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読書感想

写メは黒猫ぱん、肉球ぱん、茶師和光茶アイス。

本を一冊読み終えた。

汝、 星のごとく。

多くの荷物を抱えて生きている島の男子と女子。

物語の主役はこのふたり。

不器用で真面目すぎて、優しすぎるこの二人が、必死に生きて、不器用ながらも愛し合う物語。

衝撃の最後に息を呑み、涙が止まらなくなる。
😢

読んだあとはもっと一週間に生きよう!と、力を貰える。

いい作品だ。

瀬戸内の海が観たくなる。

檸檬ケエキやびいず刺繍、工芸茶など、素敵な小物や食べ物が登場する。

生きてゆく難しさ、家族との悩み、自立してゆくために血の滲む努力をするくだり、お互いに魂から素直に愛し合っているのに、伝えあうことが出来ないもどかしさ、真摯に生きているからこその悩みと悶絶、意地の張り合い。

静かで
激しくて
限り無く優しくて悲しい愛の物語。

わたしは作中に登場する白衣の先生と  尚人くんがたまらなく好き。

ふたりともとても優しいから。

そして悲しくて強い。

こんなひとたちを書き分けるゆう先生は一体どんな人生を歩んできたひとなのだろうか。

他の作品も読みたくなりました。

読んでよかった。😌

痛みの深い物語ほど、押し寄せる感動はとても強い。

さざ波のような感動を揺れ動くこころの淵で聴いている。
今日も小説に感謝。😌

じゅね。

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