見出し画像

【早期リタイア|退職後】国民年金の付加保険料の納付申請

ごきげんよう。AIKEです。

早期リタイアについて。
本日のnoteでは、「国民年金における付加保険料の納付申請」について、お話したいと思います。

サマリ

① 月400円の上乗せで、将来、その総額の半分が毎年給付される
② およそ2~3年で元が取れる
③ 申請はマイナポータルから電子申請が可能(所要5分)


国民年金の付加保険料とは?

国民年金には、付加保険料というお得な制度があります。

簡単に言えば、通常の納付に加えて、月400円プラスすることで、将来の受給額を増やせるという仕組みです。
負担額が少なく、元が取れるまでの期間も2~3年と短く、ほとんど損がないように見受けられます。

詳しくは上記の日本年金機構のページを参照してもらうとして、簡単にまとめると、以下のとおりです。

納付額:400円/月(4,800円/年)
受給額:200円×納付月数

収めた額の半分が「毎年」返ってくる、という形です。

20年間追加納付した場合の試算

具体的な数字にすると、分かりやすくなります。
今回は早期退職後を想定しているので、40歳~60歳の20年(240ヶ月)としてみます。

(例)
納付額:400円×240ヶ月=96,000円
受給額:200円×240ヶ月=48,000円/年

「毎年」というのが強くて。
損益分岐点は、2年(24ヶ月)(※)となります。
つまり、2年で元が取れてしまい、その後は貰い得が生涯続きます。
※実際にはインフレリスクに左右されます。
 インフレ率2%で2.6年、3%で2.9年との試算あり。

申請方法

申請方法はとても簡単。
マイナポータルから電子申請が可能でした。
マイナンバーカードを読み取り、項目をタップしていくだけで完了します。
ものの5分で終えられて、びっくりです。

申請完了画面

申請後には審査が入り、最長2~3ヶ月かかるとされています。
かなり時間を要するので、思い立ったら吉日が良さそうです。
なお、現在申し込みから6日(3営業日)経ちましたが、今のところ進展はありません。

(2024/10/3追記)
9/25時点で申請が完了していました(通知なし)
9/18に申請したので、ちょうど1週間かかったことになります。

(2024/10/24追記)
9月分の納付書が届きました。
「申出後1ヶ月から2ヶ月は納付書での対応となる場合がある」とされているので、それに該当するのでしょう。

支払い方法

国保の支払いをどうしているかによって、納付書か、口座振替(クレジット)かになるようです。
なお、既に国保を前納している場合は、後日付加保険料だけの納付書が届くようです(申請から1ヶ月後程度とのこと)
自分はおそらくその形になると思われます。


以上、「国民年金における付加保険料の納付申請」についてお話しました。

20年納付として、月4,000円、年48,000円プラスになります。
ほぼノーリスクで貰えると考えれば、やり得なのではないでしょうか。
貰えるものは貰っておこうの精神は、大事です。

またお付き合いいただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?