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旅立ち。

きょう、友が旅立ちました。

真新しい喪服に袖を通すとき、悲しみと出発を思いました。

ともは精一杯いき、いつも誰かのために、ひとのために全力で働き、愛する素敵なひとでした。

ひとの事を優先し、自分のことを後回しにし、気づけば、厳しい闘病生活をしていた。

そんな苦しみと痛みの中でさえ、彼女はまわりのひとを励まし、愛し、心配し、尽くし、持ち前の明るさと勇気で立ち向かい、努力を続け、ありがとうとごめんねを繰り返し、五ヶ月後の3月24日、努力の甲斐なく、短い一生を閉じた。

号泣する参列者と、静かに涙を流し続ける喪主の姿をみて、たまらなくなった。

気がつけば私もないていて嗚咽が止まらなかった。

どんなに泣いても個人は戻らない。

うつくしく、化粧された艶やかな頬に触れたときの氷のような冷たさに、ああ、このこは本当に逝ったんだな。と実感した。

こんなにうつくしく、今にも起き出しそうなのに、もう彼女は起き上がることはない。

わたしは言葉を失った。

わたしより若いこの子の魂がどうか神様に愛され、よりしあわせな輪廻転生の輪のなかで、次世はしあわせに健康で長生きできますように。
と、願わずにはいられない。

遺されたひとたちの悲しみが一日も早く薄れ、美しい思い出に変わりますように。😊

式場においてあった思い出アルバムに、故人と一緒に写っている私の写真をのせてくれていた。

彼女の思い出の一部になれたこと。嬉しくおもいます。😌

写真集をめくると彼女がどれだけおおくのひとに愛されていたかがよくわかります。

このこはこんなにもおおくのひとをしあわせにしていたのか。

神様までも彼女を愛しくおもい、早く召したのだろう。

どうか天国でしあわせに過ごしていますように。

最後のお見送りをさせてくださった、彼女の友達、まりあままに感謝します。

じゅね。

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