【使命がわかった人へ→それ以外のことやりたいんだけどダメですか??解説】

「先生、一つお聞きしたいことがあるんです」

「ん」


「自分の使命がわかったら、その使命に全力を傾けないといけませんよね」
「そうしたいなら、そうだろうね」


「自分が使命だと確信したこと以外はアソビや余暇ですよね」
「さぁ」


「選択と集中の原則で、自分が何かで秀でた存在になりたいなら、その対象以外に時間とエネルギーを注がないこと、そうですよね?」
「そういう時期があるのは事実だね」


「そうですよね!だって先生もひたすらボイトレばっかりやったり、朗読ばっかりやってらした時期がありますよね」
「ある」


「ある程度のレベルまではそんな風に、自分の使命に集中しないとダメってことですかね」
「どうしたいかだけだと思う」


「そうですか?でも、仮に使命以外のことを『やりたい』とホンネで思ってしまったらどうすればいいんでしょうか?修行時期間中にも関わらずそれでは、その使命が成就できないんじゃないでしょうか?」
「リラックス。目を開いたらいいんじゃないか。まぁ私も人のこと言えないが」


「リラックスですか」
「修行期間だろうと成功した後だろうと、そんな区別は魂にはなんの関係もないよ。なんとなく、今、やりたいことに集中することだと私は思う。例えばね、鬼滅の刃ってアニメの中で、主人公のタンジロウがいうじゃない。『がんばれおれ!がんばれ!』って。これは、いまだにほとんとの日本人が信じてる『成功するには努力』のテンプレートだよな。剣道の世界でリアルにこんなタンジロウくんみたいなメンタリティの方がいらっしゃるんだけど、その方と一緒にお酒をのんでお話しして気づいたことがある。それはね、その人にとって楽しいこと・やりがいがあることっていうのは、その人のものだということ。それが鉄則というわけではないのよね」

「・・・・」
「使命を自覚するということと、何かに秀でることはイコールではないよ。自分の人生を生きる覚悟。それが使命なんだと思う」


「・・・」
「私も含めてだけれども、皆、前世をみていると、前世で『来世はこんな風にいきたい』って思うんだよな。死んでいく時に」

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