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Cook With Honey クック・ウィズ・ハニー

とてもしあわせな気持ちにさせてくれる、そんな歌があります。

その歌を聞いた時の満たされた感覚の残り香のようなものが、いつまでも心の隅にとどまっていて、ふとした時に思い出すのです。

この歌の手がかりは、Cook With Honey という、たった一つのフレーズだけでした。ほかは、なにも覚えていなかったのです。

A&Mレーベルのコンピレーション・アルバムに、1970年代ごろ期待されながら短命に終わったミュージシャン達のヒットソング集がありました。なんども繰り返し聞いていましたが、10年ぐらい前にブックオフに持ち込んで手放してしまいました。その二枚組CDのディスク2に、この曲が入っていました。

今日、突然、Cook With Honey が、頭の中で鳴りはじめたのです。

とにかくGoogle検索しか方法がありません。あのフレーズが題名かどうか分かりませんし、アーティストの名はもちろん思い出せません。

ところが、どうでしょう!  一発で出ました! 

Youtubeには素晴らしい音質の動画があり、りっぱな紹介ブログまであります。この歌が世の中で、どんなに愛されていたかを、今日、ぼくは初めて知ったのです。

 Howdy Moon(ハウディー・ムーン) 

1974年にA&Mレーベルからリリースされた彼らの同名のアルバムで、また、唯一のアルバムとなりました。

Cook With Honey(クック・ウィズ・ハニー)は、女性メンバーの Valerie Carter(ヴァレリー・カーター)の作詞作曲で、ボーカルもとっています。また、ジュディー・コリンズが、’74年その年にカバーしています。


COOK WITH HONEY 【HOWDY MOON



クック・ウィズ・ハニー


焼きたてのマフィンが茶色のバスケットにおさまり
笑顔が集うディナー・テーブル
手をとり合い、寄り添いすごす

わたしはいつも、蜂蜜で料理する
夜を甘味にするために
私たちはいつも、蜂蜜で料理する
あなたの空腹を満たすにはどうすればいい?
スイートな愛をつかむには……

おとなりの人に褒めてもらえるなんて
よかったじゃない?
親切にするのは、パイを焼くより簡単!
ずっと探し求めて、今、私たちの家は変わった
かけがえのない家庭へ

だから、わたしはいつも、蜂蜜で料理する
夜を甘味にするために
私たちはいつも、蜂蜜で料理す
あなたの空腹を満たすにはどうすればいい?
イートな愛をつかむには……

私たちのドアはいつも開いている
もっと人を受け入れることもできる
愛があれば、料理だって
まったく家事とは感じない

だから、うちに来てちょうだい
あなたの居場所を空けてあるの
ディナー前には甘口のワイン
きっと落ち着けるはずだから

だから、わたしはいつも、蜂蜜で料理する
夜を甘味にするために
私たちはいつも、蜂蜜で料理する
あなたの空腹を満たすにはどうすればいい?
スイートな愛をつかむには……


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