原田マハさん。

～本日は、お日柄もよく～を読みました。

マハさん、はじめてです。

院内で買いました。(^-^ゞ たまたま、なんとなくの出会いでしたが、感動しすぎて涙が止まらず(・・;)

ぱっとしない、地味なＯＬが幼馴染みのあつしくんの結婚式で、来賓の鈴木社長のあまりにも退屈眠いスピーチに晴れ着でス～プ皿に顔を突っ込んだ人生最悪のアクシデントから始まります。(^-^ゞ

最悪なそのひ、宴もたけなわの披露宴会場で偶然耳にした神てき感動のスピーチ。

久美さんという素敵な女性のスピーチに惚れ込み、あつしくんに頼み込み訪問。

久美さんは言葉のプロフェッショナル。

誰もあったことのないという都市伝説のひと。

冴えないＯＬのこと葉は久美さんに誘われて久遠久美事務所を研修を兼ねて手伝うことに(^-^ゞ

やがてあつしくんは偉大な代議士だった亡き父をの遺志を継ぐため立候補することに。

あつしくんの演説スピーチをスピーチライターとして書くことに。

紆余曲折をへて～幼馴染みのあつしくんへの失恋、言葉のプロフェッショナルを本気で目指しお気軽ＯＬだった老舗御菓子会社を辞めて挑んだ選挙の苦戦、協力なライバルワダカマとの闘いと密かに芽生え始めた恋心、などなど～

さまざまな問題を抱え成長してゆくこと葉。ひどく落ち込んだときに師匠久美さんからの言葉～困難に向かい合ったとき、もうだめだ。と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙が止まっている。２４時間後の君、涙は乾いている。 二日後の君、顔をあげている。 三日後の君、歩きだしている。
どうだい？そんなに難しいことじゃないだろう？だって人間はそういう風にできているんだ。 とまらない涙はない。渇かない涙もない。 顔は下ばかりむいているわけにもいかない。あるきだすだめに足があるんだよ。 君のお父さんとおかあさんが君に与えてくれた体を、大切に使いなさい。そしてこころは君自信が育てていくんだ。おおらかにあたたかく正義感に満ちた心に育ててやりなさい。そして、成長してほしい。 ～

感動的な言葉によってこと葉は成長してゆく。まっすぐに。 (^-^ゞ

作中なんども出てくる、～いますぐ、まっすぐに！～

～チェンジはチャンスにかわる！～のフレ～ズ たちは、大好きな青山美智子さんの書かれた鎌倉うずまき案内書に出てくるしあわせを運ぶキ～ワ～ド。ナイス！うずまき！を思い出させる。
ひとをしあわせにする言葉の力にきずかされる素敵な二冊だな。 (^-^ゞ
こと葉は無事に選挙の任務を果たし、久美さんはオバマ選挙を応援するためにアメリカに渡ってしまう。残された久美さんの事務所を久美こと葉事務所として、こと葉が引き継ぐ。顧客は久美さんから引き継いだVIPの皆さんなど。ラストはこと葉と最強のライバル カリスマコピーライタ～の ワダカマとこと葉の披露宴。

あのス～プ皿に顔を突っ込んだ最悪にして最高の思い出 の同じホテルでの、今度はこと葉自信の挙式だ。 (^-^ゞ

そこであつしくんから祝辞を貰うはずだったその瞬間、あの美しく燐とした懐かしい声が(^-^ゞ

アメリカから駆けつた久美さんからの短くも最高の夢のスピーチを聴かせてもらえたのだ。(^-^ゞ

驚きと感動のこの一冊からたくさんの事を学んだ。

世界の要人たちのスピーチの裏側。

日本の選挙の仕組みと裏側。 策略と策士。

日本を代表する高名な俳句名人のこと葉のおばあちゃま。～はじめから最後まであたたかく厳しく深くかっこよく威厳と思いやりたっぷりにこと葉を支援しつづけるたよりがいのある助っ人～

友人、上司、来賓、幼馴染み、その妻 、伝説のスピーチライター、家族、ライバル、幼馴染みを出馬に導いて行く国民のための国民による政治を目指す次期総理を狙う党首。
有名牛丼チ～ェンの社長。老舗御菓子会社社長、同僚たち。

ヒロインを支える魅力的な登場人物たちに守られて、この物語は人生の素晴らしさ、ありがたさ、喜びを高らかにみせてくれるのだ！

このような時期だからこそ、この物語を書いて下さったマハさんに感謝するし、この本を多くの方に手にとっていただきたいなと思います。 (^-^ゞ

この感動をひきずったまま、きょうからは、マハさんの～楽園のキャンパス～を読みはじめます。

二つの大学をでて、美術館のキュレ～タ～を していた多彩なマハさんの書くものの中でも、もっともマハさんらしい、美術知識が炸裂する美術館ミステリーです。 (^-^ゞ

きょうもしあわせを運んでくれるよい本と過ごせてハッピーな私です。(^-^ゞ

相田@昨日の日蝕素晴らしかった。 (^-^ゞ