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経験を活かしたキャリアチェンジ!30代からのIT業界への挑戦

今回はIT業界未経験から、事務職でのキャリアを活かしITサポート職に転職されたM.Tさんにお話を伺いました。

M.Tさん プロフィール
新卒で食品の卸売会社に事務職として入社。その後別会社に転職し、事務職として働く傍らAidemy Premiumでデータ分析講座を受講し、ITサポート職として転職成功。

「これからの時代を生き抜く技術を得たい!」

ーーこの度は内定おめでとうございます!未経験のIT業界への転職を考えたきっかけは何ですか。

きっかけは前職でDX推進プロジェクトに参加したことです。プロジェクトで社内のインフラエンジニアと一緒に仕事をしていて、今後ITや専門技術を持つ人は重宝されることを肌で感じました。そこで私もIT技術を身につけたいと思い、IT業界へのキャリアチェンジを志すようになりました。そこでインターネット等で情報収集し、Aidemy PremiumでPythonを学びたいと思い、受講することにしました。

ーー数あるスクールの中でAidemy Premiumに決めた理由を教えてください。

興味がある分野を好きなだけ受講できる受け放題というシステムに魅力を感じました。
受講期間中にデータ分析講座の修了後、Pythonからエクセルのデータに変換するコースや、G検定の対策を学びました。G検定は去年の11月に受験し、合格しました!

ーーG検定合格おめでとうございます!G検定はなぜ受けたのですか。

AIや機械学習に関わる仕事を希望するにあたり、能力の証明ができる資格を取得したいと思ったからです。

G検定対策をする中で、より機械学習やデータ分析について体系的に理解することができました。データ分析講座でも非常にわかりやすく学べたのですが、改めて試験対策をすることで理解が深まったように思います。試験対策の学習では、G検定対策講座とデータ分析講座が役に立ちました。

ーープログラミングは未経験とのことでしたが、受講前に不安はありましたか?

はい、全くの未経験だったので、正直プログラミング学習が自分に向いているのか不安でした。そのため、まずは実際に手を動かしてみようと思い、Aidemy FreeやProgate、PyQなどのプログラミング学習サイトを利用しました。

Aidemy Freeでは、「はじめてのPython」や「Python基礎」、「機械学習概論」などAidemy Premiumのカリキュラムの一部を無料で受けられるため、申込をする前に受講しました。事前に学習の進め方や教材がどのように見れるのかを理解でき、内容も非常に面白そうだと思えたので「自分に合っている学習方法だ」と思って受講を決意できました。

ーー受講してみて難しいと感じることはありましたか。

講座の前半から大変だなと思いました。NumPyやPandas、MatplotlibといったPythonのライブラリを学ぶ時に、初めて見る専門用語がたくさんあったので覚えるのが大変でした。「フレームワークってなんだろう」など、教材だけでは理解が難しかった時には、とにかく調べていました。プログラミングを学ぶ時には自分で考え、調べる工程が重要だと思っていたので、自分で調べて理解したものを、パソコンのメモ帳を使って自分専用の辞書を作りました。

そのメモをデスクトップの端に表示させながらAidemy Premiumを受講し、説明なども書き足していくことで理解しやすくなりました。

ーープログラミング未経験でAidemy Premiumを受講するか迷っている方におすすめのポイントはありますか?

プログラミングスクールだと目的別にカリキュラムがあり、基礎から順に学ぶことができるので、同じような悩みがある方はプログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。

その中でも、Aidemy Premiumは受け放題のシステムもあるので、これから受講する方や受講中の方には申込した講座以外も受けていただきたいですね!

