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久しぶりに聴く生の歌声🎤

7/4 アミューズメントbarロン セトリ

(まこぴ&ちんちゃん)
YOZORA(アイドルカレッジ)
=虹色=サンシャイン(煌めき☆アンフォレント)
夜明け Brand New Days(ベイビーレイズJAPAN)
W.W.DⅡ(でんぱ組.inc)
乱れ髪ファイティングガール(アキシブproject)

(まこぴソロ)
平行線(さユり)
ハゼ馳せる果てるまで(ずっと真夜中でいいのに。)
Hands up!(Cheeky Parade)
C.P.U!?(Cheeky Parade)

ぴ『何年振り?』

ま『19年9月末だから、1年9ヶ月振りとかか』

ぴ『ちんちゃんに感謝しなよ』

ま『いや、マジでそう。まこぴずっと「今日歌わんから」って言ってたからな。ちんちゃんさすがやで、救世主』

ぴ『もっと強く言えばいいのに』

ま『だって「歌わん」って言うんやもん。俺としてはそんなん言われたらゴリ押せないよ』

ぴ『そこがまえくんのウィークポイントだよね。「まこぴの言うことは絶対」ってところを逆手にとられるから』

ま『推しメンの嫌がることは出来ん』

ぴ『どの口が言うとん。普段思い出してみ? まこぴに怒られてばっかやん』

ま『はい、すいません』

ぴ『オタクくんちゃんとして』

ま『いやぁ、それにしても良かった。懐かしかったな。やっぱ、声聴くと』

ぴ『懐かしかったな』

ま『それしか出んよ、感想なんて』

ぴ『それしか出んね』

ま『泣かんかったけど』

ぴ『泣けや!』

ま『いや、「泣けや!」はおかしいやろ』

ぴ『推しメンが歌っとんねん、ありがたく涙してもろて』

ま『「夜明け Brand New Days」という素晴らしい楽曲には涙出来るで』

ぴ『そーゆーことじゃないんよオタクくん』

ま『「平行線」のサビ前に家虎入れたら「ちょっと!」って笑われたけどな』

ぴ『おい何しとんオタクくん』

ま『でもさぁ。やっぱ、感慨深かったよ。歌ってる顔とか、声とか、空気感とか』

ぴ『うん』

ま『あと俺はさぁ、ライブ行ってもジャンパーやから、推しジャンする日は別に後ろでもいいやって考えなの』

ぴ『うん』

ま『だからさ、直の目の前で、まこぴが歌ってるってのが、とても貴重でさ、ほんと、幸福な時間やって』

ぴ『おい、泣くな』

ま『見逃してくれ』

ぴ『どうせ泣くんなら、まこぴが歌ってる時に泣けよな』

ま『いや、あの時は、泣きそうという感情より、かわいいという感情が勝ってたから』

ぴ『わ〜、さすがガチ恋。おめでたい頭してんなぁ〜』

ま『だってライブん時と違ってさぁ。「高音出な〜い」って笑いながら歌うのちょっとやめたり。「どれ歌ってほしい?」ってその場で曲決めたり、ソファー座りながら振りコピしてたり。レアレアのアドアドじゃん』

ぴ『カラオケだからね。ステージとは違うから、そこが自然体でいいよね』

ま『次まこぴがロン出勤する時は、キンブレ持ってかなあかんな』

ぴ『やめろ死ぬw』

ま『まこぴ見ながら思ったんだよね。オタクって、欲深く、罪深い』

ぴ『えっ、もしかしてこっから難しい話になります?』

ま『アカウントが復活して良かった。イベントで会えるようになって良かった。ゲスト出勤が増えて良かった。腹を割って話せるようになって良かった』

ぴ『まぁ、そうだね』

ま『そして、歌う姿をもう1度見ることが出来て良かった』

ぴ『うん』

ま『そしたら、あの頃みたいに応援したくなったんだよ。そりゃそうでしょ、俺はどうしたら役に立てるんや。ここに来て、酒を飲むことで役立ってるというなら、あの頃の俺はなんなんや。あのライブ終わった後の満足感と今を比べると、やっぱりある種の物足りなさは否めないでしょ』

ぴ『うーん。そこはさぁ、ぴちゃん的には、もう考えちゃダメだと思うよ、根本として。比較対象として並ばないんだよ、アイドルを推してる人と、キャストさんを推してる人は。そりゃだってさぁ、推し方や時間の使い方が別なんだから、双方の得られる物も別になるはずなんだよ』

