親が良識ある行動つまり「正」の行動を指導すること

はい、初っ端から普通の事やんって感じですよね?

では何故こんな普通のことなのかをご説明します。

以前の記事で「弱いものがいじめられる」という話をしました。

もう一ついじめられる要素を紹介すると「異端である」ということです。

ここでいう「異端」とは個性とかそんなレベルではなく、集団の社会常識からかけ離れた行動を起こすことです。

例えば同じ親仲間の中で、ちょっと変だな…っていう人のお子さんもどこかおかしいところがあるというのは、皆もお心当たりがあるかと思います。

当然ながら親を見て子供が育ちますので、おかしなところを見てそれが正しいか判断できないままマネするわけです。

そうなると集団生活の中で浮いた存在となってしまいますので、いじめられる要素が増えるわけです。

なので、まず第一に親が模範となる良識ある行動をして、これが正しいんだよ。と教えてあげることがいじめ予防の第一歩となります。


2.子供の多様な社会化に協力する事

1.の項目でも述べましたが、子供は親を見てマネして育ちます。

ですが、当然ながらそれでは不十分な点が出てきます。

交通マナーや社会のルールはそれでいいのですが、いじめられないために特に重要なのが子供自身のコミュニケーションの能力を鍛えることです。

学校があるじゃないと思われますが、基本的にほとんどの子供は同学年、同クラス、担任や科目の教師程度しか会うことはありません。

つまり狭い世界の事しか学習する機会がないわけです。

範囲が狭いとどうしても視野が狭まるので、コミュニケーション手段が限られてきます。

なので、ここでやるべきことは「学校以外で大人・子供が同数近く入り混じる環境下のコミュニティに所属する」ことです。

私が以前通っていた合気道の道場は大人・子供入り混じって稽古することが多く、子供自身が大人とコミュニケーションを取る機会が多い環境下だったので、非常に子供にとって良い環境だなと感じました。

武道をやっていることも相まって、いじめを受けているという話を聞いたことはありませんし、個々人の大人への接し方も上手かったので非常に有効な手段だと思いました。

なのでいじめが心配な親御さんはそういう環境に身を置かせてあげるというのは非常におススメできます。

ただし、親御さんが自身の目で判断したうえで、ちゃんとお子さんと話し合って決めてください。

お子さん自身が楽しくないならそれは苦痛(親子間のいじめ)でしかありません。


3.自分の価値観だけで子供を束縛しないこと

違う言い方をすると、子供の手段・可能性をつぶしてはいけないということです。

正直なところ、これが本題と言ってもいいかもしれません。

本当に社会的に許されない行為を理由を説明して叱るのではなく、あれをやってはだめ、これをやってはだめと束縛するのはしつけではありません。

子供を思い通りにコントロールしたいという親のわがままです。

子供はどんどん自由に動けず卑屈になります。

以前私の周りにいた親御さんで、ゲームは絶対に買わないし禁止する、外で遊べ、ゲームやネットでつながるなんて本当の友達じゃない。

と意見を持っていた方がいました。

結局その子は友人らしい友人を持てず卑屈になりいじめられ、結局引きこもることになりました。

その親御さんは何が悪かったのかきっと分からないと思います。

きっと自分だけの価値観で理想のお人形を作ることと子育ての区別がついていなかったのでしょう。

将来の役に立たないからとせっかく周囲とのコミュニケーションを取る手段を奪い取るのは周囲から孤立させようとしていることと同義になります。

人間、特に子供を束縛しても良いことはありません。

結局束縛した分が思春期以降のどこかで爆発して反動が来るのは明確ですから。

ある程度自由にさせて、自由に行うことに協力し、道を外れそうであれば先んじて親が軌道修正させるということが、子供自身の成長に繋がり、いじめの予防になるでしょう。




はい、今回は以上となります。

正直、子供のしつけや面倒を見るのに大変なお気持ちも非常に理解できます。

ですが、あなたがめんどくさがり屋なら逆にこう考えてみてください。

「今面倒なことをやっておけば、後々の面倒事が起こらない」

この考えでいると、自分自身もそうですが、子供自身もいじめられずより良い方向に進んでいけるはずです。

そうなると、あなたの心配はどんどん少なくなります。

もっと自分自身がより良い方向に進めます。


少しの意識から始めていきましょう。

今回は以上となります。


まとめ

1.親が良識ある行動つまり「正」の行動を指導すること

2.子供の多様な社会化に協力する事:子供自身のコミュニティを増やしましょう

3.自分の価値観だけで子供を束縛しないこと:ある程度自由にさせて、自由に行うことに協力し、道を外れそうであれば先んじて親が軌道修正させる

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