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人生は、永遠でなければ意味がない
死後の世界について、それは単なる憶測にすぎないと言った人がいました。つまり、そのような憶測に惑わされることなく、生きることにもっと切実であるべきだというのでしょう。精一杯、一生懸命、生きなさいというわけです。
だけど、生と死について考えるのは、けして怠け者だからではありません。分からないからです!
自分の意志で生まれて来たわけではないので、まず生きることの目的が分かりません。だから、ゴールがどこなのか見えず、暗闇をはいまわるような、そんな不安な境遇で、ぼくらは生きていかなければならないのです。
もしも、人生がこの地上で息を引き取る日に終わるのだとしたら、そして、墓石の下に白い骨しか残らないとしたら、自殺を望む者をだれが止めることができるでしょう?
死者は、星になるのでしょうか? 地上に残った者の心の中に入って、ひっそり生きるのでしょうか?
終わりがあるからこそ、人生は素晴らしい? 本気で言っているのでしょうか? とうてい、納得できるような話ではありません!
人生は、永遠です!
永遠でなければ意味を成さないのです。
結末のない三文映画のような人生などいらないのです。
永遠でなければ、ぼくらの人生は完結しないのです!
自分で自分を見て、心から感心することのできる日が来るまで、
旅を終えるわけにはいかないのですから……
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