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製造業から同業界のデータサイエンティストにキャリアチェンジ

Sさん プロフィール
製造業の機械設計エンジニアとして働く中、データ活用の必要性を感じAidemy Premiumデータ分析講座を受講。講座終了後、製造業で培った経験とデータ分析の知識を活かし、製造業のデータサイエンティストに転職成功。

業務を通して実感したデータ分析の必要性

ーーデータ分析に興味を持ったきっかけを教えてください。

製造業の機械設計エンジニアとして工場の不良率低減業務に携わる中で、データ分析に興味を持ちました。不良製品を調査し、対策を工程にフィードバックしていたのですが、原因として考えられる項目は何百とあるので、それを人力で精査して解析するのは非常に時間を要しました。

その時、データを活用して人が確認する作業を簡略化できれば、もっと効率良く業務が進められるのではと考えたんです。その時、私は機械学習の知識を全く持っておらず、社内にもデータ分析が行える人材がいなかったため、自分がそれを実現できる人材になりたいと思うようになりました。

ーー最初のキャリアカウンセリングでは、現職の将来性の不安もお話ししてくれましたね。

この先何十年も働いていく中で、今でさえ年々新しい知識を学ぶ機会が減っており、機械設計のスキルだけで自分の技術者としての価値を狭めていいのか、生き残っていけるのかと不安を感じていました。そうした将来の不安や現場で感じたデータ分析の必要性から、キャリアアップのためにスクールで学ぶことを決意しました。

学び放題で様々な講座を受講。G検定にも挑戦

ーーAidemy Premiumを選んだ理由を教えてください。

2、3社ほどスクールを検討しましたが、Aidemy Premiumの内容が1番充実していると感じました。私はデータ分析講座を最初に受講しましたが、受講期間内であればデータ分析以外にも、AIアプリ開発講座や自然言語処理講座など、自分の興味のある分野を学び放題で受講できることが魅力的でした。他にも気軽にチューターに質問できる点や、受講後最大70%の補助が受けられる専門実践教育訓練給付金を活用できる点も、Aidemy Premiumに決めたポイントになりました。

ーーSさんはデータ分析講座の3ヶ月プランを選ばれましたが、1ヶ月ほどでカリキュラムを一通り終えられていたのが印象的でした。

平日は2〜3時間、休日は6時間くらい勉強していました。

1回で全てを完璧にしようとは最初から考えておらず、7割ぐらい理解したら次に進み、わからないところはチューターに質問する…といったプロセスを繰り返しました。この方法で順調に進み、楽しみながら学び続けることができました。

ーーデータ分析講座を一周した後はどのように学習していましたか。

データ分析講座の復習をはじめ、実践データサイエンス講座の「データサイエンス100本ノック」や、 AI アプリ講座など興味のある分野を学習していました。また転職支援の一環として特待生制度にも招待いただいたので、SQLも学びました。G検定にも挑戦し、無事合格できました。

ーーG検定はなぜ受験されたのでしょうか。

未経験からの転職のため、AIやディープラーニングの概要を理解していることを明示できる資格はあった方がいいかなと考えて受験しました。
資格保持が内定に直結したというより、勉強して一つの成果を出した証明として、選考での評価につながったのではないかと思います。

データサイエンティストへの転職は目的ではなく夢を叶える手段

ーー就職活動の軸を教えてください。

「AIの力で業務効率化や生産性向上を促進し、日本の企業や製造業を強くしていきたい」と常に思っていました。データサイエンティストになることは目的ではなく、あくまで自分のやり遂げたいことを実現する1つの職種でした。

ーー転職活動では全部で何社に応募しましたか。

約15社に応募し、1社からデータアナリスト職、さらにもう1社から製造業に特化したデータサイエンティスト職の内定をいただきました。
製造業に関わりたいと考えていたため、後者の企業に転職を決意しました。

経験を活かして同業界の異職種へ

ーーデータ分析講座でも製造現場での経験を活かした成果物を作成していましたね。内定先企業はどのように見つけましたか。

「製造業」と「AI」のキーワードで求人検索をし、企業に直接応募しました。
自分のやりたいことはもちろん、機械設計エンジニアとして培ってきた強みが企業側が求めているものと上手く合致しましたね。
業務内容だけではなく、未経験としてはかなり良い条件を提示していただけたので、転職が成功して良かったです。

ーーAidemy Premiumのキャリアサポートはいかがでしたか。

面接では、業界や職種、企業への志望理由をいかに適切に言語化できるかが重要だと思います。キャリアサポートでは自分の考えを言語化するためのサポートをしていただき、非常に役立ちました。例えば特にキャリアアドバイザーから箇条書きで質問をもらい、それに対して一つ一つ自分の意見を整理して文章で書いてみる作業は、自分の考えを言語化する助けとなり、面接に備えることができました。

日本の製造業を支えるデータサイエンティストを目指して

ーー将来のビジョンを教えてください。

日本の製造業を強くするためにデータサイエンスの力で貢献したいと考えています。
内定先の職種は「製造業系データサイエンティスト」になりますが、業務内容は幅広く、エンジニア的な仕事からクライアントの課題を解決するためのコンサル的な部分まで担う予定です。

まずはエンジニアとしてのスキルをしっかりと身につけて、その上でコンサル能力やクライアントへの対応力も身につけていきたいと考えています。

ーー最後にSさんと同じように今のお仕事に課題を感じて、データ分析を学んでみようかなと迷われている方に、コメントをお願いします。

今の時代、どの業界でもデータサイエンスは必要とされているのではないかと思います。個人が新しいスキルで課題を解決し、自分自身も成長できる分野であると思うので、少しでも学びたいと思ったのなら、まずは挑戦してみることが大切ではないでしょうか。転職も、軸をしっかり持ち、それが企業の求めている部分と合致すれば、未経験でも転職は可能だと思うので、最後まで諦めなければきっと大丈夫です!