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ドッグフードの選び方⑥良かれと思った食事で愛犬が病気に

こんにちは!

愛犬と私の幸せな暮らしのために、
試行錯誤中のぱでぃです!

最近はドッグフードの選び方について
書いています↓↓

今日は自分への戒めも込めて、
与えた食事で二代目愛犬が病気になった話を
書いていきます……

皮膚被毛の状態をより良くしようと

二代目は本当に手のかからない
落ち着いてクールな女の子です。
人を困らせるような余計なことはしない、
優等生のような子。

左が二代目。今は元気です💪

狂犬病やワクチンでたまーに病院に連れていくと、
「皮膚は乾燥気味だねー」
「シャンプーのやりすぎだねー」
と獣医さんに毎回言われていました。

今思えば粉を吹いてるわけでも
痒くなっているわけでもなかったんだから、
気にしなければ良かったのにと思います。

ただ私は毎回言われるの癪だなあ…
トリマーの愛犬が皮膚悪いとか言われると
なんか嫌だなあ。
と思っていました。

そもそも悪いとまでは言われていないのですが、
気にした私はもっと皮膚・被毛を良くしようと、
食事を変えました。

反省①ドッグフードの併用

皮膚に良いドッグフードの記事でも書きましたが、皮膚ケアのためには余計なものは入れない、
より良質な材料を使うことで消化を良くして、
不要なものを体内に溜め込まないことが大切です。

それに加えて良質なタンパク質も取り入れようと
思った私は、
グレインフリーのドッグフードに手を出しました。

グレインフリーとは穀物不使用という意味です。
麦類・とうもろこし・米などの穀物類を
使っていないので、
穀物類にアレルギー反応を示す子に最適です。

安価で栄養価の高い穀物類を使用していないので、
その分別の食材で炭水化物を
補わなければなりません。
そのため食材にかかるコストが高く、
商品の値段も普通のフードより高くなります。

私もお金持ちではないのと、
もともと二代目はフードが好きではないので
食いつきが悪く、
グレインフリーフードをトッピングとして使用し、今までのメインのフードと併用していました。

これが反省点①です。
フードは体重で必要な供給量を与えて初めて
十分な栄養を摂ることができるのです。
メインのフードも、グレインフリーフードも
どちらも総合栄養食でしたが、
多い栄養素、少ない栄養素は違います。
2種類のフードを与えるということは、
その分1種類ごとのフードの与える量は、
必要供給量に満たないわけです。
そのため、栄養バランスを崩したと思われます。

反省点②おやつでタンパク質過剰に

二代目は肉が大好きでした。
私が犬用おやつの製造を仕事でしていたのも
あって、
二代目は無添加のジャーキーをバクバク食べて
おりました。
1日で生のささみ1.5本分くらいのジャーキーを
食べていたかもしれません。
体重3.5kgの超小型犬が、です。

そしてグレインフリーフードは高タンパクを
売りにしているものが多く、
普通のフードよりもタンパク質含有量が多いです。

タンパク質ばかりのおやつを食べ、
ご飯も高タンパク質になりました。

どんなに質のいい物を与えていても、
与え過ぎは毒になることを
私は理解していませんでした。

その結果どうなったかというと、
二代目は膀胱結石になってしまいました。

翌日から二代目を旅行に連れて行こうと
していた日でした。
私は仕事に行っていて、
親が昼間買い出しから帰ってくると、
嘔吐をし、よだれをぼたぼた垂らしながら
ブルブル震えている二代目がいたそうです。
日曜日で病院は休みだったのですが、
親が慌てて電話をしたら診ていただけることに。

エコーで見たら、膀胱の中がキラキラの結石で
いっぱいになっていたそうです。
過剰で吸収できなかったタンパク質と、
何らかの原因で膀胱内に入っていた細菌が結合し、
ストラバイト結石になっていました。
膀胱結石を含む尿路結石は
とても痛みが強いと言われています。
その痛みから
嘔吐・流涎・体の震えが起きていたようです。

私は世話を蔑ろにしていたわけでも、
適当に犬を飼っていたわけでもありません。
愛情をかけて、二代目のことを考えて、
良かれと思ってやったことで二代目を
病気にさせてしまったのです。
本当に悔やんでも悔やみきれません。

愛犬達は自分で食べる物を決められません。
どんなに体調が悪くなっていっても、
出された物を食べるしかないのです。
そして我慢強いタイプの子達は、
ギリギリまで痛みを隠し、
見つかった頃にはもう手遅れなんてことも
あるのです。

二代目はそこから長い闘病生活をしました。
結石になる前に結晶という段階があります。
それが結合すると結石になるのですが、
二代目の膀胱からは
その結晶は無くならなくなってしまいました。
細菌感染や栄養バランスが崩れると、
すぐ結石になってしまう状態ということです。
今も2日に1回尿のpHを測り、夜は療法食を食べ、
親の看病のもと、
今は薬も無く元気に生活しています。

愛犬の食事に責任を持って

ということで、
何をするにもバランスが大事ということです!

私は皮膚=良質なタンパク質!
とだけ考えて、タンパク質を足しまくった結果、
病気を引き起こしました。

今考えるとバカじゃないの?と思います。

同じように、今三代目と暮らしてやっていること、
世話の仕方、ご飯の内容、関わり方、

未来の私から見たらバカじゃないの?と思う項目は
無いだろうか。と考えるようになりました。

いつだって愛犬のために
最善を尽くしているつもりですが、
本当に「つもり」になっていないか、
常に確認しながら、
お世話をしていきたいですね!

先日8歳になった二代目。と2歳の三代目!

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