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香港大規模デモ人数、警察と主催者の発表41万人の差とは?


香港で民主派が大規模デモ 中国の統治に抗議


1997年7月1日に中国に返還された香港では、民主派が毎年この日に集会を開いてきたそうですが、今年は中国政府が香港に対する「包括的な統治権」を持つと明記した白書を公開し、香港住民の反中感情をいっそう煽ったため、想像を絶する大規模なデモに発展しました。

中心ビジネス街で行われた約5キロの行進の参加者の推計人数の発表が、面白いことになっています。中国政府側の警察は 9万8600人、主催者側は 51万人と発表。その差が41万人以上と、信じ難い数字です。


さて、ここから、どうでもいいような話をさせてください。

どうして、こんなことになるのでしょう? どうせ多すぎて分かりはしないのだから、好きなように言っておけ! なのでしょうか?

9万8600という数字は、なにがなんでも10万の大台に乗せたくなかったように見えますし、51万は、なにがなんでも40万台では気に入らなかったのでしょう。

これだけなら、間をとって、きっと 30万人ぐらいじゃない? で、済ませられるのですが、不思議な数字がもう一つ登場します。

香港大学の推計では15万4000~17万2000人 ???

これで、まったく読めなくなります。

普通の人なら、香港大学のこの数字が妥当かと考えるとこでしょうが、ぼくは、またその裏を読もうとしてしまうのです。

いくら大学という学術機関の推計だと言っても、51万との開きがあり過ぎて、簡単に信用できません。(香港大学さん、すみません! ついつい、こういう穿った見方をしてしまう、しょうがない奴なのです)


もしも、51万人が最も近い数字だったとしたら、この三者の数字の関係が自然なものに見えてきます。

「いくらなんでも、9万8600人はやり過ぎだろう……」中国政府内部でそう囁かれ、適度に修正しようということになったら、自分の口は使わないでしょう……

それにしても、大昔の大量虐殺の話ではないのですから、もう少し正確に把握できないものでしょうか? (ぼくは、40万人ぐらいだと読んでいます……)




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