ま『分かってはいるはずなんやけどなぁ。別に、俺ももう形態に固執するのは、そんな意味がないと思ってるし。推しが幸せなら、それで良い、とは思うんやけど』

ぴ『やけど?』

ま『やけど、どうしてもアイドルオタクとして応援してた時の方が、力になれてたんじゃないかって思ってしまうんよ。今と比べても、明らかに昔の方が何も影響を与えてたわけじゃないのに。ただ跳んで、ただ叫んで、ただキンブレ振ってたあの時の方が、力になれてたと思うんよ』

ぴ『それは、まえくん自身が応援のアクションをとってたが故の、単なる自己満足感の消失に過ぎないよ』

ま『自己満か』

ぴ『せやで。例えば、あずまで毎回ボトル開けて、ガンガンショットいくんなら、そんなことは考えないんよ。なぜなら、お酒入れてるって自覚が芽生えて、そこでまた「俺は今まこぴを支えてるんや」って勝手に満足をしてしまうんやから』

ま『推しに対して何か大きなことをしてあげられた時って、オタクとして「よしっ!」って思うじゃん。今、それが無いんだよね。確かに、ちゃんと出勤日把握して、仕事も休めるように調整して、使う分のお金も確保して、当日会いに行くんだけど。それはある種、当たり前のことだとも思うんよ。だって、自分の推しなんだから』

ぴ『でも、義務感で行ってるわけじゃ無いんやろ』

ま『義務感なんてないよ。「まこぴのために行かなきゃ!」なんて微塵も思ってないもん。自分のためだけに行ってるよ、俺が会いたいから会いに行ってる。それが、結局のところまこぴのためにも、お店のためにもなりはするけど。だから、もし会いたくなくなったら、と言うと語弊があるけど、会わなくてもよくなったら、たぶんそんな毎回も会いにいかないよ。義務じゃ無いんだし』

ぴ『推しの力ってさ、これから世の中の医療がどんなに進歩しても、絶対に敵わない部分ってあるだろうね。推しでしか解決できない状態になっちゃうんよ』

ま『依存というか、沼というか、ジャンキーめいた感覚でもあるんだけど。それがないと、うまく生きていけないんだよね。今まで育ってきた中にそれは含まれなかったのに、いざその成分を取り込んでしまったら、もう欠かせないものになってしまってるんだわ』

ぴ『推しに会うことが、ある種のカウンセリングというかメンテナンスというか。体や心を整えていく上では、医療より効く時があるんだよね。もちろん、風邪ひいたらそりゃ普通に病院行って外出禁止せなあかんけど。そーゆー意味じゃなくて、気持ちの問題としてね』

ま『会えなかったら、違う子を推すんだろうけどね。休院日に病院行ったところで診察はしてもらえない、だから違う病院に行く。なんかまぁ、それと一緒よ。でも今は、会えるからね』

ぴ『じゃあさ、まえくん的には会えなくなったら、もういいの?』

ま『会えなくなったら、俺にはどうしようも出来ないことなので、もういいとなるしか無いでしょ。好きなんは好きやで。「頑張れな」「大丈夫やで」ってずっと応援してきたんやから。でも、それを伝える手段がなくなったら、ある程度の期間はガクンと落ち込んでしまうけど。「もうどうしようもないもんな」って、どこかで区切りというか、決断しなきゃいけなくはなるでしょうね』

ぴ『まぁ、それが一生出来ないのがまえくんなんですけどね』

ま『まぁ、せやな。記憶とか、記録とか、自分の元に残った物が、繋ぎ止めるんだよね。もう俺からしては、素手で鎖を断ち切るくらい不可能に近いことやと思うわ』

ぴ『スパッといくときはいかなあかんで。潔く決断するのも、オタクくんの役目なんだから』

ま『まぁ、その時が来たらやけどね』

ぴ『ちゃんと誤解がないようにもせなあかんしな。だから、日頃の行動とか言動とか、相手にわかりやすくしておく必要があるんやから。無駄にミステリアス気取っても、相手にしたらめんどくさいだけやし』

ま『俺はそーゆーの器用にできるタイプじゃないから心配いらんけどね。あと「あっこれ言うとヤバいかな」って止めても、「何? 今なんか言おうとしたよね?」ってバレて圧かけられたら、正直に言っちゃうタイプやし』

ぴ『言わないことでわだかまりが残るよりも、お互いにそこは認識の共有を図った方がいいしね』

ま『それがお互いの今後の関係性の構築にもつながるからね。もちろん、一方的にガーっていうのは論外やけど』

ぴ『ちゃんと、話し合うってのが大切なんよ。伝え方にも色々あるけど、相手のことを思うなら、やっぱり「自分はこう思うんやけど、どう思ってる?」って、ちゃんと確認をとるのが1番だよ』