ーー仕事と学習と転職活動を並行する中で、学習時間はどう捻出しましたか。

平日は忙しいので、休日は学習に専念するようにしていました。
チューターにも「少しでもいいから毎日学習を続けることが大切」というアドバイスを頂いていたので、通勤時の電車内で、スマートフォンを使って土日に学んだ内容を少しずつ復習するなどすきま時間を活用することも意識していました。

学習カウンセリングを「現役エンジニアへの転職相談」の場として利用

ーーオンラインカウンセリングはどのように使いましたか。

主に転職に関する相談をしていました。例えば「データサイエンティストを目指す場合にはどの講座を重点的に勉強すべきか」や「転職活動に関するアドバイス」などを聞きました。チューターは機械学習エンジニアやデータサイエンティストなど実務経験を持っている方なので、毎回カウンセリング相手を自分で選ぶことができ、色んな方のお話を聞くことができました。

ーー確かにエンジニアに直接転職相談できる機会はなかなかないですよね。転職活動時に役立ったアドバイスはありますか。

いきなりエンジニアやデータサイエンティストを目指すのではなく、「まずはIT業界で働いた経験をつくることが大切だ」というアドバイスが役に立ちました。

私の場合はテクニカルサポートやIT事務など、今までの事務職の経験も活かせそうな職種に転職し、将来的にエンジニアなどを目指すというキャリアプランが合っていると感じました。

実際に求人を見ると、何かしらのエンジニア経験があれば必須要件を満たすことができる求人が多いことがわかりました。30代からエンジニアを目指すにあたり、次の転職に繋がる、先を見据えたアドバイスを頂き、非常に参考になりました。

また選考や入社後のイメージを深められるよう、チューターが経験した選考のエピソードや、実際に働いていて感じていることも質問をすると快く答えてくれました。

生の声を聞けて本当に参考になりました。

事務職×ITでこれまでのキャリアを活かした転職を

ーー今回の転職活動の流れを教えてください。

転職活動開始から、内定までは約4~5ヶ月間でした。そのうち、実際に求人に応募したのは最後の1ヶ月です。

応募する前は、Aidemy Premiumの転職サポートに申込み、キャリアアドバイザーに転職エージェントを紹介してもらいました。その後エージェントの担当の方と面談し、履歴書の添削等のアドバイスをもらったり、求人を紹介してもらい選考に進みました。また同時に転職サイトを使って自分でも求人を探すなど、情報収集に時間を割くことが多かったです。

ーー選考期間が1ヶ月と短期間で決まったポイントは何ですか?

今振り返ってみると、事前準備がポイントだったと思います。特に転職の方向性を固めることですね。色々な方からのアドバイスをもとに、「事務職としてのキャリアを活かせて、将来的にエンジニアを目指せる経験をする」と方向性を定め、IT業界のサポート事務やテクニカルサポート、カスタマーサポートに絞って選考を受けました。

方向性が決まっていたので、チューターやエージェントの担当者から具体的なアドバイスをもらえて、面接の対策や書類作成、求人チェックに時間をかけられました。

ーー何社に応募しましたか。

実際に応募したのは合計15社です。データサイエンティストや機械学習エンジニアの求人が5社、ITサポート事務の求人が10社です。

機械学習関係の求人は、正直腕試しの応募でしたが、改めて自身の転職の方針を確認できました。その後ITサポート事務職の求人に応募し、半分以上書類選考を通過しました。結果、内定を2社から頂き、そのうちの1社に入社することにしました。

ーー面接では何を聞かれましたか。

志望理由や転職の動機を深く質問されました。IT業界は未経験なので、「どうしてIT業界に?」という質問から、さらに深堀りされることが多かったです。
面接対策では、想定質問に対する自分なりの回答を作成し、声に出して何度も練習しました。そのおかげで、伝えたいことを伝えられたと思います。

30代、未経験からのキャリアは「できること」の延長線で考える

ーー今回の転職活動を振り返ってみていかがでしたか。

自分の経験を活かし、IT業界への転職が決まったことはとても良かったと思います。事前に情報収集や方向性を決められたので、選考時も今後のキャリアビジョンをうまく伝えられたと思います。今回の転職でIT業界での経験を培って、今後エンジニアとしてのキャリアも目指していきたいと思います。

ーー30代からIT業界へ転職を志す方へのアドバイスをお願いします。

最初からエンジニアを目指すのではなく、その前段階の「IT業界を経験する」ことを選択肢にいれることを考えてみることをおすすめします。
30代以降は即戦力が求められる傾向があるので、同業界の経験や業務に似た経験を持つ方が評価されやすい傾向にあると思います。なので段階を踏んで、理想のキャリアを目指すことも一つの手段だと思います。私と同じようなキャリアを歩んできた方でエンジニアを目指す方に私の経験が参考になると嬉しいです。