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スマホで始める画像生成AI

こんにちは、シトラスといいます。
画像生成AIは日々進化しており、連日話題が絶えない界隈です。

「自分も画像生成AIを使ってみたいけど、高性能なパソコンは持ってない……」
「画像生成AIを導入したいけど、まずはどこかで試したい。」

そんな人も非常に多いのではないかと思います、自分もその1人でした。
そこで今回は、スマホから試せる画像生成AIサービスをいくつかご紹介します。

お絵描きばりぐっどくん

LINEの公式アカウントで、送ったメッセージの通りにイラストを描いてくれます。
一番のメリットはそのお手軽さ、LINEの友達に追加するだけですぐに使えて、日本語入力でもイラストを仕上げてくれます。

画像生成AIってどんなものかイメージを掴みたい人は、まずお絵描きばりぐっどくんで試してみるのがいいでしょう。

「宇宙船と未来都市」と入力
簡単な命令ならそれっぽく描いてくれます

NovelAI

一時期非常に話題になった画像生成AIサービス
アニメ風のイラストに特化している他、表現の幅が広く、指示した命令通りに動いてくれる扱いやすいモデルです。

そのため、画像生成AI界隈では器用貧乏とよく言われます。
ローカルで使われている多くのモデルの原点とも言うべきシロモノなので、これからガッツリ画像生成AIを勉強する予定のある人は触っておいて損はないかと思います。

こちらは有料で、プランごとに月10~25$のサービスとなっています。

ちなみに、このモデルはえっちなイラストも作れます。

表現の幅が広いので油彩+印象派+アニメなど
色々組み合わせて自分の好みのジャンルを模索するのもよし
流体アートなど、美少女系以外のジャンルも学習してる。
モンスターも作れます。

HolaraAI

こちらもアニメ風の美少女イラストに特化したモデルです。
今回紹介する他のモデルと比べるとクオリティタグの補正が強く
よく言えば命令が正確でなくても綺麗で可愛いイラストに仕上げてくれる。
悪く言えば命令(特に後半部分)にあまり忠実ではありません。

こちらは奥行のある3Dっぽい美麗なイラストを作りたい方におすすめのモデルです。
無料で試せるプランの他に、月最大5500枚まで生成できる有料プランなどがあります。

背景の描き込み量が多めです。
美麗な女の子のイラストを作りたい層から人気が高いです。
クオリティタグを“外す”事で表現の幅が広がります。

Midjourney

こちらは今回紹介するサービスの中では、写真のようなリアルな画風に特化したモデルとなります。
実際に出力してみた画像を見て頂くとわかるように、ほかのモデルにはない異質さのようなものを感じて貰えるかと思います。

この現実にありそうで、どこか違和感も感じる独特の雰囲気こそがMidjurneyの魅力です。
この独自の作風ゆえに使い手の好みが分かれますが、それこそほかのモデルには出せない強みなのだと思います。

実写風の女性+東京タワーのコラージュ
こちらは水彩画と流体アートで描かれた猫
写真のようなリアルさがこのモデルのウリ

にじジャーニー

にじジャーニーはMidjurneyから派生した、イラストに特化したサービスです。
デザイン性に富んだ、アーティスティックなイラストを作れるのがこのモデルの強み。
一方でセンシティブな内容には厳しく、女性の胸を意味する「breast」など、禁止ワードも多く設定されています。

アニメ×アーティスティックが融合したような表現が得意なモデルと言えます。

表現の幅広さはNovelAIと同等か、それ以上。
デザイン性に富んだイラストが作れる印象です。
NovelAIが小説の挿絵だとしたら
にじジャーニーは絵本のようなテイスト
メンフィスデザインなども多少学習してる様子

ローカルと比較したメリット

今回紹介したのはすべてブラウザ上で使用できるサービスで、自分で環境を整える必要がないため専門的な知識のない方やパソコンを持っていない方でも扱えるのが利点です。
またローカルは新しい技術やモデルが毎日のように登場するので、そういった最新情報を追い続けるのがしんどい!って人にもオススメです。

以上、スマホから使用できる主なサービスを5つほど紹介しました。
画像生成AIはモデルごとに学習内容が異なり、それがモデルの特徴を生み出しています。
それぞれに「特定の表現が出やすい」などの独特の癖がありますので、表現したいイメージや、欲しい素材によって好みのモデルを選ぶのが大事かなと思います。


最後に宣伝!

AIイラスト専門の展示即売会「AI COLLECTION」が2023年4月8日(土)に開催されます。
川崎市産業振興会館にて行われますので、AIイラストで作られた作品に興味のある方はぜひ足を運んでみてください!


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