ま『それで返ってくるのが、本音か嘘かは、また立場や状況や関係性にもよるんだろうけど。でも、そうじゃないと、おとぎ話や夢の世界で終わっちゃうから。俺は、コンテンツとしてではなく、人生で自分に経験できないことや感情を取り入れたい、ってことで話してるのが大前提だからね』

ぴ『男の子と女の子ってだけでも、色々な違いがあるからね。その違いを知ることが、お互いのミスマッチを無くしていくことにもなるし。まえくんみたいに優等生タイプの甘ちゃんじゃ分かんないことなんて、世の中たくさんあるんだから』

ま『なんか、今日ぴちゃんちょっとキャラ違うくない? バンバン難しい言葉使うやん』

ぴ『ぴちゃんやって、真面目なこと言うときは言うで。バカにせんでもろて』

ま『お互い推しメンに似るんですね』

ぴ『いやだって、じゃあ、一瞬お互い違う推しメンのさぁ、テンション上がってキャラ口調になってる時の感じで話してみよや』

ま『え〜!! そんなことできないよ〜!! まえくんにはむずかしすぎる〜!! まえくんてんさいだけど! どうやるかぜんぜんわかんな〜い!!(姫ちゃん風)』

ぴ『ぴちゃんもぉ〜。どうやって喋ればいいかぁ〜。分かんなくなっちった☆(愛花風)』

ま『1往復でも相当カオスやな』

ぴ『このテンションで話してたら1分も持たんよ』

ま『間違いないわ』

ぴ『だから、普段まえくんみたいに真面目じゃなくても、ぴちゃんやって考えてはいるから。子供扱いせんでね』

ま『さて、そろそろ名古屋に着くかな』

ぴ『次のまこぴは東京ゲストやけど、まえくん行けんのやもんな』

ま『出勤日が平日の感じがするもんで、さすがに今回ばかりは厳しいわ。土日月曜でいつも張ってるからな』

ぴ『となると、イベントとしては次会うのが8月15日(日)だね』

ま『パレットカフェ。懐かしいな。ちょっと電車降りたら外観だけでも見てこうや』

ぴ『ええで。ついでに写真撮ってや』

ま『今年もみんな来て、楽しくなるといいね』

ぴ『少なくとも、まえくんのお友達さんは自分の持ち物ちゃんと準備してきてもらわな困るで』

ま『推しメンの笑顔のためにもよろしく』

ぴ『グッズやシャンパン特典なんかも、色々まこぴ考えてたもんな。「今年これ作る? 需要あるかな?」とか「もしそれ作るなら、絶対こっちのタイプ!」とか。実際にどんなんが出てくるかすごく楽しみや!』

ま『イベントのシステムスタイルとしては、大きく去年と変わることは無さそうやし。去年よりも、もちろん女の子1人でも来やすくて、ちゃんと話せる時間を設けられるような仕組みを、作りたがってたからね。やっぱ、まこぴの、そーゆー細かいとこまでちゃんと考えられるところ好きやわ〜』

ぴ『さすが「仕事はちゃんとするタイプの推し」と「仕事をちゃんとするタイプが好きなオタク」。噛み合う時は噛み合うんだよなぁ』

ま『他の趣味ほぼほぼ合わんけどな。特に、食べ物の味付けと容姿の好みは、真逆やからな』

ぴ『まぁまぁ、そこは合うわけないやろ。考えろよおっさん、調子乗んな』

ま『急に毒舌。辛辣すぎて泣くわ』

ぴ『よーし、名古屋到着。愛知ただいま〜』

ま『腹減ったなぁ。昨日の昼メシからやと、小籠包つまんだくらいやで』

ぴ『お昼何食べる〜』

ま『そうやなぁ〜。まぁ、ぶらぶらしながら考えようや』

ぴ『オッケー。おでかけ開始〜!』



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最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今回で、ぴちゃんとまえくんシリーズが、
おかげさまで累計100話を迎えました。
併せて100日連続投稿ともなりました。
ここまで書き続けられたのも、
読者の皆様のおかげです。
これからも3分間の暇つぶしとして、
ご活用して頂けたらと思います。
引き続き、ご愛読のほど、
よろしくお願い致します。
         2021年7月6日 あいがな
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#3分間の暇つぶし   #ぴちゃんとおはなし  #ぴちゃんとおでかけ  

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