見出し画像

シンプルに質問するだけでOK!LLM活用で質の高い文章添削を得る方法

お疲れ様です。

私は日々ChatGPTをはじめとするLLMを活用しており、その中で特に頻繁に行っているのが文章の添削依頼です。

一般的には「以下の文章を添削してください。」とシンプルに依頼することができますが、質問の仕方を工夫することで、より質の高い回答を引き出せると言われています。

例えば、「あなたは優秀なライターです。以下の文章を添削してください。」といった具体的な役割を指示することで、より高品質な添削が得られるという意見があります。

中には、さらに多くの指示や役割を与えてから添削を依頼する方もいるようです。

しかし、毎日のように文章添削をLLMに依頼している私としては、シンプルに「以下の文章を添削してください。」と依頼するだけで十分だと感じています。

GPT-3.5が登場した当初は、モデルの精度がまだ低く、詳細な指示を出してモデルの潜在能力を引き出す必要があったかもしれません。

しかし、最新のGPT-4oでは、モデル自体が十分に賢く、私たちの意図を適切に理解してくれるようになっています。 そのため、無理に詳細な指示を与えるよりも、シンプルに添削を依頼する方が効果的だと感じています。

これは、ミスが多い部下(GPT-3.5)には細かく指示を出す必要がある一方で、優秀な部下(GPT-4o)にはあまり指示をせずに任せた方が良い結果が出る、という状況に似ています。

今後もモデルの精度はさらに向上し、より優れたLLMが登場するでしょう。

そのため、過去に必要だったプロンプトエンジニアリングのスキルが今後は不要になる可能性があり、むしろ、過度に指示を出すことで、優秀なGPT-4oの潜在能力を阻害してしまう恐れがあるので注意が必要です。

また、仮に「以下の文章を添削してください」というシンプルな依頼で満足のいく回答が得られなかった場合でも、少し自分で手直しを加えたり、同じ内容を再度質問するなどのアプローチで、十分実用的な結果が得られると感じています。

まとめると、アプローチは人それぞれ異なって良いと思いますが、私は「シンプルに質問する」ことが大事だと考えています。

どこまで指示を出すべきか、それとも任せるべきかの判断は難しいところですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?